兄に魔界から追い出されたら祓魔師に食われた

紫鶴

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「あ、ひっ!!」
「あ~~~、うっす! なにこれ悪魔ってこんなに腰細いの? 掴みやすくていいじゃん最高」
「ひ、ぃ、う、うっ!!」

がつんがつんっと生まれてこの方入ったことのないような場所に男の性器が無遠慮に入る。
なんだこれ。なに、え?

先ほどの前戯れとは段違いに熱くて大きいそれが内側をさする。俺の中が悦んでそれに吸い付いて、蠢いた。
これが、人間の本気交尾!!
兄の、快楽に弱いからやめておけという忠告の意味がわかった。

これは、簡単に堕ちる。

「あ、う、や、やめ……っ!」

どうにか拾い集めた理性で目の前の獣のように俺を蹂躙する男に懇願する。すると、彼は不愉快そうに顔をしかめた。

「あ~? 頼み方ってのがあんだろ!」
「ひっ! ご、ごえんなさ……っ! お、ぐっ!」

がんっと一気に奥に入り込んだ。そしてしつこく腰を動かされてそこを責め立てられる。ひっと引きつった声が漏れてあまりの衝撃にジタバタと逃げるように足を動かした。

「お、おぐ、おぅや、んあああっ!!」
「あは、はははっ! あ~、可愛い」

頭でも狂ってんのかこの祓魔師!!
悪魔だからって何でもしていいと思ってるの!?この人でなしぃ!!

そんな事が頭をよぎるが内臓をかき乱すような衝撃と共にびしゃっと情けなく精液を吐き出す。はじめはどろどろで色濃かったそれも今では透明に近い薄い色をしていて、それを見た男がまたしても楽しそうに口角をつり上げた。

な、なにこれ、頭がおかしくなる。
これが交尾なの?人間との?良いものって言ってたけど、これが?

「気持ちいいねえ? こんないっぱい出して」
「う、ぅ……?」

気持ちいい?この感覚が?
ずんっと腹の底から響くような重い衝撃と共に息が詰まる。それを逃がそうとしてすがりつくように男に抱きつくとがぶっと肩口をかじられた。

「ひ、た、たべちゃ、やぁっ!!」
「は~~~? 言葉のセンスかわいすぎか~~~?」
「う、あ、イ、や、つの、ん、んん~~~っ!」

びくびくと体を震わせてこの抑えきれない快感を吐露すると同時に角を舐められた。
いやだ、いやだ。こんな時にやめて!
そう思って泣きながら訴えると、彼はとても恐ろしい表情を浮かべていた。

「は? おい、イく時はちゃんと言えって言っただろうが!!」
「う、あ、あっ、ご、ごめ、な、しゃっ!」

言われたことをできなかったら自分で性器をさすって、機嫌を損ねる前に言わないといけない。震えて、うまく力が入らない両手で自分の性器を包み込んで上下に動かし、先を指の腹でさする。

「あ、あ、う、い、イきます。イ、ク―――!」

びしゃっと精液をまき散らして、ぐずぐず泣きながら許しを請うために男を見る。男はちゅっと俺の肌に唇を寄せて吸い上げた。これがこいつなりのよくできましたである。

はっはっと情けなく呼吸を乱しながらぎゅうっと目の前の男にすがりつくしかない俺。
もうやめてほしい。これ以上はどうにかなってしまいそうだ。
そんな俺を知ってか知らずか、男は笑いながらも腰を動かす。

「気持ちいい、気持ちいでしょ? ほら言って」
「ぁ……っ!」
「きもちいい、ほら、言って? 言えよ早く!!」
「ひっ!! い、い……きもち、い……ひ、あっ!!」

ぐちゃぐちゃっと俺の性器を無遠慮に扱いた。
俺はこの初めての快楽を暴力的にぶつけられながらこの祓魔師に全てを暴かれた。

***
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