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20. 二夜、自慰を憶えるべし①※
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さて、今夜はニ夜目、担当者は黒騎士騎士団長のジョシュア団長です。張り切っていきましょう!
見学はご自由にできますが、年齢確認は必須です。そして今日はかなり長め。よろしくお願い致します。
*****************************
「リリアーナ様、「ジョシュア様、先日は本当に申し訳ありませんでした」」
ジョシュアが入室して、リリアーナは直ぐに席を立った。先日、彼がセシルと一緒にガゼボにいる所に遭遇し、呆然と立ち尽くしていた彼に強く当たってしまったのだ。
「いや、大丈夫っす、から。頭をあげてください······ッ、、」
『慣らし五夜』用のローブは薄く直ぐに前が緩く出来ているため簡単に開きやすい。昨日も着ていた筈なのだが、リリアーナはそれを忘れていたらしい。
深くお辞儀をしたため美しい胸が零れ落ち、ジョシュアは堪らず目をそらす。
「────っ、お目汚しを! も、申し訳、ございません······!」
リリアーナは露わになった胸を慌ててローブの中にしまうと前をしっかり閉じて手で抑えた。
「いや、リリアーナ様のおかげでセシル嬢もセドリックさんと結ばれたみたいっすし」
ははは、とジョシュアは頬を緩め相好を崩した。
その人柄の良さそうな見た目もあってリリアーナは彼とすぐに打ち解ける。
「ジョシュア様も、御婚約が決まったとか?」
「ええ、まあ。でも自分はまだ貴族位を頂戴する事から始めないと······、」
「まあ! それは楽しみですね。そんなお忙しい中、ありがとうございます。 本日はよろしくお願い致しますね。私のことはリリアと、お呼びください。」
リリアーナにとってこれが“二夜目”とはいえ、緊張しているはず。しかし、それを感じさせず、気丈に振る舞って流れを作ろうとしている所はやはり貴族だな、とジョシュアは感心した。
「じゃあ、リリアちゃんでもいいっすか? あんま呼び捨ては、慣れなくて。 自分のことは、ジョシュと呼んでください。······それから、気づいてるとは思いますけど、敬語とかは苦手で」
「気に致しませんので、お構いなく」
にっこりと微笑んだリリアーナを見て、ジョシュアは頷いた。そして彼の雰囲気が男のそれに変わり、リリアーナは息をのむ。
騎士団団長と陛下の婚約者という立場がなくなると、彼はこんなにも大きく男前な存在なのか、とリリアーナはその変化に驚嘆した。
「うん、じゃあ。リリアちゃん、とりあえず、此処にきてくれる? 俺の上に座って?」
リリアーナは椅子に腰かけたジョシュアの所まで歩いて、立ち止まった。
「し、しつれい、致しますっ······、」
ぽんぽんっと膝を叩いた彼を見て、彼の太ももの上に腰を下ろす。体躯の良いジョシュアはやはりリリアーナより遥かに大きく、包み込まれるような安心感がある。きっと優しく穏やかな彼の性格も相まっているのだろう。
こんな彼が魔法を除いた戦闘では国では陛下を除き一番強いなど信じられない、とリリアーナは鏡越しに思った。
──────そう、鏡越しに。
椅子はリリアーナの背丈よりも遥かに大きい鏡と向かい合せで配置されていたのだ。
それを理解し、若干緊張の色を滲ませたリリアーナの髪を優しく撫でながらジョシュアは口を開いた。
「リリアちゃん。周りは分からないけど、とりあえず俺はね、女性にはその人それぞれの美しさがあると思うんだ。
自分の美しさを見て、知って、認めて、それで初めて自慰で感じられると思うんだよ」
なるほど、とリリアーナはこくりと首を振る。
「ほら、見て。この白銀の髪も綺麗だ。その薄い紫の瞳も。この唇だって、」
ジョシュアのごつごつとした指が唇に触れてリリアーナは目を逸らす。彼のその赤に近い緋色の瞳は情熱的に揺らめき、鏡越しに自分を射抜く眼差しはあまりにも真っすぐだったから······。
「大丈夫、恥ずかしがらないで。リリアちゃん自身を見て。そういえば、自慰の意味は分かるんだよね?」
「えぇ、と。自分で慰める事、とは座学では習っているのですが······」
「そう、そのままの意味。昨日はヴァルツナー公爵から快感については教えてもらったんだよね? それを自分でいつでも、得られるんだ、」
「じ、自分で······ですか?」
うん。と頷いたジョシュアは言葉を続けた。
「じゃあ、俺と一緒に胸を触ってみようか?」
ジョシュアは徐ろにリリアーナの手を取ると、その手を重ねて彼女のローブの中へと導いた。そしてリリアーナは彼の手に促されるままに自分の胸を揉んでいく。
「っ、はぅ······、」
リリアーナの顔が情欲を孕んだ一瞬を見逃がさず、ジョシュアはローブの胸元を緩めた。美しい双丘が零れ落ちて、ひんやりとした部屋の外気に醸される。
それらを手で優しく掬い取り、頂点で主張を始めた二つの乳首を弄ぶように乳輪を指でくるくるとなぞった。
動かす指がたまに触れて齎されるその快感に、それらは芯を持ち突起となる。
ジョシュアに導かれているとはいえ、自分の指で与えられるその痺れるような刺激にリリアーナは赤面した。
「ほら、顔逸らさないで。俯かない、」
ジョシュアは片手で彼女の顎を優しく支えると鏡を向かせる。自らの手で胸を揉みしだきながら、その快感を受け入れている自分が否応なしに視界へと映り込んだ。
「っは、ぁ、恥ずかしい、です········」
「大丈夫。すぐに慣れるし、分からなくなるよ。」
そして彼は手を一旦胸から離すと、リリアーナの手を重ねたまま、今度はローブの裾を開きながら恥部へと誘った。
見学はご自由にできますが、年齢確認は必須です。そして今日はかなり長め。よろしくお願い致します。
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「リリアーナ様、「ジョシュア様、先日は本当に申し訳ありませんでした」」
ジョシュアが入室して、リリアーナは直ぐに席を立った。先日、彼がセシルと一緒にガゼボにいる所に遭遇し、呆然と立ち尽くしていた彼に強く当たってしまったのだ。
「いや、大丈夫っす、から。頭をあげてください······ッ、、」
『慣らし五夜』用のローブは薄く直ぐに前が緩く出来ているため簡単に開きやすい。昨日も着ていた筈なのだが、リリアーナはそれを忘れていたらしい。
深くお辞儀をしたため美しい胸が零れ落ち、ジョシュアは堪らず目をそらす。
「────っ、お目汚しを! も、申し訳、ございません······!」
リリアーナは露わになった胸を慌ててローブの中にしまうと前をしっかり閉じて手で抑えた。
「いや、リリアーナ様のおかげでセシル嬢もセドリックさんと結ばれたみたいっすし」
ははは、とジョシュアは頬を緩め相好を崩した。
その人柄の良さそうな見た目もあってリリアーナは彼とすぐに打ち解ける。
「ジョシュア様も、御婚約が決まったとか?」
「ええ、まあ。でも自分はまだ貴族位を頂戴する事から始めないと······、」
「まあ! それは楽しみですね。そんなお忙しい中、ありがとうございます。 本日はよろしくお願い致しますね。私のことはリリアと、お呼びください。」
リリアーナにとってこれが“二夜目”とはいえ、緊張しているはず。しかし、それを感じさせず、気丈に振る舞って流れを作ろうとしている所はやはり貴族だな、とジョシュアは感心した。
「じゃあ、リリアちゃんでもいいっすか? あんま呼び捨ては、慣れなくて。 自分のことは、ジョシュと呼んでください。······それから、気づいてるとは思いますけど、敬語とかは苦手で」
「気に致しませんので、お構いなく」
にっこりと微笑んだリリアーナを見て、ジョシュアは頷いた。そして彼の雰囲気が男のそれに変わり、リリアーナは息をのむ。
騎士団団長と陛下の婚約者という立場がなくなると、彼はこんなにも大きく男前な存在なのか、とリリアーナはその変化に驚嘆した。
「うん、じゃあ。リリアちゃん、とりあえず、此処にきてくれる? 俺の上に座って?」
リリアーナは椅子に腰かけたジョシュアの所まで歩いて、立ち止まった。
「し、しつれい、致しますっ······、」
ぽんぽんっと膝を叩いた彼を見て、彼の太ももの上に腰を下ろす。体躯の良いジョシュアはやはりリリアーナより遥かに大きく、包み込まれるような安心感がある。きっと優しく穏やかな彼の性格も相まっているのだろう。
こんな彼が魔法を除いた戦闘では国では陛下を除き一番強いなど信じられない、とリリアーナは鏡越しに思った。
──────そう、鏡越しに。
椅子はリリアーナの背丈よりも遥かに大きい鏡と向かい合せで配置されていたのだ。
それを理解し、若干緊張の色を滲ませたリリアーナの髪を優しく撫でながらジョシュアは口を開いた。
「リリアちゃん。周りは分からないけど、とりあえず俺はね、女性にはその人それぞれの美しさがあると思うんだ。
自分の美しさを見て、知って、認めて、それで初めて自慰で感じられると思うんだよ」
なるほど、とリリアーナはこくりと首を振る。
「ほら、見て。この白銀の髪も綺麗だ。その薄い紫の瞳も。この唇だって、」
ジョシュアのごつごつとした指が唇に触れてリリアーナは目を逸らす。彼のその赤に近い緋色の瞳は情熱的に揺らめき、鏡越しに自分を射抜く眼差しはあまりにも真っすぐだったから······。
「大丈夫、恥ずかしがらないで。リリアちゃん自身を見て。そういえば、自慰の意味は分かるんだよね?」
「えぇ、と。自分で慰める事、とは座学では習っているのですが······」
「そう、そのままの意味。昨日はヴァルツナー公爵から快感については教えてもらったんだよね? それを自分でいつでも、得られるんだ、」
「じ、自分で······ですか?」
うん。と頷いたジョシュアは言葉を続けた。
「じゃあ、俺と一緒に胸を触ってみようか?」
ジョシュアは徐ろにリリアーナの手を取ると、その手を重ねて彼女のローブの中へと導いた。そしてリリアーナは彼の手に促されるままに自分の胸を揉んでいく。
「っ、はぅ······、」
リリアーナの顔が情欲を孕んだ一瞬を見逃がさず、ジョシュアはローブの胸元を緩めた。美しい双丘が零れ落ちて、ひんやりとした部屋の外気に醸される。
それらを手で優しく掬い取り、頂点で主張を始めた二つの乳首を弄ぶように乳輪を指でくるくるとなぞった。
動かす指がたまに触れて齎されるその快感に、それらは芯を持ち突起となる。
ジョシュアに導かれているとはいえ、自分の指で与えられるその痺れるような刺激にリリアーナは赤面した。
「ほら、顔逸らさないで。俯かない、」
ジョシュアは片手で彼女の顎を優しく支えると鏡を向かせる。自らの手で胸を揉みしだきながら、その快感を受け入れている自分が否応なしに視界へと映り込んだ。
「っは、ぁ、恥ずかしい、です········」
「大丈夫。すぐに慣れるし、分からなくなるよ。」
そして彼は手を一旦胸から離すと、リリアーナの手を重ねたまま、今度はローブの裾を開きながら恥部へと誘った。
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