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魔王様の襲撃と言う名の奇襲。もしくは追いかけっこ。
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ぽくぽくぽく…チーン。
「はぁああああああ…。」
何か考え事をしているなぁ、と思っていたら何かひらめいた!と思ったらうな垂れた。
ミンクの新しい主人である結子のここ最近の挙動不審な行動の一つである。
ちなみにぽくぽく(以下略
は一休○んが考えて答えをひらめいた時、確かこんなだったなぁと思い出して書いてみたけれど
深い意味はない。
結子はここのところ気になることでもあるのか上の空と言うか、心ここにあらずと言うか
気もそぞろと言うか、つまり注意散漫で何かを考えたと思えば難しい顔をして
それから唸って最後には放棄したのかうな垂れるを繰り返す。
その様子は傍目に見る分だけでは面白いが、主人に心が晴れないことがあればそっと手助けする立場のミンクは気が気でない。
何か頼ってくだされるならいいのだけれど、それもなく。
ああして空を眺めていたと思ったらため息を吐いて、一人思いつめているからミンクも手の出しようがなく困っている。
こんな時、そう思ってミンクが考えてしまうのは結子を構っているのが好きなルイ様のことだが
そのルイ様も今は多忙でここへの訪れは殆どない。
しかし多忙なのも悪いことではない。
偏にルイ様やいまや城中が騒がしく、人の動きが多いのは結子様のおかげである。
この国にとって吉兆となるご神木様に回復の兆しが見えたのである。
それは神木を守る神官長からもじきじきにお触れがあった。
結子様が訪れた際に新しき芽が芽吹かれたと。
それはこの国中の誰しもが待っていた朗報。結子様に来ていただいた理由であり
結子様が訪れて間もないと言うのに結果を出されたと言う証だった。
結子様が真の神木の癒し手である聖女であると言う証明でもあった。
それが示されてミンクも同じ侍女仲間に鼻が高々なのだが…。
『そのご本人が…』
様子がおかしいのである。気をもむな、と言うほうが無理で、主人の百面そうする姿に
ミンクもつられて落ち着かない。
ご神木にいい兆しがあったことは喜ばしいことなのに
その際に、何か不吉なことでも?不安も募る。
しかしお祝いムード漂う場内で杞憂だけで水をさすようなことを言うのもはばかられる。
誰にも相談できないまま、ミンクはため息をついてうなだれる主人の背を見ていた。
「ああ、もう、どうしてそうなる…。なんなの一体…」
当の本人の結子は妄想の中で頭を掻き毟っていた。
あいつはどういうつもり…って遊んでいるんだよね…。
あの日、あの時から始まったゲームのようなお遊びにつき合わされている。
それに結子は迷惑していた。
ぽくぽくぽく…チーン。
「はぁああああああ…。」
何か考え事をしているなぁ、と思っていたら何かひらめいた!と思ったらうな垂れた。
ミンクの新しい主人である結子のここ最近の挙動不審な行動の一つである。
ちなみにぽくぽく(以下略
は一休○んが考えて答えをひらめいた時、確かこんなだったなぁと思い出して書いてみたけれど
深い意味はない。
結子はここのところ気になることでもあるのか上の空と言うか、心ここにあらずと言うか
気もそぞろと言うか、つまり注意散漫で何かを考えたと思えば難しい顔をして
それから唸って最後には放棄したのかうな垂れるを繰り返す。
その様子は傍目に見る分だけでは面白いが、主人に心が晴れないことがあればそっと手助けする立場のミンクは気が気でない。
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こんな時、そう思ってミンクが考えてしまうのは結子を構っているのが好きなルイ様のことだが
そのルイ様も今は多忙でここへの訪れは殆どない。
しかし多忙なのも悪いことではない。
偏にルイ様やいまや城中が騒がしく、人の動きが多いのは結子様のおかげである。
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それは神木を守る神官長からもじきじきにお触れがあった。
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それはこの国中の誰しもが待っていた朗報。結子様に来ていただいた理由であり
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それが示されてミンクも同じ侍女仲間に鼻が高々なのだが…。
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