羽黒山、開山

季徒川 魚影

文字の大きさ
25 / 25

甚謝

しおりを挟む
 日本の歴史・考古学研究に携わって来られた、また現に研究活動に尽力されておられる方々に、心より敬意を表したい。
 本作の執筆に際して、福島県の川俣町教育委員会生涯学習課 管理係長(当時)、武藤こずえ氏より文化財資料のご提供をいただいた。ここで改めて、感謝申し上げる。
 また、毎回、陰ながら執筆活動を支えてくれる、妻・娘に感謝の気持ちを贈る。
 最後に、平成天皇、明仁の御代が終わる今日、平和憲法の名の下に始まり、そして平和を完遂したこの時代に、この国に生きてこられたことを、一国民として誇りに思う。
 この平成を心に刻み、古代より続いてきた日本の歴史、皇統の歴史が、令和の御代、そしてこの先もずっと続いていくことを心から願って止まない。
 この作品で、私の出羽三部作は、完結した。
 私の拙文にお付き合いいただいた読者に、心より感謝を申し上げるとともに、皆さま方のますますのご健勝、ご繁栄を心から祈る。
   平成三十一年四月三十日 鈴木 了馬


【参考文献】
・日本古典文学大系新装版「日本書紀 上」「日本書紀 下」坂本太郎〔ほか〕校注(岩波書店)
・「蜂子皇子物語」齋藤信作 著(荘内日報社)
・「出羽三山記」早坂忠雄 著(発行者:高橋金次郎)
・「秦氏の研究」大和岩雄 著(大和書房)
・「秦氏・葛城氏・蘇我氏」大和岩雄 著(東アジアの古代文化036号/大和書房)
・「秦氏とその民―渡来氏族の実像―」加藤謙吉 著(白水社)
・「山猪考―崇峻殺害の背景としての初尾ニヒナヘ」三原康之 著(専修史学 32)
・「記紀を読みなおし、地域に埋もれた歴史を掘りおこす 敗者の古代史(第16回)崇峻天皇と蜂子皇子)森 浩一 著(歴史読本 58)
・「倭国君主号の変遷に関する考察―崇峻天王仏教倭王論」 河越尚司 著(古代史の海 43)
・「能除太子―羽黒修験を開いた異貌の皇胤」(歴史読本 52)
・「小休止 会員ひろば 『崇峻紀』四年の画期―隠された法興年号」秦 政明 著(古代史の海 19)
・「弑逆された崇峻天皇と蜂子皇子の北狄行」長瀬一男 著(環太平洋文化)
・「古事記小事典―古代の真相を探る」歴史と文学の会 編(勉誠出版)
・「崇峻天皇:なぜ、即位後わずか5年3ヵ月で暗殺されたのか?」工藤 浩 著(歴史読本 58)
・「古代伝承とヤマト政権の研究」 博士論文 塚口義信 著(デジタル化出版者:国立国会図書館)
・「崇峻天皇:『臣下による王殺し』に隠れた実績」古市 晃 著(歴史読本 59)
・「崇峻天皇が蘇我馬子と対立した原因」中山 薫 著(日本歴史/日本歴史学会 編)
・「崇峻天皇と『愚管抄』の説話」尾崎 勇 著(熊本短大論集 第41巻)
・「崇峻天皇暗殺―推古天皇」小石房子 著(歴史読本 45)
・「崇峻天皇暗殺事件」豊田有恒 著(講談社文庫)
・「崇峻天皇―蘇我氏の思惑で即位した皇族の悲劇とは?」寺西貞弘 著(歴史読本 49)
・「聖徳太子伝説と用明・崇峻紀の成立過程―日本書紀箚紀・その1」森 博達 著(東アジアの古代文化 122/古代学研究所 編)
・「古代皇位継承事件ファイル(6)崇峻天皇暗殺事件」遠山美都男 著(歴史読本 56)
・「巻第二十一 用明天皇 崇峻天皇/仏教の受容から興隆への道筋と数々の暗殺物語」工藤 浩 著(歴史読本 52)
・「敏達紀末から崇峻紀初めにいたる錯簡考」森 幸一 著(専修史学 17)
・「用明・崇峻期の政治過程」岸 雅裕 著(日本史研究 148)
・「崇峻天皇弑逆劇と青年太子」豊田有恒 著(秋田書店「歴史と旅」22)
・「崇峻天皇~蘇我馬子に弑逆される」高見 茂 著(秋田書店「歴史と旅」23)
・「〈聖徳太子〉の誕生」大山誠一 著(吉川弘文館)
・「聖徳太子~斑鳩宮の争い」田村圓澄 著(中公新書)
・「聖徳太子の悲劇」豊田有恒 著(祥伝社)
・「聖徳太子はなぜ天皇になれなかったのか」遠山美都男 著(大和書房)
・「中臣氏について」前之園亮一 著(東アジアの古代文化036号/大和書房)
・「ヤタガラスの正体」関 裕二 著(廣済堂新書)
・「うめぼし博士の逆・日本史(3)」樋口清之 著(祥伝社)
・「古代を考える 継体・欽明朝と仏教伝来」吉村武彦 編(吉川弘文館)
・「古代の日本 8東北」伊東信雄・高橋富雄 編(角川書店)
・「最新 日本古代史の論争51」歴史読本 編(新人物往来社)
・新版「古代の日本 7中部」監修・坪井清足/平野邦雄 編集・小林達雄/原 秀三郎
・「新羅と日本古代文化」田村圓澄・秦 弘燮(吉川弘文館)
・「古代豪族と武士の誕生」森公章 著(吉川弘文館)
・「額田部氏の研究 畿内中小豪族の歴史」森公章 著(国立歴史民俗博物館研究報告 第88集)
・「五世紀の銘文刀剣と倭王権の支配体制」森公章 著(東洋大学文学部紀要 史学科篇38号)
・「古代女帝の成立―大后と皇祖母―」(国立歴史民俗博物館研究報告 第108集)
・「蘇我氏の古代」吉村武彦 著(岩波新書)
・「蘇我氏の正体」関 裕二 著(新潮文庫)
・「蘇我氏四代の冤罪を晴らす」遠山美都男 著(学研新書)
・「藤原氏の正体」関 裕二 著(東京書籍)
・「日本書紀の読み方」遠山美都男 著(講談社現代新書)
・「日本書紀の謎を説く」森 博達 著(中公新書)
・「敗者の古代史」森 浩一 著(中経出版)
・「民衆経典」石田瑞麿(筑摩書房)
・「名代について」告井幸男 著
・「弥勒信仰ーもう一つの浄土信仰ー」速水 侑 著(東京評論社)
・「日本古典の研究 下」津田左右吉 著(岩波書店)
・「日本の古代道路を探す」中村太一 著(平凡社新書)
・完全踏査「古代の道」木下 良 監修/武部健一 著(吉川弘文館)
・「古代を考える 古代道路」木下 良 著(吉川弘文館)
・「福知山の養蚕」(福知山市ふるさと文化再興実行委員会)
・「女神山記 : 追録 悲劇の崇峻天皇小手姫の事跡考証」長谷部廉三 著(小手姫顕彰会)
・川俣町史資料「小手風土記」川俣町文化財保護委員会 編
・川俣町史資料「小手濫觴記」川俣町文化財保護委員会 編
しおりを挟む
感想 0

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

与兵衛長屋つれあい帖 お江戸ふたり暮らし

かずえ
歴史・時代
旧題:ふたり暮らし 長屋シリーズ一作目。 第八回歴史・時代小説大賞で優秀短編賞を頂きました。応援してくださった皆様、ありがとうございます。 十歳のみつは、十日前に一人親の母を亡くしたばかり。幸い、母の蓄えがあり、自分の裁縫の腕の良さもあって、何とか今まで通り長屋で暮らしていけそうだ。 頼まれた繕い物を届けた帰り、くすんだ着物で座り込んでいる男の子を拾う。 一人で寂しかったみつは、拾った男の子と二人で暮らし始めた。

別れし夫婦の御定書(おさだめがき)

佐倉 蘭
歴史・時代
★第11回歴史・時代小説大賞 奨励賞受賞★ 嫡男を産めぬがゆえに、姑の策略で南町奉行所の例繰方与力・進藤 又十蔵と離縁させられた与岐(よき)。 離縁後、生家の父の猛反対を押し切って生まれ育った八丁堀の組屋敷を出ると、小伝馬町の仕舞屋に居を定めて一人暮らしを始めた。 月日は流れ、姑の思惑どおり後妻が嫡男を産み、婚家に置いてきた娘は二人とも無事与力の御家に嫁いだ。 おのれに起こったことは綺麗さっぱり水に流した与岐は、今では女だてらに離縁を望む町家の女房たちの代わりに亭主どもから去り状(三行半)をもぎ取るなどをする「公事師(くじし)」の生業(なりわい)をして生計を立てていた。 されどもある日突然、与岐の仕舞屋にとっくの昔に離縁したはずの元夫・又十蔵が転がり込んできて—— ※「今宵は遣らずの雨」「大江戸ロミオ&ジュリエット」「大江戸シンデレラ」「大江戸の番人 〜吉原髪切り捕物帖〜」にうっすらと関連したお話ですが単独でお読みいただけます。

甲斐ノ副将、八幡原ニテ散……ラズ

朽縄咲良
歴史・時代
【第8回歴史時代小説大賞奨励賞受賞作品】  戦国の雄武田信玄の次弟にして、“稀代の副将”として、同時代の戦国武将たちはもちろん、後代の歴史家の間でも評価の高い武将、武田典厩信繁。  永禄四年、武田信玄と強敵上杉輝虎とが雌雄を決する“第四次川中島合戦”に於いて討ち死にするはずだった彼は、家臣の必死の奮闘により、その命を拾う。  信繁の生存によって、甲斐武田家と日本が辿るべき歴史の流れは徐々にずれてゆく――。  この作品は、武田信繁というひとりの武将の生存によって、史実とは異なっていく戦国時代を書いた、大河if戦記である。 *ノベルアッププラス・小説家になろうにも、同内容の作品を掲載しております(一部差異あり)。

裏長屋の若殿、限られた自由を満喫する

克全
歴史・時代
貧乏人が肩を寄せ合って暮らす聖天長屋に徳田新之丞と名乗る人品卑しからぬ若侍がいた。月のうち数日しか長屋にいないのだが、いる時には自ら竈で米を炊き七輪で魚を焼く小まめな男だった。

本能寺からの決死の脱出 ~尾張の大うつけ 織田信長 天下を統一す~

bekichi
歴史・時代
戦国時代の日本を背景に、織田信長の若き日の物語を語る。荒れ狂う風が尾張の大地を駆け巡る中、夜空の星々はこれから繰り広げられる壮絶な戦いの予兆のように輝いている。この混沌とした時代において、信長はまだ無名であったが、彼の野望はやがて天下を揺るがすことになる。信長は、父・信秀の治世に疑問を持ちながらも、独自の力を蓄え、異なる理想を追求し、反逆者とみなされることもあれば期待の星と讃えられることもあった。彼の目標は、乱世を統一し平和な時代を創ることにあった。物語は信長の足跡を追い、若き日の友情、父との確執、大名との駆け引きを描く。信長の人生は、斎藤道三、明智光秀、羽柴秀吉、徳川家康、伊達政宗といった時代の英傑たちとの交流とともに、一つの大きな物語を形成する。この物語は、信長の未知なる野望の軌跡を描くものである。

さようなら婚約者

あんど もあ
ファンタジー
アンジュは、五年間虐げられた婚約者から婚約破棄を告げられる。翌日、カバン一つを持って五年住んだ婚約者の家を去るアンジュ。一方、婚約者は…。

つまらない妃と呼ばれた日

柴田はつみ
恋愛
公爵令嬢リーシャは政略結婚で王妃に迎えられる。だが国王レオニスの隣には、幼馴染のセレスが“当然”のように立っていた。祝宴の夜、リーシャは国王が「つまらない妃だ」と語る声を聞いてしまい、心を閉ざす。 舞踏会で差し出された手を取らず、王弟アドリアンの助けで踊ったことで、噂は一気に燃え上がる――「王妃は王弟と」「国王の本命は幼馴染」と。 さらに宰相は儀礼と世論を操り、王妃を孤立させる策略を進める。監視の影、届かない贈り物、すり替えられた言葉、そして“白薔薇の香”が事件現場に残る冤罪の罠。 リーシャは微笑を鎧に「今日から、王の隣に立たない」と決めるが、距離を取るほど誤解は確定し、王宮は二人を引き裂いていく。 ――つまらない妃とは、いったい誰が作ったのか。真実が露わになった時、失われた“隣”は戻るのか。

完結 辺境伯様に嫁いで半年、完全に忘れられているようです   

ヴァンドール
恋愛
実家でも忘れられた存在で 嫁いだ辺境伯様にも離れに追いやられ、それすら 忘れ去られて早、半年が過ぎました。

処理中です...