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専門家が何を言おうが、私達はこう思う。

2008年5月、ここからが凄い展開。

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2008年5月後半、絵画をロンドンナショナルギャラリーに持ち込み、ほぼ同時期にダビンチが描いた「岩窟の聖母」と直に比較する。

デイビッド・アラン・ブラウン(ワシントンDCナショナルギャラリー、イタリア絵画学芸員)、マリア・テレサ・フィオリオ(ミラノ、ラッコルタ・ビンチアーナ)、リューク・シソン(ナショナルギャラリー、イタリア絵画学芸員)、マーティン・ケンプ(オックスフォード大学)、ペエトロ・C.マラニ(ポリテクニコ・ディ・ミラノ美術史教授)、カルメン・バンバッハ(メトロポリタン美術館)などが、2枚の絵画の比較研究に招かれる。

その後、パリ、ルーブル美術館のバンサン・デリュバンがダビンチの真作であることを確証した。


この絵画は、上記研究者の何人かとデイビッド・エクサージャン(レイチェスター大学)が再びニューヨークで調査し、「サルバドール・ムンディ」はレオナルド・ダビンチが描いたこと、多くの複製画や弟子の作品が拠り所にする唯一の原画作品であるという結論で広範囲の総意が得られた。

























肩の部分を1つとっても、
他の2点と違うのに、
それでも原画だと言うのか?


『サルバトール・ムンディ』
パット見、青いローブが、下の洋服の色と同系色だから、片方だけ肩パッドをしているような、違和感ある不思議なスタイルだと感じた。


レオナルド作品に基づく版画や
パリの財団所有のサルバトール・ムンディには、新発見?のサルバトール・ムンディのような違和感はない。 


レオナルドが、描いたのなら
下の服と羽織りものとが
同系色であるわけがない。
レオナルドなら、何らかの変化をつけるはず。


細部を観察すればするほどに
サルバトール・ムンディは、レオナルドらしくない絵だと思う。





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