[完結］ほんに ほんに 美術界は、謎だらけ

糸車の聖母(糸巻きの聖母)

『糸巻きの聖母』の展覧会の監修者は？

※  糸巻きの聖母(糸車の聖母)について、当時の産経ニュースを転載



「モナリザ」と並ぶ傑作から透けて見える天才ダ・ヴィンチの「理想」とは…

ダ・ヴィンチ「糸巻きの聖母」

2016.2.14 08:00


レオナルド・ダ・ヴィンチ「糸巻きの聖母」１５０１年頃

　イタリア・ルネサンス期に現れた万能の人、レオナルド・ダ・ヴィンチ。

現存する彼の真筆絵画は、世界で１５点に満たないと言われているが、「岩窟の聖母」「最後の晩餐（ばんさん）」「聖母子と聖アンナ」「モナ・リザ」と並んで生前から最も高い評価を得ていたのが、いま日本で初公開されている「糸巻きの聖母」（１５０１年頃）だ。

この傑作を通して、ダ・ヴィンチが目指した理想を探る特別展が、東京都墨田区の江戸東京博物館で開かれている。




ところで、この展覧会の
監修者は、アレッサンドロ・ヴェッツォージ レオナルド・ダ・ヴィンチ理想博物館館長だった。

アレッサンドロ・ヴェッツォージ 氏と言えば…



レオナルド・ダ・ヴィンチ関連の本を150冊以上だしていて、
レオナルド・ダ・ヴィンチの最高権威者であると名高い

カルロ・ペロデッティ氏と共に、


『イザベラ・デステ』や

『ラロックの聖母』を

「レオナルド作品に間違いない」

と断言した人物だ。