テンプレ通りに悪役令嬢ものを書いてみた Ⅱ

希臘楽園

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あとがき

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悪役令嬢の断罪ストーリーというと二つのパターンがある様に思えます。

ひとつは悪役令嬢の義妹等が婚約者を横取りするもの。
これにはライバル心というか悪意を感じられるもので、前作がこのパターンです。

もうひとつは悪役令嬢のお相手である婚約者が聖女だからとかの理由で勝手に鞍替えするもの。
これは巻込まれ型というか女性の方にあまり悪意は感じられません。
本作はこのパターンで書いてみました。

いずれにせよ悪役令嬢と比較して横取りする側の女性の位階が平民や男爵令嬢だったりと、かなり低いのはどういう理由があるのでしょうね?
魅惑の魔法とかで婚約者を骨抜きにでもしない限り、とても太刀打ち出来ないと思うのですが。
運良く射止めても、たちまちメッキが剥がれて、婚約者は慌てて悪役令嬢とのヨリを戻そうとするのは、これ又よくあるパターンで。


前作が処女作という事もあり、自分なりに力を入れて丁寧に執筆しました。
ですから次作は気楽に書いてみようと思っていました。
アルファポリスに自作のチェックに行くと「あなたにおすすめの小説」として何作かの作品が提示されます。
一万文字に満たない作品ばかりですので、気楽に読めて巧く纏まっています。
「私も次作はこんな感じにしよう」という目標になりました。
そして、コミカル要素を加えて書き上げたのが本作となります。
男爵位をディスっているのは今まで述べてきた理由によるものです。


固有名称は前作がかなり凝って付けたので、今回は適当ですし、必要最小限に留めました。
女性キャラ2人は、ポルノグラフィティとZIGGYの楽曲名から。
ハンドレページ、ブラックバーン、ウェストランドは、イギリスに存在した航空機メーカー。
相手国ボーイングは、いわずと知れたアメリカの現役航空機メーカー。
皇子名は、アメリカ繋がりで現役戦車名からです。

表紙絵はやはりAIイラストですが、前作とは画風を変えてます。
ヒロインが平民出身という事でちょっと野暮ったいものとしてみました。

一万文字に満たない短編で全編を一気に書き上げましたので一括公開も可能でした。
しかし、毎日ちびりちびりと焦らしながらの公開としてしまいました。すみません。

前作に続いて楽しんで読んでいただけたのなら幸いです。
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