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第12章 師の最期
9 寅次郎の最期
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井伊大老が寅次郎を死罪にすることに決めたことは、十月十六日の評定所における吟味でそれとなく寅次郎に伝えられた。
「儂の申したとおりであったな、寅次郎殿。これでめでたく貴様の首が斬られることとなったわけだ」
自身の座にいる寅次郎に対して田島伝左衛門がにやにやしながら言った。
「まあでも、ご老中を亡き者にしようなどと愚かな企てをしたのだから、こうなるのは当然の報いですかな。それに浪人の分際で幕府の役人を説得しようなどと考えるのは、真に片腹痛い。天下広しと言えど、お主のような救いようのない馬鹿はそうそういるものではない」
寅次郎が斬首されることが決まって上機嫌の伝左衛門はせせら笑っており、それに対して寅次郎は何も言わずただじっと黙っている。
「しかし何も為せずじまいのまま犬死とは真に傑作でございますなあ。今どのような気持ちなのか是非お聞かせ願いますかな? 寅次郎殿。儂が察するに、己の馬鹿さ加減を後悔する気持ちで一杯になっているのではないかと思いまするが」
「その辺りにしておけ、伝左衛門!」
調子に乗って寅次郎を虚仮にしている伝左衛門を見かねた沼崎吉五郎が一喝した。
「貴様それでも侍か! 帝に忠を尽くし、最期まで国を憂いて活動した志士を侮辱するとは言語道断! 恥を知れ、恥を!」
吉五郎が仁王のような形相で伝左衛門にすごむと、
「こ、これは失礼致しました! ほんの少し戯れを申すつもりでございましたが、少々行き過ぎてしまいましたかな! では儂はこれで……」
と伝左衛門はばつの悪そうな顔をしながら寅次郎の元から去っていった。
「大事ないか? 寅次郎殿」
伝左衛門が去ったのを確認した吉五郎が心配そうに尋ねる。
「僕は別に何ともございませんよ。お心遣いかたじけのう存じます」
寅次郎が無理に笑いながら答えた。
「左様か。しかしお主が斬首と相成ったのはまこと残念なことじゃな。お主ほどの男がむざむざ刑場の露に消えることになろうとは……」
吉五郎が悔しそうな表情を浮かべながら言う。
「九月五日と十月五日の吟味における、奉行達の態度が寛容であった事にすっかり騙されて、愚かにも生きる望みを抱いてしまいました」
寅次郎が自嘲気味に言った。
「今思えば、梅田殿が先月小笠原右近将監様のお屋敷の獄内で病死し、八月に水戸の鵜飼親子や茅根殿が死罪になった時点で、僕の命運も既に尽きとったのやもしれませぬ。全ては僕の徳が薄かったが故のことでござりましょうな……」
寅次郎はどこか寂し気な表情をしている。
「そうじゃ沼崎殿、一つ僕の願いをお聞き届け下さらないでしょうか?」
寅次郎が唐突に尋ねてきた。
「願いとは一体如何なるものでございますかな? 寅次郎殿」
「僕の遺書であるこの『留魂録』を沼崎殿に預かって頂きたいのです」
吉五郎が不思議そうな顔で尋ね返すと、寅次郎は手元にあった複数枚の半紙を差し出した。
「ここには評定所で僕が受けた吟味の内容や、僕と志を同じくする同囚達の動静、僕が弟子達に望むことなどについて書き記しました。弟子達にはすでに獄卒の金六を通じて『留魂録』を送りましたが、万が一とゆうこともあります。沼崎殿には『留魂録』の控えを所持して頂いて、僕の弟子達、弟子達に渡す事が叶わないのであるならば、長州人の誰かしらに渡してもらいたいのです。長州人で僕の事を知らぬ者は恐らくおらんけぇ、きっと僕の意図を察して、僕の弟子達にこの『留魂録』を届けてくれるに相違ござりませぬ。これが僕の願いであります」
寅次郎が半紙を差し出しながら自身の願いのあらましを語り終えると、吉五郎はそれを受け取って、
「相分かった。儂も来月には三宅島に遠島となる身であるが、この『留魂録』を守りぬいて見せよう。いつの日になるか分らぬが、必ず寅次郎殿の弟子達にこれを届けることを約束する」
と神妙な顔をしながら寅次郎に誓った。
「ありがとうございます。これで思い残すことなく三途の川を渡って、冥土に参ることができまする」
寅次郎は恭しい態度で吉五郎に感謝の意を述べる。
「礼には及ばぬ。短い間ではあったが、お主と供に過ごせて楽しかったぞ」
吉五郎はにっこり笑いながら言った。
その翌日、寅次郎は評定所に呼び出されて、奉行達に斬首を申し渡された。
斬首を申し渡された寅次郎は伝馬獄へと連れ戻され、その日のうちに獄内にある死罪場にて斬首される運びとなった。
「ご苦労様です」
獄吏や町方同心達に連れられて死罪場に入場した寅次郎は軽く会釈をし、悠然と蓆の上に端座した。
「何か言い残すことはないか?」
公儀首切り役人の山田浅右衛門が険しい表情をしながら尋ねる。
「身はたとひ 武蔵の野辺に 朽ちぬとも 留めおかまし 大和魂」
寅次郎は涼し気な顔で辞世の句を詠む。
「どうぞ僕の首をお刎ね下さりませ、お役人様」
寅次郎が平然とした態度で言うと、役人達は寅次郎の顔に白い三角巾をつけた。
そして寅次郎が頭を垂れて首を差し出すと、抜き身の刀を構えた浅右衛門が、
「御免!」
と言って一太刀で寅次郎の首を斬り落とした。
安政六(一八五九)年十月二十七日。
吉田寅次郎は伝馬獄の死罪場にてついにその波乱の生涯を終えた。
享年三十。
駿馬の如く駆け抜けた一生だった。
「儂の申したとおりであったな、寅次郎殿。これでめでたく貴様の首が斬られることとなったわけだ」
自身の座にいる寅次郎に対して田島伝左衛門がにやにやしながら言った。
「まあでも、ご老中を亡き者にしようなどと愚かな企てをしたのだから、こうなるのは当然の報いですかな。それに浪人の分際で幕府の役人を説得しようなどと考えるのは、真に片腹痛い。天下広しと言えど、お主のような救いようのない馬鹿はそうそういるものではない」
寅次郎が斬首されることが決まって上機嫌の伝左衛門はせせら笑っており、それに対して寅次郎は何も言わずただじっと黙っている。
「しかし何も為せずじまいのまま犬死とは真に傑作でございますなあ。今どのような気持ちなのか是非お聞かせ願いますかな? 寅次郎殿。儂が察するに、己の馬鹿さ加減を後悔する気持ちで一杯になっているのではないかと思いまするが」
「その辺りにしておけ、伝左衛門!」
調子に乗って寅次郎を虚仮にしている伝左衛門を見かねた沼崎吉五郎が一喝した。
「貴様それでも侍か! 帝に忠を尽くし、最期まで国を憂いて活動した志士を侮辱するとは言語道断! 恥を知れ、恥を!」
吉五郎が仁王のような形相で伝左衛門にすごむと、
「こ、これは失礼致しました! ほんの少し戯れを申すつもりでございましたが、少々行き過ぎてしまいましたかな! では儂はこれで……」
と伝左衛門はばつの悪そうな顔をしながら寅次郎の元から去っていった。
「大事ないか? 寅次郎殿」
伝左衛門が去ったのを確認した吉五郎が心配そうに尋ねる。
「僕は別に何ともございませんよ。お心遣いかたじけのう存じます」
寅次郎が無理に笑いながら答えた。
「左様か。しかしお主が斬首と相成ったのはまこと残念なことじゃな。お主ほどの男がむざむざ刑場の露に消えることになろうとは……」
吉五郎が悔しそうな表情を浮かべながら言う。
「九月五日と十月五日の吟味における、奉行達の態度が寛容であった事にすっかり騙されて、愚かにも生きる望みを抱いてしまいました」
寅次郎が自嘲気味に言った。
「今思えば、梅田殿が先月小笠原右近将監様のお屋敷の獄内で病死し、八月に水戸の鵜飼親子や茅根殿が死罪になった時点で、僕の命運も既に尽きとったのやもしれませぬ。全ては僕の徳が薄かったが故のことでござりましょうな……」
寅次郎はどこか寂し気な表情をしている。
「そうじゃ沼崎殿、一つ僕の願いをお聞き届け下さらないでしょうか?」
寅次郎が唐突に尋ねてきた。
「願いとは一体如何なるものでございますかな? 寅次郎殿」
「僕の遺書であるこの『留魂録』を沼崎殿に預かって頂きたいのです」
吉五郎が不思議そうな顔で尋ね返すと、寅次郎は手元にあった複数枚の半紙を差し出した。
「ここには評定所で僕が受けた吟味の内容や、僕と志を同じくする同囚達の動静、僕が弟子達に望むことなどについて書き記しました。弟子達にはすでに獄卒の金六を通じて『留魂録』を送りましたが、万が一とゆうこともあります。沼崎殿には『留魂録』の控えを所持して頂いて、僕の弟子達、弟子達に渡す事が叶わないのであるならば、長州人の誰かしらに渡してもらいたいのです。長州人で僕の事を知らぬ者は恐らくおらんけぇ、きっと僕の意図を察して、僕の弟子達にこの『留魂録』を届けてくれるに相違ござりませぬ。これが僕の願いであります」
寅次郎が半紙を差し出しながら自身の願いのあらましを語り終えると、吉五郎はそれを受け取って、
「相分かった。儂も来月には三宅島に遠島となる身であるが、この『留魂録』を守りぬいて見せよう。いつの日になるか分らぬが、必ず寅次郎殿の弟子達にこれを届けることを約束する」
と神妙な顔をしながら寅次郎に誓った。
「ありがとうございます。これで思い残すことなく三途の川を渡って、冥土に参ることができまする」
寅次郎は恭しい態度で吉五郎に感謝の意を述べる。
「礼には及ばぬ。短い間ではあったが、お主と供に過ごせて楽しかったぞ」
吉五郎はにっこり笑いながら言った。
その翌日、寅次郎は評定所に呼び出されて、奉行達に斬首を申し渡された。
斬首を申し渡された寅次郎は伝馬獄へと連れ戻され、その日のうちに獄内にある死罪場にて斬首される運びとなった。
「ご苦労様です」
獄吏や町方同心達に連れられて死罪場に入場した寅次郎は軽く会釈をし、悠然と蓆の上に端座した。
「何か言い残すことはないか?」
公儀首切り役人の山田浅右衛門が険しい表情をしながら尋ねる。
「身はたとひ 武蔵の野辺に 朽ちぬとも 留めおかまし 大和魂」
寅次郎は涼し気な顔で辞世の句を詠む。
「どうぞ僕の首をお刎ね下さりませ、お役人様」
寅次郎が平然とした態度で言うと、役人達は寅次郎の顔に白い三角巾をつけた。
そして寅次郎が頭を垂れて首を差し出すと、抜き身の刀を構えた浅右衛門が、
「御免!」
と言って一太刀で寅次郎の首を斬り落とした。
安政六(一八五九)年十月二十七日。
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