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海底を差す光
前世より愛してる
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「ごめんなさい。
お義兄様とのエッチな前世の夢を見てしまって、思わず興奮して鼻血ブゥーしてしまいました。」
「なんて馬鹿な事を…」
私はクリスティーナの頭を小突く。
「痛いわ…お義兄様。
本当の事なんだから、仕方ないでしょ!!」
頭をさすりながら私をにらみつけるクリスティーナは前世のような儚げな美しさはもうない。
それどころか今は薙刀を振り回し、体術で騎士を相手に互角に戦える。
「他に言い方があるだろう!!」
私の言葉に少し首を傾げてから、何かを思いついたのか目を見開く。
「前世のお義兄様とセックスする夢を見て…それで思わず鼻血がて…」
私はクリスティーナの口を手でふさぐとそのまま首根っこをつかんで外へと引きずり出す。
「あの部屋には父上、母上にセラフィム様と私だけだから問題がないけど…
もう少し言葉を選ばないと足元をすくわれる。
クリスティーナはいずれこの国の皇后になるんだよ。言葉を選ばないと…」
気にくわないといじけて
膨れ面するのは前世と変わらない。
「私は皇后なんかになりたくないもん。
私は公爵家を継ぐの。」
プンスカ怒りながらぶうたれるクリスティーナは私の大事な義妹だ。
恋人でも夫婦でもなく、
大切な義妹だ。
「じゃあ、殿下はどうするの?
クリスティーナが皇后にならないなら、殿下は他の人と結婚しなきゃいけなくなるんだよ。」
義妹の表情が固くなる。
「それは絶対に駄目!!」
前世とは全く違うクリスティーナ、強くてたくましくて、抜けていて、まっすぐで、横暴で、ガサツで、おせっかいで……
思わず笑ってしまう。
私がまだ第二皇子の時、
腹違いの弟で皇太子のチャールズの事を、甘ちゃんの弱虫だと思っていた。
でも最近、やっとわかった。
殿下がいかに強いかを…
殿下の強さは人を信じ、赦し、導ける強さだ。
あの頃、私は人に崇められ力を持つことを強さだと思っていた。
だから腹違いの弟が頼りなく思えた。
「兄上、だから言ったじゃないですか…兄上が皇帝になるのが一番だと。」
クリスティーナの顔がほころぶ。
「殿下…いつから居たんですか?
私もお義兄様は皇帝にむいていると思うんだけどな。」
苦笑いを浮かべる殿下は私を見た後、クリスティーナに視線を戻す。
「ティナが兄上と前世でセッ……」
顔を真っ赤にする殿下を見て、今のクリスティーナの伴侶は間違いなく私ではなく殿下だと思える。
愛は形を変える。
前世の男と女としての愛は途絶えてしまったけど、今もなお私を夢中にさせ惹きつけ、愛さずにいられなくさせるのは間違いなくクリスティーナ
、君だけだ。
愛は形を変える。
義兄として、一人の臣下として私は二人に永遠の愛を捧げる。
きっと私達の前世の愛が完全に途絶えたからこそ、クリスティーナは前世を思い出したのだろう。
互いに何の迷いもないからこそ、前世を思い出しても関係は途切れない。
きっとスネイクやデミアンはまだクリスティーナに未練があるのだろう。
ルシファーからの魔の手を封じる為にも願わずにはいられない。
スネイクとデミアンのクリスティーナへの愛の形が変化することを…
「殿下、お義兄様…
一緒にしかられて下さいね。」
クリスティーナが殿下と私の間に入って腕を組み部屋へと入る。
父上と母上からのお叱りの言葉を三人で聞きながら…思わず笑みがこぼれる。
クリスティーナの今が喜びと幸せに満ちていることに。
お義兄様とのエッチな前世の夢を見てしまって、思わず興奮して鼻血ブゥーしてしまいました。」
「なんて馬鹿な事を…」
私はクリスティーナの頭を小突く。
「痛いわ…お義兄様。
本当の事なんだから、仕方ないでしょ!!」
頭をさすりながら私をにらみつけるクリスティーナは前世のような儚げな美しさはもうない。
それどころか今は薙刀を振り回し、体術で騎士を相手に互角に戦える。
「他に言い方があるだろう!!」
私の言葉に少し首を傾げてから、何かを思いついたのか目を見開く。
「前世のお義兄様とセックスする夢を見て…それで思わず鼻血がて…」
私はクリスティーナの口を手でふさぐとそのまま首根っこをつかんで外へと引きずり出す。
「あの部屋には父上、母上にセラフィム様と私だけだから問題がないけど…
もう少し言葉を選ばないと足元をすくわれる。
クリスティーナはいずれこの国の皇后になるんだよ。言葉を選ばないと…」
気にくわないといじけて
膨れ面するのは前世と変わらない。
「私は皇后なんかになりたくないもん。
私は公爵家を継ぐの。」
プンスカ怒りながらぶうたれるクリスティーナは私の大事な義妹だ。
恋人でも夫婦でもなく、
大切な義妹だ。
「じゃあ、殿下はどうするの?
クリスティーナが皇后にならないなら、殿下は他の人と結婚しなきゃいけなくなるんだよ。」
義妹の表情が固くなる。
「それは絶対に駄目!!」
前世とは全く違うクリスティーナ、強くてたくましくて、抜けていて、まっすぐで、横暴で、ガサツで、おせっかいで……
思わず笑ってしまう。
私がまだ第二皇子の時、
腹違いの弟で皇太子のチャールズの事を、甘ちゃんの弱虫だと思っていた。
でも最近、やっとわかった。
殿下がいかに強いかを…
殿下の強さは人を信じ、赦し、導ける強さだ。
あの頃、私は人に崇められ力を持つことを強さだと思っていた。
だから腹違いの弟が頼りなく思えた。
「兄上、だから言ったじゃないですか…兄上が皇帝になるのが一番だと。」
クリスティーナの顔がほころぶ。
「殿下…いつから居たんですか?
私もお義兄様は皇帝にむいていると思うんだけどな。」
苦笑いを浮かべる殿下は私を見た後、クリスティーナに視線を戻す。
「ティナが兄上と前世でセッ……」
顔を真っ赤にする殿下を見て、今のクリスティーナの伴侶は間違いなく私ではなく殿下だと思える。
愛は形を変える。
前世の男と女としての愛は途絶えてしまったけど、今もなお私を夢中にさせ惹きつけ、愛さずにいられなくさせるのは間違いなくクリスティーナ
、君だけだ。
愛は形を変える。
義兄として、一人の臣下として私は二人に永遠の愛を捧げる。
きっと私達の前世の愛が完全に途絶えたからこそ、クリスティーナは前世を思い出したのだろう。
互いに何の迷いもないからこそ、前世を思い出しても関係は途切れない。
きっとスネイクやデミアンはまだクリスティーナに未練があるのだろう。
ルシファーからの魔の手を封じる為にも願わずにはいられない。
スネイクとデミアンのクリスティーナへの愛の形が変化することを…
「殿下、お義兄様…
一緒にしかられて下さいね。」
クリスティーナが殿下と私の間に入って腕を組み部屋へと入る。
父上と母上からのお叱りの言葉を三人で聞きながら…思わず笑みがこぼれる。
クリスティーナの今が喜びと幸せに満ちていることに。
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