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Stairway to Heaven
絵にならない
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Stairway to Heavenはエスカレーターみたいな移動装置だ。
下界からは一筋の光に見えるそうだ。
人々はそれを
『希望の光』と呼び、
『神の導き』と称する者もいるらしい。
ソロネ様、おじ様、私、殿下と四人並んで海底国へとむかう。
「私、どうやらお父様の子供ではないみたいです。」
私の言葉におじ様も殿下も言葉を失う。
「プッ…アハハハハ」
殿下が大笑いする。
「間違いない、ミカエル
君はウリエルとリオンの子だ。」
おじ様が静かに答える。
「夢で見たのです。
前世では私は母の不貞の子として侯爵家から嫌われていました。」
私の言葉におじ様も殿下も黙りこむ。
「最後はルシファーに囚われて、夫は何年も私を探して、自らの金色の翼をルシファーに渡して私を解放してもらうんです。廃人の私の為に、自らの手で翼を切り落とすんです。
私が逝く時、夫が生命と引き換えに祈るんです。
私の来世が幸せであるように…と
でっ、思ったんです。
これは私の宿命で、私さえいなければ案外うまくいくのでは?と……」
淡々と話す私におじ様が頭を撫でる。
「ミカエル、宿命なんていうものはないんだ。
ルシファーが地に堕ちたのも、ウリエルがリオンと出会ったのも数ある選択のうちの一つでしかならない。
それは自らが選んだ結果だ。私には前世とやらはわからないが、今世ならわかる。」
おじ様は私の肩を抱き寄せると
「今世には私がミカエルの側にいる。
それに……」
おじ様が笑う
「ミカエル、お前がいるだろう?」
やっぱりおじ様は気がついているのだ。
私の中の私に……
私がクリスティーナでも、ミカエルでもない。
岩瀬有希子だということに……
「ミカエル、それも君が選択した結果だ。
ミカエル、今の君はミカエルでしかない。」
やはり私は悩むのはむいていない。
とりあえず進めばいい…
「一ついいだろうか?」
ソロネ様がこちらを見る
「先程の話だと、前世のミカエルの夫は天人なのか?」
名を明かさなければ話した方がいいのかしら?
「はい。伝達者でした…」
「主から話を聞いた時に違和感を感じたんだ。
ルシファーだけではここまでの事は出来ないと…」
おじ様がソロネ様に視線をむける。
「伝達者の安否を調べた方がいいな。」
おじ様の言葉にソロネ様も頷いた。
「でっ…ティナの夫は誰だったの?」
殿下が微笑みかける。
「えっ……いいじゃないですか、ちゃんとお別れしてきたのですから。」
あっ……
殿下が鳩に変化して私の肩にのる。
最近わかったことがある。
殿下はいじけると鳩になる。
これって…
まるで母を見ているかのようだ。
母も感情が高ぶると小鳥になるもんなぁ…
鳩殿下は私の髪を啄みながら頭をグリグリと寄せてくる。
これが殿下のままで髪に唇を寄せて抱き寄せれば絵になるはずなのに…
鳩だと……
下界からは一筋の光に見えるそうだ。
人々はそれを
『希望の光』と呼び、
『神の導き』と称する者もいるらしい。
ソロネ様、おじ様、私、殿下と四人並んで海底国へとむかう。
「私、どうやらお父様の子供ではないみたいです。」
私の言葉におじ様も殿下も言葉を失う。
「プッ…アハハハハ」
殿下が大笑いする。
「間違いない、ミカエル
君はウリエルとリオンの子だ。」
おじ様が静かに答える。
「夢で見たのです。
前世では私は母の不貞の子として侯爵家から嫌われていました。」
私の言葉におじ様も殿下も黙りこむ。
「最後はルシファーに囚われて、夫は何年も私を探して、自らの金色の翼をルシファーに渡して私を解放してもらうんです。廃人の私の為に、自らの手で翼を切り落とすんです。
私が逝く時、夫が生命と引き換えに祈るんです。
私の来世が幸せであるように…と
でっ、思ったんです。
これは私の宿命で、私さえいなければ案外うまくいくのでは?と……」
淡々と話す私におじ様が頭を撫でる。
「ミカエル、宿命なんていうものはないんだ。
ルシファーが地に堕ちたのも、ウリエルがリオンと出会ったのも数ある選択のうちの一つでしかならない。
それは自らが選んだ結果だ。私には前世とやらはわからないが、今世ならわかる。」
おじ様は私の肩を抱き寄せると
「今世には私がミカエルの側にいる。
それに……」
おじ様が笑う
「ミカエル、お前がいるだろう?」
やっぱりおじ様は気がついているのだ。
私の中の私に……
私がクリスティーナでも、ミカエルでもない。
岩瀬有希子だということに……
「ミカエル、それも君が選択した結果だ。
ミカエル、今の君はミカエルでしかない。」
やはり私は悩むのはむいていない。
とりあえず進めばいい…
「一ついいだろうか?」
ソロネ様がこちらを見る
「先程の話だと、前世のミカエルの夫は天人なのか?」
名を明かさなければ話した方がいいのかしら?
「はい。伝達者でした…」
「主から話を聞いた時に違和感を感じたんだ。
ルシファーだけではここまでの事は出来ないと…」
おじ様がソロネ様に視線をむける。
「伝達者の安否を調べた方がいいな。」
おじ様の言葉にソロネ様も頷いた。
「でっ…ティナの夫は誰だったの?」
殿下が微笑みかける。
「えっ……いいじゃないですか、ちゃんとお別れしてきたのですから。」
あっ……
殿下が鳩に変化して私の肩にのる。
最近わかったことがある。
殿下はいじけると鳩になる。
これって…
まるで母を見ているかのようだ。
母も感情が高ぶると小鳥になるもんなぁ…
鳩殿下は私の髪を啄みながら頭をグリグリと寄せてくる。
これが殿下のままで髪に唇を寄せて抱き寄せれば絵になるはずなのに…
鳩だと……
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