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第二部五章 海底の闇
見方を変えれば
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オルカの視線の先には黒い炎をあげる城が見える。
闇はどこまで広がっていたのだろうか…
「大丈夫ですよ。
燃えているのは闇だけですから?」
何の慰めにもならないと知りながらオルカに声をかける。
恨み言どころか感謝する姿がダンテと重なる。
もしかしたらオルカもダンテと同じような目にあっていたのかも知れない。
闇は飲み込まれた人だけではなく、周りも不幸にしていく。
おじ様がオルカに皇后を託すと城へと急ぐため火の鳥へと変化する。
広がる黒い炎が闇の深さと恨みの深さを物語っている。
これってそもそも主が、魚人を海底に住まわせたのかが問題なんだよな…
彼等は人であって魚ではない。
二本の足があるのに海底で暮らせなんて……
根本的な問題を解決しなければ同じようなことが繰り返されるのではないだろうか...
・・・・・
うん。
無理だ考えても私には解決できない……
ならば…動こう。
あとはおじ様やソロネ様がうまくやるだろう。
ソロネ様の指示のもと、城内は混乱もなく闇は城壁へと集められていた。
燃え尽きる者もいればそうでない者もいる。
彼等は誰一人、命乞いはしなかった。
「我らに光を……」
「我らに大地を……」
シュプレヒコールは大きくなる。
皆、覚悟を決めているのだろう。
果たしてこれを闇と…悪と…呼んでいいのだろうか?
「我らに光を……」
「我らに大地を……」
命をかけた彼等のシュプレヒコールが胸をうつ。
上皇を祝うために各地から集まったゲストは皆、皇族や王族だ。
魚人達の主張は間違いなく各地に伝わるはずだ。
上皇はこれを狙っていたのだろうか?
息子や兵を犠牲にしてまでも…
伝えなくてはいけなかったこと…
黒い炎が消え去った後もシュプレヒコールはなりやまなかった。
闇はどこまで広がっていたのだろうか…
「大丈夫ですよ。
燃えているのは闇だけですから?」
何の慰めにもならないと知りながらオルカに声をかける。
恨み言どころか感謝する姿がダンテと重なる。
もしかしたらオルカもダンテと同じような目にあっていたのかも知れない。
闇は飲み込まれた人だけではなく、周りも不幸にしていく。
おじ様がオルカに皇后を託すと城へと急ぐため火の鳥へと変化する。
広がる黒い炎が闇の深さと恨みの深さを物語っている。
これってそもそも主が、魚人を海底に住まわせたのかが問題なんだよな…
彼等は人であって魚ではない。
二本の足があるのに海底で暮らせなんて……
根本的な問題を解決しなければ同じようなことが繰り返されるのではないだろうか...
・・・・・
うん。
無理だ考えても私には解決できない……
ならば…動こう。
あとはおじ様やソロネ様がうまくやるだろう。
ソロネ様の指示のもと、城内は混乱もなく闇は城壁へと集められていた。
燃え尽きる者もいればそうでない者もいる。
彼等は誰一人、命乞いはしなかった。
「我らに光を……」
「我らに大地を……」
シュプレヒコールは大きくなる。
皆、覚悟を決めているのだろう。
果たしてこれを闇と…悪と…呼んでいいのだろうか?
「我らに光を……」
「我らに大地を……」
命をかけた彼等のシュプレヒコールが胸をうつ。
上皇を祝うために各地から集まったゲストは皆、皇族や王族だ。
魚人達の主張は間違いなく各地に伝わるはずだ。
上皇はこれを狙っていたのだろうか?
息子や兵を犠牲にしてまでも…
伝えなくてはいけなかったこと…
黒い炎が消え去った後もシュプレヒコールはなりやまなかった。
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