あだ花姫は18禁ジャンルからジャンル替えしたいみたいです。

チョコパイ

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終わりのない始まり

涙の理由

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「嫌だ……やめて下さい…お義父様…」

それは悪夢だった。
夫が隣国へ外交に行った夜、義父が訪ねてきたのだ。

「これについて話を聞きたくて…」

義父の手には私が隠し持っていたあの香から抽出したオイルの入った小瓶がある。

「息子がどこの馬の骨ともわからないお前を妃にしたいと言った時に気がつくべきだった。
まさか薬を使って息子をたぶらかすとは…」

義父が部屋にいる侍女達を追い出すと下卑た笑いを浮かべる。

「私と違って息子は堅物でね…だからおかしいと思ったんだよ。国に何のメリットもない女を妃にしたいと言った時に…」

義父がオイルを香炉に入れる。

涙がこぼれ落ちる。
繰り返される人生が変わった…そう思っていたからだ。

どんなにウリエルが憎くても彼女の不幸を喜んだのは繰り返すこと五回目ぐらいだった。

全てが順調だった。
夫は帝国の利益のため側室を持ったが、彼女達と夜を共にすることはなかった。

今度こそ手に入れられると思っていた。
ずっと欲しくて欲しくて仕方なかった愛を……

それなのに…何故?

義父に身体を貪られながら自分が今まで犯してきた過ちに気がつく。

私は馬鹿だ。

セラフィム様の言葉を思い出す。

犯罪被害者の代表が唱えた
「罪には罰を…」に対してセラフィム様は主であり実父の唱える「罪には赦しを…」を支持した。

「過去に囚われてしまうと自ずと闇へと向かうことがある。
多分、主の言う赦しとは相手を赦すのではなく、過去を過去として向き合い自分自身の幸せを描くことを赦す事だと思うんだけど…ラファエルはどう思った?」

あの時、優しく微笑むセラフィム様の瞳には間違いなく私が映っていたのに…

あっ……んっ

香炉から漂う匂いに身体が熱くなる。

義父の唇が胸の頂を甘く啄む。

「イヤイヤ言いながらも身体は正直だね。
こんなに硬くとがらせて…」

イッアッんっ……

義父が乳首に歯をたてる

嫌なのに身体はまるでそれを待っていたかのように求めてしまう。

クリスティーナを思い出す。
私の手で不幸にしたウリエルの娘…

溢れる涙は快楽の為の悦びの涙なのか、それとも後悔からくるものなのか?

義父と揺れあいながら
私は自分の涙の理由を探した。
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