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第三章 ドラゴニア
乱交
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・・・・・
それはまさに地獄絵図だ。
裸の男女が誰かまわずに交わり合う。
老若男女関係なく、己の性的欲求を満たすため一心不乱に腰を振る。
生臭い匂いが鼻腔をつく。
性が愛だけではないことを知らない歳ではない。
でもこれは……
甘ったるいお香があちらこちらで焚かれている。
「おじ様、これが薬物なんでしょうか?」
ハンカチで鼻と口を押さえながらお香に土をかぶせて消していく。
お香で煙っていた風景がお香を土で埋めた事でクリアーになっていく。
!!!
思わず怒りで大声をあげていた。
「何をしているの!!」
そこには、まだ初潮をむかえていないくらいの小さな女の子を揺さぶる初老の男が……
自分では押さえきれない怒りがこみ上げてくる。
男を払い除け、女の子を助け出す。
薬でおかしくなっている女の子は玩具を取り上げられた子供のように私を不満気に睨みつけると私の腕を自分の性器へと導きながら
「きもちくしてぇ…」
と甘くけだるい声でおねだりしてくる。
「なっ何を言ってるの…」
恍惚の表情を浮かべ股を擦りあわせながら私を見つめる女の子はもう少女の純粋さはなく、まるで娼婦のように腰をくねらせながら快楽の海へと身をゆだねる。
「ねぇっんっ…ジュボジュボして欲しいのぅ…」
合宿で行った田舎の田んぼの蛙の合唱を思い出す。
夜通し鳴く蛙の合唱に辟易しながら布団を頭まですっぽりと被って少しでも気にならないよう朝を待ったけ……
あちらこちらから男女の喘ぎ声が聞こえる。
お香が消えた今でも彼等は腰を振り続ける。
中には意識を失っているのか?
それとも眠ってしまっているのか?
裸のまま股を広げたまま動かない者もいる。
私が抱いてくれないとわかると女の子は私の手を振り払い、快感をあたえてくれそうな人を探し求める。
ヒイッ……
思わず小さな悲鳴があがる。
女の子の性器は裂け血のあとが見える。
冷静になって辺りを見回せば薬の恐ろしさがよくわかる。
男も女も自分の刺激と快感だけを求めるため、あちらこちらが傷だらけだ。
「大丈夫か?」
おじ様が私の目を聖なる炎で燃え盛る翼で覆い隠す。
「都市部に入れば入るほど薬物の影響が大きくなる。嫌ならばこの場を立ち去ることも出来るがミカエルはどうしたい?」
おじ様の翼に手をやる。
「私の力ではどうにも出来ませんでした。」
私の言葉におじ様がため息をおとす。
「薬の効能は体から薬がぬけるまで続くそうだ。薬を抜くには、禁断症状や自分の弱さと向き合わなくてはいけない……
辛く長い治療となるだろう……中にはそのまま戻れない者もいる……」
おじ様が私を労るよう人へと姿を変えるとギュッと抱きしめる。
「ミカエル、ここから先は正義と悪に分けられる問題ではなくなってくる。
辛くなったら引き返してもいいことを忘れないでくれ。
私はミカエルがどんな答えを出してもミカエルと共にいこう。」
これは麻薬や覚醒剤みたいなものなのだろうか?
学校で何度か違法薬物の講習を聞いたことがある。
歴史の中でもアヘン戦争からもわかるように違法薬物は人を壊し、歴史に暗い影をつくる。
私に何ができるのだろうか?
彼等はこれからどうなるのだろうか?
「いっいぃ……気持ちいいよぉぅ……」
さっきの女の子が自分の父親と歳が変わらぬ位の中年の男にしがみつき腰をふっている。
あの子はこれからどうなるのだろうか……
答えが見つからぬまま私はその光景から背をむけた。
それはまさに地獄絵図だ。
裸の男女が誰かまわずに交わり合う。
老若男女関係なく、己の性的欲求を満たすため一心不乱に腰を振る。
生臭い匂いが鼻腔をつく。
性が愛だけではないことを知らない歳ではない。
でもこれは……
甘ったるいお香があちらこちらで焚かれている。
「おじ様、これが薬物なんでしょうか?」
ハンカチで鼻と口を押さえながらお香に土をかぶせて消していく。
お香で煙っていた風景がお香を土で埋めた事でクリアーになっていく。
!!!
思わず怒りで大声をあげていた。
「何をしているの!!」
そこには、まだ初潮をむかえていないくらいの小さな女の子を揺さぶる初老の男が……
自分では押さえきれない怒りがこみ上げてくる。
男を払い除け、女の子を助け出す。
薬でおかしくなっている女の子は玩具を取り上げられた子供のように私を不満気に睨みつけると私の腕を自分の性器へと導きながら
「きもちくしてぇ…」
と甘くけだるい声でおねだりしてくる。
「なっ何を言ってるの…」
恍惚の表情を浮かべ股を擦りあわせながら私を見つめる女の子はもう少女の純粋さはなく、まるで娼婦のように腰をくねらせながら快楽の海へと身をゆだねる。
「ねぇっんっ…ジュボジュボして欲しいのぅ…」
合宿で行った田舎の田んぼの蛙の合唱を思い出す。
夜通し鳴く蛙の合唱に辟易しながら布団を頭まですっぽりと被って少しでも気にならないよう朝を待ったけ……
あちらこちらから男女の喘ぎ声が聞こえる。
お香が消えた今でも彼等は腰を振り続ける。
中には意識を失っているのか?
それとも眠ってしまっているのか?
裸のまま股を広げたまま動かない者もいる。
私が抱いてくれないとわかると女の子は私の手を振り払い、快感をあたえてくれそうな人を探し求める。
ヒイッ……
思わず小さな悲鳴があがる。
女の子の性器は裂け血のあとが見える。
冷静になって辺りを見回せば薬の恐ろしさがよくわかる。
男も女も自分の刺激と快感だけを求めるため、あちらこちらが傷だらけだ。
「大丈夫か?」
おじ様が私の目を聖なる炎で燃え盛る翼で覆い隠す。
「都市部に入れば入るほど薬物の影響が大きくなる。嫌ならばこの場を立ち去ることも出来るがミカエルはどうしたい?」
おじ様の翼に手をやる。
「私の力ではどうにも出来ませんでした。」
私の言葉におじ様がため息をおとす。
「薬の効能は体から薬がぬけるまで続くそうだ。薬を抜くには、禁断症状や自分の弱さと向き合わなくてはいけない……
辛く長い治療となるだろう……中にはそのまま戻れない者もいる……」
おじ様が私を労るよう人へと姿を変えるとギュッと抱きしめる。
「ミカエル、ここから先は正義と悪に分けられる問題ではなくなってくる。
辛くなったら引き返してもいいことを忘れないでくれ。
私はミカエルがどんな答えを出してもミカエルと共にいこう。」
これは麻薬や覚醒剤みたいなものなのだろうか?
学校で何度か違法薬物の講習を聞いたことがある。
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私に何ができるのだろうか?
彼等はこれからどうなるのだろうか?
「いっいぃ……気持ちいいよぉぅ……」
さっきの女の子が自分の父親と歳が変わらぬ位の中年の男にしがみつき腰をふっている。
あの子はこれからどうなるのだろうか……
答えが見つからぬまま私はその光景から背をむけた。
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