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第三章 ドラゴニア
エロゲを説明しろと言われても…
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「『あだ花姫』はおじ様が作ったものじゃないんですかぁ!!」
だって流れ的におじ様がバイブルとして私に…って……
でも考えてみれば父がエロゲなんて……
「おじ様じゃなかったら誰が…」
おじ様がお父さんの顔になる。
「有希子、いつも言っているだろう。
人の話は最後まで聞きなさいと…
その『あだ花姫』とは何なのだ?
何故、私が作ったものだと思ったんだ?」
・・・・・
「聞こえない。聞こえるように言いなさい。」
「エロゲ……です。」
うつむいたままボソリと話す。
「聞こえない。ちゃんと答えなさい。」
「エロゲです。」
・・・・・
「エロゲとは何なのだ?」
えっ…そこからなの?
「エッチなゲームのことです。R18禁ゲームの売り上げ一位を記録したゲームで、まさに私の前世で起きたような内容になっているんです。」
腕を組み指でリズムをとる姿は有希子の父だった頃の癖そのものだ。
改めておじ様が父だったことを感じる。
わけもなく胸が苦しくなる。
家族五人で過ごした時間が鮮やかによみがえる。
おじ様の指が止まる。
「前世というと、どの事を指しているのだ。」
どの事?って……
私はエッチな部分は覆い隠して『あだ花姫』について知っている限り話した。
トントン……
おじ様が指でリズムを刻む。
「そのルートとは何で決まるのだ。」
!!!
馬車が襲われて、『あだ花姫』と世間から揶揄される所からゲームが始まる。
情けないことにプロローグの母の空き殻が襲われているシーンでリタイアした私におじ様の問いに答えられるわけもなく、黙り込む。
でも…
「おじ様、あだ花姫好きの友人から聞いた話なのですが…このゲームはそもそも三つのエンディングルートがあるって言っていたんです。」
美久の言葉を思い出しながらおじ様に話していく。
「一つ目のルート、正規ルートエンド…多分これが私と殿下が結ばれるものらしいのですが、激ムズルートらしくて、友人いわく無理ゲーらしいです。」
「無理ゲー??」
おじ様の思考が止まっているが知ったことではない。
私は話をすすめる。
「二つ目のルートがハーレムエンド…多分これが私が殿下以外の人を選んだルートだと思います。」
「ハーレム…」
おじ様の指が忙しなくリズムを刻む。
「最後が孕女エンド…これも激ムズルートらしいと聞いていたのですが……
私の前世は全てがハーレムエンドから孕女エンドへと移行していました。
つまり…殿下以外の人と結ばれてしまうとルシファーにさらわれて……」
・・・・・
話しながら矛盾点に気がつく
「おじ様…おじ様と父以外にも誰かあの世界に居たのでしょうか?
私のことを知っている誰かが?」
リズムを刻むおじ様の指が止まった。
だって流れ的におじ様がバイブルとして私に…って……
でも考えてみれば父がエロゲなんて……
「おじ様じゃなかったら誰が…」
おじ様がお父さんの顔になる。
「有希子、いつも言っているだろう。
人の話は最後まで聞きなさいと…
その『あだ花姫』とは何なのだ?
何故、私が作ったものだと思ったんだ?」
・・・・・
「聞こえない。聞こえるように言いなさい。」
「エロゲ……です。」
うつむいたままボソリと話す。
「聞こえない。ちゃんと答えなさい。」
「エロゲです。」
・・・・・
「エロゲとは何なのだ?」
えっ…そこからなの?
「エッチなゲームのことです。R18禁ゲームの売り上げ一位を記録したゲームで、まさに私の前世で起きたような内容になっているんです。」
腕を組み指でリズムをとる姿は有希子の父だった頃の癖そのものだ。
改めておじ様が父だったことを感じる。
わけもなく胸が苦しくなる。
家族五人で過ごした時間が鮮やかによみがえる。
おじ様の指が止まる。
「前世というと、どの事を指しているのだ。」
どの事?って……
私はエッチな部分は覆い隠して『あだ花姫』について知っている限り話した。
トントン……
おじ様が指でリズムを刻む。
「そのルートとは何で決まるのだ。」
!!!
馬車が襲われて、『あだ花姫』と世間から揶揄される所からゲームが始まる。
情けないことにプロローグの母の空き殻が襲われているシーンでリタイアした私におじ様の問いに答えられるわけもなく、黙り込む。
でも…
「おじ様、あだ花姫好きの友人から聞いた話なのですが…このゲームはそもそも三つのエンディングルートがあるって言っていたんです。」
美久の言葉を思い出しながらおじ様に話していく。
「一つ目のルート、正規ルートエンド…多分これが私と殿下が結ばれるものらしいのですが、激ムズルートらしくて、友人いわく無理ゲーらしいです。」
「無理ゲー??」
おじ様の思考が止まっているが知ったことではない。
私は話をすすめる。
「二つ目のルートがハーレムエンド…多分これが私が殿下以外の人を選んだルートだと思います。」
「ハーレム…」
おじ様の指が忙しなくリズムを刻む。
「最後が孕女エンド…これも激ムズルートらしいと聞いていたのですが……
私の前世は全てがハーレムエンドから孕女エンドへと移行していました。
つまり…殿下以外の人と結ばれてしまうとルシファーにさらわれて……」
・・・・・
話しながら矛盾点に気がつく
「おじ様…おじ様と父以外にも誰かあの世界に居たのでしょうか?
私のことを知っている誰かが?」
リズムを刻むおじ様の指が止まった。
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