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第五章 縺れた糸
脳筋女だってロマンチックに憧れる
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ドボーン
湯船に身を沈める。
鼻から出る泡がプクプクと浮上していく。
どうもスッキリしないのだ。
プハッァ…
湯から顔をあげると思いっきり空気を肺に入れる。
案外、善と悪で分けられるものなんて少ないのかもしれない。
はぁ…
感情が善と悪を曖昧にする。
国の勝手で雌雄同体にさせられたバハムート。
雌雄同体にしたにもかかわらず出生率があがらないことに痺れを切らして姦淫薬を作ったのも国だ。
こんな体にした国に仕返しするために、薬を流通させ破綻させる事を教えたのはルシファーだ。
あぁっ……
ザブーン
湯船に潜り込む。
善と悪の間にこそ事案がいっぱいあるのに…
これを何と名づければいいのか…
湯船から真っ裸でベッドにダイブする。
ラビッがいたら怒られるだろうなぁ…
でもここには侍女がいない。
つまり真っ裸で眠ろうが髪の毛を乾かさないまま眠ろうが……
・・・
ベッドに居るはずのない白い鳩が……
まるで豆鉄砲を食ったみたいに……
って…
「○✕□…殿下!?」
…ポッポッ……
!!?
ポンッ…
八咫烏に変身すると私は急いでその場から飛び去る。
信じられない…
何であんな所に居るのよ!!
真っ裸で髪の毛だってずぶ濡れで…
ラビッがいないからムダ毛の処理も……
・・・・・
殿下には汗やホコリまみれの姿を見せてきたけど…
でも…でも…真っ裸を…
カアッカァカァ…
どうせなら…
月明かりのベッドで恥じらいながら……
それが真っ裸で濡れ鼠状態で…
くぅ…私の身体はそれでなくても女としての魅力はゼロなのに…
六つに割れた腹筋…
鍛えぬかれた二の腕…
たくましい太もも…
そして壊滅的なのはわずかにふくらんでいる胸だ。
はぁ…
久しぶりに殿下に会えたのに…
貧相な身体をこんな状態で殿下にさらすなんて…
恥ずかしさと悔しさと情けなさで涙が出る。
好きな人には綺麗な自分を見せたい…とは思わない。
でも、アレはない。
アレは無さすぎる。
ポゥポッポッポウ
“待って、ティナ話があるんだ。”
背後から殿下の鳴き声がきこえる。
月明かりが差し込む木陰に身を隠す。
ポゥポッポッ…
“ティナ…何処にいるの?”
月明かりに照らされて羽ばたく殿下はまるで月の精みたいで美しい。
それなのに闇夜に溶け込んでしまう真っ黒な私は醜くて嫌になる。
カァカァカッカッ…
“馬鹿、殿下…無駄にイケメンなんだよ…”
ポッポッポッポッウン
“ティナは私の中で一番美しいよ”
!!!
“殿下!!”
背後の枝から殿下が微笑みかける。
“会いたくて会いたくて仕方なかったんだ。
ティナ…愛してる”
湯船に身を沈める。
鼻から出る泡がプクプクと浮上していく。
どうもスッキリしないのだ。
プハッァ…
湯から顔をあげると思いっきり空気を肺に入れる。
案外、善と悪で分けられるものなんて少ないのかもしれない。
はぁ…
感情が善と悪を曖昧にする。
国の勝手で雌雄同体にさせられたバハムート。
雌雄同体にしたにもかかわらず出生率があがらないことに痺れを切らして姦淫薬を作ったのも国だ。
こんな体にした国に仕返しするために、薬を流通させ破綻させる事を教えたのはルシファーだ。
あぁっ……
ザブーン
湯船に潜り込む。
善と悪の間にこそ事案がいっぱいあるのに…
これを何と名づければいいのか…
湯船から真っ裸でベッドにダイブする。
ラビッがいたら怒られるだろうなぁ…
でもここには侍女がいない。
つまり真っ裸で眠ろうが髪の毛を乾かさないまま眠ろうが……
・・・
ベッドに居るはずのない白い鳩が……
まるで豆鉄砲を食ったみたいに……
って…
「○✕□…殿下!?」
…ポッポッ……
!!?
ポンッ…
八咫烏に変身すると私は急いでその場から飛び去る。
信じられない…
何であんな所に居るのよ!!
真っ裸で髪の毛だってずぶ濡れで…
ラビッがいないからムダ毛の処理も……
・・・・・
殿下には汗やホコリまみれの姿を見せてきたけど…
でも…でも…真っ裸を…
カアッカァカァ…
どうせなら…
月明かりのベッドで恥じらいながら……
それが真っ裸で濡れ鼠状態で…
くぅ…私の身体はそれでなくても女としての魅力はゼロなのに…
六つに割れた腹筋…
鍛えぬかれた二の腕…
たくましい太もも…
そして壊滅的なのはわずかにふくらんでいる胸だ。
はぁ…
久しぶりに殿下に会えたのに…
貧相な身体をこんな状態で殿下にさらすなんて…
恥ずかしさと悔しさと情けなさで涙が出る。
好きな人には綺麗な自分を見せたい…とは思わない。
でも、アレはない。
アレは無さすぎる。
ポゥポッポッポウ
“待って、ティナ話があるんだ。”
背後から殿下の鳴き声がきこえる。
月明かりが差し込む木陰に身を隠す。
ポゥポッポッ…
“ティナ…何処にいるの?”
月明かりに照らされて羽ばたく殿下はまるで月の精みたいで美しい。
それなのに闇夜に溶け込んでしまう真っ黒な私は醜くて嫌になる。
カァカァカッカッ…
“馬鹿、殿下…無駄にイケメンなんだよ…”
ポッポッポッポッウン
“ティナは私の中で一番美しいよ”
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“殿下!!”
背後の枝から殿下が微笑みかける。
“会いたくて会いたくて仕方なかったんだ。
ティナ…愛してる”
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