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第五章 縺れた糸
恋愛初心者には荷が重い
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“うっ…殿下の馬鹿野郎……”
思いっきり翼で殿下を殴りつける。
“女の子の部屋に勝手に入るのも、ベッドに潜り込むのもマナー違反です。”
ポカスカと殿下を殴りつけながら
“見ましたよね?”
小さな声で尋ねる。
“ごめん…見るつもりはなかったんだけど…”
殿下がペコペコと頭を下げる。
“私のことがっかりしたでしょう?”
ペチャパイに割れた腹筋、たくましすぎる太もも…
なによりびしょ濡れでベッドにダイブする品性の無さ…
下着ぐらいつけるべきだった……
ブワッ…
感情が両目から溢れでる。
“綺麗だった…見ちゃいけないとわかっているのに…目をそらせなくなるほど…本当に綺麗だった。”
・・・・・
!!!!!
○✕□△……
えっ!!
綺麗だった…
きれいだった…
キレイだった…
“ずっと見たいと思っていたし…触れたいって思っていた。
会いたくて会いたくて寝ずに飛んできて…すぐにあそこがティナの部屋だってわかったんだ。
ティナの匂いに包まれたくて…いけないことだとわかっていたけどベッドに潜りこんだ。
気持ち悪いよね。
いくらティナが好きだからって…そんなことするなんて…
頼りなくて駄目な私だけど…私も男なんだ。
だから……
女としてティナを見てしまう。
抱きたいって…
ティナの全部が欲しいって…”
私は殿下の白い羽を啄みながら
“殿下の馬鹿野郎……
こういうのは神鳥の時じゃなくて…人の時に言って欲しかった…”
殿下がいきなり変化をとく。
木の枝がきしむ中
八咫烏の私を強く抱きしめる。
「ティナ…卒業まで待てない。今すぐティナを抱きたい。」
殿下は卑怯だ。
私は今…変化をとくことが出来ない。
(真っ裸だから……)
八咫烏では殿下の腕の中から逃れることは出来ない。
違う……
殿下の腕の中から出たくない。
「ティナ…聞かせて……
ティナは私と寝たい?」
殿下はずるい。
私がどれくらいソレを望んでいたのか……
でも…でも……違う…
これって私の想い描いたシチュエーションじゃない。
あだ花姫の私は経験豊富だとしても岩瀬有希子の私は……
非リアの腐女子だ。
雑誌のお洒落なデートプランに胸を踊らせ…
ドラマや映画みたいな恋に憧れ…
私は殿下の手を思いっきり突っつくと…
“鳩じゃない時に告白して欲しかったのに~
殿下のアンポンタン!!”
そう言い放ち殿下の腕から飛び出る。
唖然としている少し間抜け顔の殿下に捨て台詞を投げつける。
“ちゃんと告白を仕切り直してくれたら…私が殿下を抱いてあげるんだから……”
殿下が顔を赤らめ
「あぁ…期待してる。」
そう答えるのを見届けると私は疾風の矢のように一直線にその場から飛び去った。
思いっきり翼で殿下を殴りつける。
“女の子の部屋に勝手に入るのも、ベッドに潜り込むのもマナー違反です。”
ポカスカと殿下を殴りつけながら
“見ましたよね?”
小さな声で尋ねる。
“ごめん…見るつもりはなかったんだけど…”
殿下がペコペコと頭を下げる。
“私のことがっかりしたでしょう?”
ペチャパイに割れた腹筋、たくましすぎる太もも…
なによりびしょ濡れでベッドにダイブする品性の無さ…
下着ぐらいつけるべきだった……
ブワッ…
感情が両目から溢れでる。
“綺麗だった…見ちゃいけないとわかっているのに…目をそらせなくなるほど…本当に綺麗だった。”
・・・・・
!!!!!
○✕□△……
えっ!!
綺麗だった…
きれいだった…
キレイだった…
“ずっと見たいと思っていたし…触れたいって思っていた。
会いたくて会いたくて寝ずに飛んできて…すぐにあそこがティナの部屋だってわかったんだ。
ティナの匂いに包まれたくて…いけないことだとわかっていたけどベッドに潜りこんだ。
気持ち悪いよね。
いくらティナが好きだからって…そんなことするなんて…
頼りなくて駄目な私だけど…私も男なんだ。
だから……
女としてティナを見てしまう。
抱きたいって…
ティナの全部が欲しいって…”
私は殿下の白い羽を啄みながら
“殿下の馬鹿野郎……
こういうのは神鳥の時じゃなくて…人の時に言って欲しかった…”
殿下がいきなり変化をとく。
木の枝がきしむ中
八咫烏の私を強く抱きしめる。
「ティナ…卒業まで待てない。今すぐティナを抱きたい。」
殿下は卑怯だ。
私は今…変化をとくことが出来ない。
(真っ裸だから……)
八咫烏では殿下の腕の中から逃れることは出来ない。
違う……
殿下の腕の中から出たくない。
「ティナ…聞かせて……
ティナは私と寝たい?」
殿下はずるい。
私がどれくらいソレを望んでいたのか……
でも…でも……違う…
これって私の想い描いたシチュエーションじゃない。
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殿下のアンポンタン!!”
そう言い放ち殿下の腕から飛び出る。
唖然としている少し間抜け顔の殿下に捨て台詞を投げつける。
“ちゃんと告白を仕切り直してくれたら…私が殿下を抱いてあげるんだから……”
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