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Go for broke
それも一つの才能です。
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殿下が部屋に入ってくると、おじ様は殿下をソファーに座らせる。
「ガブリエル、力を抜きなさい。」
おじ様は殿下の眉間に人差し指を当てる。
ファサッ……
銀色の煌めいた翼が殿下の背中に生える。
「ガブリエル、お前の翼はラファエルのものだ。
これからお前はラファエルの力を受け継ぐことになる。」
おじ様が私を見つめる。
「ミカエル、お前の翼はお前だけのものだ。
そしてお前の力もまたお前だけのものだ。」
おじ様の意図がわからない。
でも…
嫌な予感がした。
おじ様はここで主を待つように言うと部屋を出ていった。
「うわぁ~本当にその翼、ティナに似合っているよ。」
殿下が私の黒い翼を見て騒ぎたてる。
「ティナ…本当に綺麗だよ。
八咫烏の時のティナも綺麗だけど、今の姿のティナも負けずと綺麗だよ。」
「真っ黒黒のなにが綺麗なのよ…
私は殿下みたいなキラキッラな翼がよかったよ。
真っ黒なんてまるで悪魔みたいだよ……」
「黒いと何故悪魔になるの?
黒は何の色にも染まらない唯一無二の色だよ。
ティナ…まるで君みたいに強くて優しい唯一無二の色だよ。」
あぁ…私は殿下のこういう所が好きなんだなぁ…
私のコンプレックスを前向きにとらえてくれる。
「もし…私が……」
途中まで言いかけて言葉をのみこむ。
言ってはいけない気がしたからだ。
殿下が私の肩を抱く。
「もし…そうなっても私の気持ちは変わらないよ。」
!!!
殿下を見つめる。
「大丈夫…側にいるから……」
小さな子供をあやすように殿下が私の背中をトントンと叩きながら
甘くかすれた声で
「大丈夫…大丈夫……」
そう囁く。
不安はうねりとなって私をのみこむ。
母は何故、私の翼を奪ったのだろうか?
何故、おじ様は私に翼も力も私だけのものだと言ったのだろうか?
何より何故ここにきて主と帝都に戻らなくてはいけないのだろうか?
「ティナ…」
殿下が私の身体を抱き上げる。
「ちょっ…待って…」
「ティナ…ティナ…ティナ……」
殿下が私を抱き上げたままクルクルと回る。
「思いっきり殴ってやれ!!
ティナを苦しめる母親なんて…」
「殿下!?」
「くよくよしたって始まらないんだろ?
えっと確か…
明日は明日の風が吹くんだろ?
起きてもいないことで悩むな!!
ティナ、君が私に言った言葉だよ。」
私は殿下の首に手を回す。
「有り難う。
うん。
思いっきり殴ってやるんだから……」
殿下が笑う。
「それでこそティナだ。」
私は大好きな殿下の頬にそっと口づけた。
「ガブリエル、力を抜きなさい。」
おじ様は殿下の眉間に人差し指を当てる。
ファサッ……
銀色の煌めいた翼が殿下の背中に生える。
「ガブリエル、お前の翼はラファエルのものだ。
これからお前はラファエルの力を受け継ぐことになる。」
おじ様が私を見つめる。
「ミカエル、お前の翼はお前だけのものだ。
そしてお前の力もまたお前だけのものだ。」
おじ様の意図がわからない。
でも…
嫌な予感がした。
おじ様はここで主を待つように言うと部屋を出ていった。
「うわぁ~本当にその翼、ティナに似合っているよ。」
殿下が私の黒い翼を見て騒ぎたてる。
「ティナ…本当に綺麗だよ。
八咫烏の時のティナも綺麗だけど、今の姿のティナも負けずと綺麗だよ。」
「真っ黒黒のなにが綺麗なのよ…
私は殿下みたいなキラキッラな翼がよかったよ。
真っ黒なんてまるで悪魔みたいだよ……」
「黒いと何故悪魔になるの?
黒は何の色にも染まらない唯一無二の色だよ。
ティナ…まるで君みたいに強くて優しい唯一無二の色だよ。」
あぁ…私は殿下のこういう所が好きなんだなぁ…
私のコンプレックスを前向きにとらえてくれる。
「もし…私が……」
途中まで言いかけて言葉をのみこむ。
言ってはいけない気がしたからだ。
殿下が私の肩を抱く。
「もし…そうなっても私の気持ちは変わらないよ。」
!!!
殿下を見つめる。
「大丈夫…側にいるから……」
小さな子供をあやすように殿下が私の背中をトントンと叩きながら
甘くかすれた声で
「大丈夫…大丈夫……」
そう囁く。
不安はうねりとなって私をのみこむ。
母は何故、私の翼を奪ったのだろうか?
何故、おじ様は私に翼も力も私だけのものだと言ったのだろうか?
何より何故ここにきて主と帝都に戻らなくてはいけないのだろうか?
「ティナ…」
殿下が私の身体を抱き上げる。
「ちょっ…待って…」
「ティナ…ティナ…ティナ……」
殿下が私を抱き上げたままクルクルと回る。
「思いっきり殴ってやれ!!
ティナを苦しめる母親なんて…」
「殿下!?」
「くよくよしたって始まらないんだろ?
えっと確か…
明日は明日の風が吹くんだろ?
起きてもいないことで悩むな!!
ティナ、君が私に言った言葉だよ。」
私は殿下の首に手を回す。
「有り難う。
うん。
思いっきり殴ってやるんだから……」
殿下が笑う。
「それでこそティナだ。」
私は大好きな殿下の頬にそっと口づけた。
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