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新たなる脅威
Pretender~地に堕ちた天人②~
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「大丈夫、君の友人は無事だから……」
男の肌が湖水で冷えきった私の身体に温もりを移す。
「ウリエル、私恋に堕ちたかも……」
脳内に語りかけてくるラファエルの声はまさに恋する乙女そのものだ。
セラフィム兄様にふられてから、仕事に生きると豪語していたはずなのに……
ラファエルはこの日から
一度も天界には戻らないまま、後の皇后陛下となった。
そして私も地上の男を好きになった。
リオン侯爵は黒ライオンの獣人だ。好きになっても結ばれることはない。
私はラファエルのように
天界を下りるつもりはないからだ。
そんな時にルシファーから
プロポーズをされた。
良き友人だと信じていた彼が、父や兄を無能あつかいし、天界に余計な軋轢を作った本人だと知った時、
ほんの少しの間でも彼に好意を抱いた自分を恨んだ。
断っても、拒んでも、彼は当たり前の跪いて愛を囁く。
苦手意識がいつの間にか嫌悪へとかわる。
そして、それがルシファーを刺激することになる。
その日、西の大陸の魔人退治の後いつものように湖で身体を清める。
後ろからはがいじめにされ、そのまま乱暴される。
あの日のリオン侯爵のことを思い出す。
濡れた黒髪、鍛えぬかれたたくましい体、ムスクを思わせる香り……
湖面を叩きつけながら
それから逃れようとするのに、中に入ってくるソレを受け入れる体が恨めしかった。
「ウリエル気持ちいいかい」
耳元で囁いた男の声が、ルシファーだと気がつくまでそう時間はかからなかった。
「離して、いやだ、やだ」
涙かこぼれる
「リオン、助けて~」
心の中で何度も何度も祈っていた。
誰かが、私をこの悪夢から救ってくれることを。
今、私を貫いているのがリオンだったなら、
貫かれ中に出され、また貫かれる。
解放されたのは夜が明ける前だった。
身も心もぼろぼろだった。
いつまでも帰ってこない私を心配してセラフィム兄様が探しにきてくれた。
兄は私を見て何が起きたのかわかったのだろう。私を抱きしめ聖力で傷をなおしていく。
私は泣きながら父と兄にルシファーにされた話をした。
ルシファーは手首と足首に鎖の烙印をおされ地上へと追放された。
私とは全く関係のない
虚偽罪と証拠隠滅罪の罪で。
男の肌が湖水で冷えきった私の身体に温もりを移す。
「ウリエル、私恋に堕ちたかも……」
脳内に語りかけてくるラファエルの声はまさに恋する乙女そのものだ。
セラフィム兄様にふられてから、仕事に生きると豪語していたはずなのに……
ラファエルはこの日から
一度も天界には戻らないまま、後の皇后陛下となった。
そして私も地上の男を好きになった。
リオン侯爵は黒ライオンの獣人だ。好きになっても結ばれることはない。
私はラファエルのように
天界を下りるつもりはないからだ。
そんな時にルシファーから
プロポーズをされた。
良き友人だと信じていた彼が、父や兄を無能あつかいし、天界に余計な軋轢を作った本人だと知った時、
ほんの少しの間でも彼に好意を抱いた自分を恨んだ。
断っても、拒んでも、彼は当たり前の跪いて愛を囁く。
苦手意識がいつの間にか嫌悪へとかわる。
そして、それがルシファーを刺激することになる。
その日、西の大陸の魔人退治の後いつものように湖で身体を清める。
後ろからはがいじめにされ、そのまま乱暴される。
あの日のリオン侯爵のことを思い出す。
濡れた黒髪、鍛えぬかれたたくましい体、ムスクを思わせる香り……
湖面を叩きつけながら
それから逃れようとするのに、中に入ってくるソレを受け入れる体が恨めしかった。
「ウリエル気持ちいいかい」
耳元で囁いた男の声が、ルシファーだと気がつくまでそう時間はかからなかった。
「離して、いやだ、やだ」
涙かこぼれる
「リオン、助けて~」
心の中で何度も何度も祈っていた。
誰かが、私をこの悪夢から救ってくれることを。
今、私を貫いているのがリオンだったなら、
貫かれ中に出され、また貫かれる。
解放されたのは夜が明ける前だった。
身も心もぼろぼろだった。
いつまでも帰ってこない私を心配してセラフィム兄様が探しにきてくれた。
兄は私を見て何が起きたのかわかったのだろう。私を抱きしめ聖力で傷をなおしていく。
私は泣きながら父と兄にルシファーにされた話をした。
ルシファーは手首と足首に鎖の烙印をおされ地上へと追放された。
私とは全く関係のない
虚偽罪と証拠隠滅罪の罪で。
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