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愛の形
恋にはなれないエクスタシー
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「殿下は七つの大罪を知っていますか?」
殿下は首を横にふる。
「(傲慢、強欲、色欲、嫉妬、暴食、憤怒、怠惰)
これって、人が持つ当たり前の感情なんです。
闇とか悪とか難しく言っているけど、もとを辿れば人ならば当たり前に持っている感情なんですよね。」
路上に燃える黒い炎を見つめる。
この中で命を奪われなくてはいけないほどの罪を犯した人は何人いるのだろうか?
「殿下は、私とセックスしたいと思ったことはないんですか?」
殿下の髪が逆立つのではと思うくらい、
ボウッと火が着いたみたいに顔が赤くなる殿下。
「ティナ……なっんてこと言うんだ。」
私は殿下を見つめながら
「私は殿下としたいと思ったこと沢山ありますよ。
だって、やっぱり好きだから全部まるごと欲しいなぁって……」
私の言葉に早口に
「私だってティナが欲しいと思ってるよ。
でも、大切にしたいんだ。大好きだから……」
照れかくしなのか、つっけんどんに言い放つ殿下が愛しくて仕方ない。
「嫌がる人を無理矢理襲うのは論外だけど、
好意がすぐに性に結びつける人もいると思うの。
愛していなくても、身体を重ねたいと思う欲求を悪とは呼べないわ。」
「ティナ……
それはどういう意味?」
どう説明すればいいんだろう?
私のいた世界にはセフレやパパ活やら、愛のないセックスが横行していた。
もちろんこの世界にも、娼館があったり、影でオセッセしている人もいる。
でも貴族の女子は婚前前はそうもいかない。
何故なら清純こそが貴族の女子のステータスだからだ。
実際「あだ花姫」でも、暴漢によって清純が失われた…と言う噂から悲劇がはじまった。
「殿下、我が家門は獣人です。獣人族は番と出会う前はたかぶりを抑えるため、性行為をするそうです。
つまり恋愛感情がなくてもエクスタシーはむかえられるそうです。」
かたまる殿下。
純粋培養の殿下にとって
想像できない世界だろうなぁ……
「ティナは…
その…つまり……
恋愛感情がなくてもエクスタシーをむかえられるのかい?」
・・・・・
「私はその……
経験もないし…
ティナ以外とは…
無理だし、考えたくもない。
私は心が狭いつまらない人間だから…
ティナには他の人とそういうことをして欲しくない。
もし、たかぶる事があったら、私とその……つまり
エクスタシーをむかえて欲しい。」
・・・・・
私は殿下の手を握る。
真っ赤っかな殿下と同じぐらい真っ赤っかな私には今の所、恋になれないエクスタシーは必要ないみたいだ。
殿下は首を横にふる。
「(傲慢、強欲、色欲、嫉妬、暴食、憤怒、怠惰)
これって、人が持つ当たり前の感情なんです。
闇とか悪とか難しく言っているけど、もとを辿れば人ならば当たり前に持っている感情なんですよね。」
路上に燃える黒い炎を見つめる。
この中で命を奪われなくてはいけないほどの罪を犯した人は何人いるのだろうか?
「殿下は、私とセックスしたいと思ったことはないんですか?」
殿下の髪が逆立つのではと思うくらい、
ボウッと火が着いたみたいに顔が赤くなる殿下。
「ティナ……なっんてこと言うんだ。」
私は殿下を見つめながら
「私は殿下としたいと思ったこと沢山ありますよ。
だって、やっぱり好きだから全部まるごと欲しいなぁって……」
私の言葉に早口に
「私だってティナが欲しいと思ってるよ。
でも、大切にしたいんだ。大好きだから……」
照れかくしなのか、つっけんどんに言い放つ殿下が愛しくて仕方ない。
「嫌がる人を無理矢理襲うのは論外だけど、
好意がすぐに性に結びつける人もいると思うの。
愛していなくても、身体を重ねたいと思う欲求を悪とは呼べないわ。」
「ティナ……
それはどういう意味?」
どう説明すればいいんだろう?
私のいた世界にはセフレやパパ活やら、愛のないセックスが横行していた。
もちろんこの世界にも、娼館があったり、影でオセッセしている人もいる。
でも貴族の女子は婚前前はそうもいかない。
何故なら清純こそが貴族の女子のステータスだからだ。
実際「あだ花姫」でも、暴漢によって清純が失われた…と言う噂から悲劇がはじまった。
「殿下、我が家門は獣人です。獣人族は番と出会う前はたかぶりを抑えるため、性行為をするそうです。
つまり恋愛感情がなくてもエクスタシーはむかえられるそうです。」
かたまる殿下。
純粋培養の殿下にとって
想像できない世界だろうなぁ……
「ティナは…
その…つまり……
恋愛感情がなくてもエクスタシーをむかえられるのかい?」
・・・・・
「私はその……
経験もないし…
ティナ以外とは…
無理だし、考えたくもない。
私は心が狭いつまらない人間だから…
ティナには他の人とそういうことをして欲しくない。
もし、たかぶる事があったら、私とその……つまり
エクスタシーをむかえて欲しい。」
・・・・・
私は殿下の手を握る。
真っ赤っかな殿下と同じぐらい真っ赤っかな私には今の所、恋になれないエクスタシーは必要ないみたいだ。
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