のんびり生きてます!!”前世おばちゃんの経験はチートなの?!”

誕生!!

たっだいまぁー!!

「ポルン？俺がいるから緊張しなくてもいいからね…びっくりさせちゃうと思うけど…ごめんね？」
ってクランが言った意味がわかるまで…5秒…4…3…2…1…



「「たっだいまぁー！！！」」



「久しぶりだったけど元気にしてた？してるよね~！僕ちゃんは元気だよ！知ってるか！ｱﾊﾊﾊﾊ…。カザンちゃんとフレイちゃんはさ、王宮で会えるけどみんなとはお久しぶりだよね~！レンレンはカフェが大人気だよね？ノエルンの車たち凄いよね~！ユーハタンは元気そうで良かった！ライルンも辺境が賑やかになって騎士の応募が無くならないね！チュリンとミュウミュウのお店も可愛いお洋服いっぱいだね！ジョータンが外交の交渉上手だから益々国が繁栄しちゃう！クランちゃん…赤ちゃんをありがとう。…でさ…クランちゃんとフレイちゃんの開発したアレが凄いよね~！それから…」

「ストーップ！ストーップ！ラディ！喋りすぎだって！チビちゃんたちがびっくりしてるよ？俺もびっくりしてるよ？1回黙ろっか？」

「フィー兄様？わかったよ！うんうん！」

「「おかえりなさい。父上…」」
カザンとクランがやっと伝えられたようだ…。

「た…うぐぐぐ…。」
ラディ？さんがくちを押さえられて変な声出してる…人は、クランパパだよね？
マシンガントークの時の目を大きく開いて話す仕草同じだもんな…。

「うん。ただいま…俺の子供たち！」ってにっこり笑って両手を広げてる…！フィー？さんはカザンパパだね！
その横でラディさんも両手広げてる！

イケメンたちの親はやっぱりイケメンだよね~！っで思ってたらさ…目の前で始まったことを見てさ…ぼくはね…今すごく感動してるんだ！

パパたちは、カザンたち1人ずつをギューって抱きしめて頭をなでてさ…さっきのマシンガントークでも言ってたこと…1人1人の今してることを褒めてるんだよ？凄くない?!各々が頑張って考えてやり始めたことを、ちゃんと知っててくれてる…そして…結果じゃなくて過程を…頑張りを褒めてくれてるんだよ？大人になったらさ、できて当たり前。になるけど…自分を認めてもらえるなんて…愛されてるって感じることができるよね…ホント素敵だよ!!

大人たちは、パパに認めてもらえてさ…みんなこどもみたいな可愛い顔して笑ってる…。
ぼくは、息子たちにちゃんと愛してるって伝えられてたのかな…ちょっとだけ…寂しくなった…ちょっとだけだよ？

そんなぼくに気づいて、服の裾をギューってしてくれる4つの手…。
あぁ…いつも堕ちてしまいそうな、ぼくを助けてくれるんだ…。
ギューって抱きしめようとしたらさ…4つだと思ってた手だけじゃなくて…もっとちっちゃい手も…一緒にギューってしてくれてたんだ…。

ぼく…幸せだょ…あぁ ┄ また泣いちゃった…。

「ナァ~」って、アクアちゃんがぼくの涙をぺろぺろ舐めてくれたんだ。

そんなぼくたちを大人たちが、優しく微笑みながら見守ってくれてたんだ。