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怪しい江戸者
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「世話になったな、旅のお人よ」
「いや、私は大したことなどしていない」
騒動もようやく過ぎ去った、昼どき。
せめてものお礼にと、エカシハユイが薄い塩の味付けをした魚の鍋物――「チェプ・オハウ」を旅の男に振る舞った。少々の山菜と近くの海で獲れた白身魚。それが、今のエカシハユイにできる最大の感謝の印だった。
大捕物が行われた場所には今はもう誰ひとり残っておらず、静かなものだ。
朝に佐藤家を出立した旅人。
ひょんな事から足止めを喰らってしまった格好になった訳だが、今の彼の者の表情には、後悔や嫌味な気持ちを示すものは微塵もなかった。
「おお、これがアイヌの料理か。初めて食べたが、美味いものだな」
それどころか、今はご満悦の表情だ。
エカシハユイの小屋の前、パチパチと弾ける焚き木の炎にくべられた鍋で作られる料理に、粗い造りの箸で掻き込むようにして舌鼓を打つ。
「済まぬ、旅の人。これが今のオレにできるせめてものお礼なのだ……。せめてハポ――おっ母さんが生きていればな」
「なんのなんの、これは美味い。充分な、もてなしだ」
「……初めて見た」
「ん? 何を……だ?」
「初めて会ったオレを奇異な目で見ず、普通に接してくれる人を、だ」
それを聞いた旅人は箸を止め、澄んだ瞳でアイヌの若者の眼を直視した。
「そういえば、気になっていた。エカシハユイ殿、そなたは和人を父に持つと聞いたのだが、どうしてここに一人で住んでいる?」
「どっちにも、好かれていないということだ。和人もアイヌも、オレのことを仲間だとは思ってくれないのだ」
若者の目から、涙が零れた。
旅人は唇を噛み、苦しそうに声を吐き出した。
「そうだったか……。私は、長崎という場所でオロシャが虎視眈々と狙っていて不穏な土地だと聴き、それを自分の目で確かめるためにやって来た。だが、この蝦夷地に来て、その平安な様子に、案外ここは楽園だと思ってしまった自分がいた。だが、それは幻想だったようだ。この土地には、オロシャの他にも大変な問題がありそうだな。今の私にはどうしようもできないのが辛いが……」
旅人が深い溜息を吐く。
項垂れるエカシハユイの肩を優しく叩いたあと、一気に椀の中の食物を掻き込んで立ち上がるとこう言った。
「世話になった、エカシハユイ殿。私はそろそろ、ここを立とうと思う」
「そうか……立つのか。ならば――」
顔を上げた若者が、思い出したように言う。
「ならば、あんたの名前を教えて欲しい。今まで聞いていなかったからな」
「フン……名前か。そんなもの、この蝦夷地では何の役にも立たないと思うが――」
旅の男はエカシハユイを見据えると、小さいが力の籠った声で言った。
「私の名は、松浦武四郎。伊勢の国の出身だが、今は故有ってこの蝦夷地を旅しておる」
「ほう……『まつうらたけしろう』か。その名、憶えておくとしよう。ニシパよ」
「ニシパ? それは、どういう意味なのだ?」
「アイヌの言葉で、旦那――立派な男、という意味さ」
「そうか、ニシパか。良い響きだな」
エカシハユイはその後、暫く松浦武四郎と名乗る男に付き添って北に向かって歩いた。
その後、ハマナス生い茂る大きな浜に出た所で、その者を見送ることとした。
「それでニシパよ、これからどこに行く?」
「そうだな……西蝦夷地を周ってみようと思う。まずは北上して、熊石から瀬棚だな」
「ほう、そうか。だが、松前藩は容易には和人地から北に余所者を行かせないはずだ。関所がある」
「そうか……。だがとにかく、行ってみるとしよう」
「では……もし良ければこの小刀を持って行ってくれ。俺が今まで大事にしていたものだが、ニシパの旅の御守り代わりに」
それは、アイヌの民が持つ小刀だった。
柄や鞘には大層な彫刻が施されていて、何とも美しい。旅の男の目が輝いた。
「これは何とも美しいものだな……有り難い。では、遠慮なくいただくこととしよう。ではこちらからも、ひとつ贈らせていただこう。これは、私の家の家紋が入った印籠だ。そなたと友となった印に」
「……勿体ないことだ」
エカシハユイは、武四郎と名乗る男に深くお辞儀をした後、それを畏まって受け取った。友という、エカシハユイにとって生まれて初めて実感する言葉が、思わず彼の者を微笑ませる。
「では、また会うこともあろう――。何故か私には、そんな気がするのだ。それまで達者でな」
「ニシパも、お元気で」
海辺の小路をひとりで北へと向かう武四郎を、いつまでもいつまでも手を振って見送ったエカシハユイだった。
――ところで。
この松浦武四郎、後に全蝦夷地の踏破、そして「北海道」という地名の名付け親となるのだが、それはまたずっと後の話。
<蝦夷地推理日誌【怪しい江戸者】 完>
「いや、私は大したことなどしていない」
騒動もようやく過ぎ去った、昼どき。
せめてものお礼にと、エカシハユイが薄い塩の味付けをした魚の鍋物――「チェプ・オハウ」を旅の男に振る舞った。少々の山菜と近くの海で獲れた白身魚。それが、今のエカシハユイにできる最大の感謝の印だった。
大捕物が行われた場所には今はもう誰ひとり残っておらず、静かなものだ。
朝に佐藤家を出立した旅人。
ひょんな事から足止めを喰らってしまった格好になった訳だが、今の彼の者の表情には、後悔や嫌味な気持ちを示すものは微塵もなかった。
「おお、これがアイヌの料理か。初めて食べたが、美味いものだな」
それどころか、今はご満悦の表情だ。
エカシハユイの小屋の前、パチパチと弾ける焚き木の炎にくべられた鍋で作られる料理に、粗い造りの箸で掻き込むようにして舌鼓を打つ。
「済まぬ、旅の人。これが今のオレにできるせめてものお礼なのだ……。せめてハポ――おっ母さんが生きていればな」
「なんのなんの、これは美味い。充分な、もてなしだ」
「……初めて見た」
「ん? 何を……だ?」
「初めて会ったオレを奇異な目で見ず、普通に接してくれる人を、だ」
それを聞いた旅人は箸を止め、澄んだ瞳でアイヌの若者の眼を直視した。
「そういえば、気になっていた。エカシハユイ殿、そなたは和人を父に持つと聞いたのだが、どうしてここに一人で住んでいる?」
「どっちにも、好かれていないということだ。和人もアイヌも、オレのことを仲間だとは思ってくれないのだ」
若者の目から、涙が零れた。
旅人は唇を噛み、苦しそうに声を吐き出した。
「そうだったか……。私は、長崎という場所でオロシャが虎視眈々と狙っていて不穏な土地だと聴き、それを自分の目で確かめるためにやって来た。だが、この蝦夷地に来て、その平安な様子に、案外ここは楽園だと思ってしまった自分がいた。だが、それは幻想だったようだ。この土地には、オロシャの他にも大変な問題がありそうだな。今の私にはどうしようもできないのが辛いが……」
旅人が深い溜息を吐く。
項垂れるエカシハユイの肩を優しく叩いたあと、一気に椀の中の食物を掻き込んで立ち上がるとこう言った。
「世話になった、エカシハユイ殿。私はそろそろ、ここを立とうと思う」
「そうか……立つのか。ならば――」
顔を上げた若者が、思い出したように言う。
「ならば、あんたの名前を教えて欲しい。今まで聞いていなかったからな」
「フン……名前か。そんなもの、この蝦夷地では何の役にも立たないと思うが――」
旅の男はエカシハユイを見据えると、小さいが力の籠った声で言った。
「私の名は、松浦武四郎。伊勢の国の出身だが、今は故有ってこの蝦夷地を旅しておる」
「ほう……『まつうらたけしろう』か。その名、憶えておくとしよう。ニシパよ」
「ニシパ? それは、どういう意味なのだ?」
「アイヌの言葉で、旦那――立派な男、という意味さ」
「そうか、ニシパか。良い響きだな」
エカシハユイはその後、暫く松浦武四郎と名乗る男に付き添って北に向かって歩いた。
その後、ハマナス生い茂る大きな浜に出た所で、その者を見送ることとした。
「それでニシパよ、これからどこに行く?」
「そうだな……西蝦夷地を周ってみようと思う。まずは北上して、熊石から瀬棚だな」
「ほう、そうか。だが、松前藩は容易には和人地から北に余所者を行かせないはずだ。関所がある」
「そうか……。だがとにかく、行ってみるとしよう」
「では……もし良ければこの小刀を持って行ってくれ。俺が今まで大事にしていたものだが、ニシパの旅の御守り代わりに」
それは、アイヌの民が持つ小刀だった。
柄や鞘には大層な彫刻が施されていて、何とも美しい。旅の男の目が輝いた。
「これは何とも美しいものだな……有り難い。では、遠慮なくいただくこととしよう。ではこちらからも、ひとつ贈らせていただこう。これは、私の家の家紋が入った印籠だ。そなたと友となった印に」
「……勿体ないことだ」
エカシハユイは、武四郎と名乗る男に深くお辞儀をした後、それを畏まって受け取った。友という、エカシハユイにとって生まれて初めて実感する言葉が、思わず彼の者を微笑ませる。
「では、また会うこともあろう――。何故か私には、そんな気がするのだ。それまで達者でな」
「ニシパも、お元気で」
海辺の小路をひとりで北へと向かう武四郎を、いつまでもいつまでも手を振って見送ったエカシハユイだった。
――ところで。
この松浦武四郎、後に全蝦夷地の踏破、そして「北海道」という地名の名付け親となるのだが、それはまたずっと後の話。
<蝦夷地推理日誌【怪しい江戸者】 完>
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