異世界転移したら女神の化身にされてしまったので、世界を回って伝説を残します

高崎三吉

文字の大きさ
164 / 1,316
第8章 ライバンス・魔法学院編

第164話 学園の守護者とあれこれ

しおりを挟む
 オレはこの学園の守護精霊だといいつつ、仮に生徒が巻き込まれても手を出さないというビューゼリアンには少々憤っていたのは確かだ。
 恐らくこの精霊の仕事はあくまでも大規模な破壊だとか、外部からのテロ行為だとかからこの学園を守る事であって、個別の犯罪行為に干渉はしないということなのか。

「それではどんな犯罪も内部のものならあなたは見過ごすのですか?」
『そんな事は無いぞ。教授による汚職や横領、生徒を扇動して暴力に走らせるなど『学問の府』としての活動に支障を来すものは、当然この我の管轄であり見つけ次第、懲罰を下すことになっている』

 つまりビューゼリアンは魔法の研究や実験に伴う犠牲は甘受しているが、魔法とは関係の無い組織内部の腐敗・暴走を取り締まるのが仕事ということなのか。
 二一世紀の人間の感覚で言えば、そりゃまあ組織内の腐敗は重大な問題ではあるにしろ、人命が失われる事はもっと優先して取り組むべきことだろう。
 しかしビューゼリアンは犠牲がでることを奨励まではしていないまでも、恐らくは『魔法の発展に必要なコスト』程度の認識であるらしい。
 むしろ自由に魔法の研究が行われている結果として受け止めているのかもしれない。
 どうやらこの学園の守護精霊は、ここにいるマッドな学者達と大差は無いようだ。

 いや。冷静に考えるとファーゼストのような街の神様が『その地域における典型的な貴族』として信者から描かれ、顕現した時にはその姿をとるように、ビューゼリアンもそのような対象としてこの学園の教授や生徒から見られているために、実際の行動もそうなってしまうのかもしれない。

 正直に言えば、ビューゼリアンに憤りはしたけど、それではオレがコイツに対して何が出来るのかと言われると何も出来ないわけで、不本意だけど許容するしか選択肢は無い事は分っているのだ。

『何にせよそなたはずいぶんと毛色の変わった存在だ。実に興味深い』
「まさかこちらを捕らえようとでも思っているのですか?」
『先ほど吾が言ったことを覚えていないのか? 吾はあくまでもこの学園の守護精霊であって、そなたに対しても出来る事は限定されている。施設や資料に火をかけたり、生徒達を扇動したりせぬ限り、吾に許されているのはこうやって話をすることぐらいだ』

 仮にビューゼリアンが直接オレに手出しすることが出来ないとしても、教授達をたきつけるとか、自分の眷属にオレを襲わせるとか幾らでも出来る事はあるだろう。
 なにしろ聖セルム教において、死後この世に精霊として残っている連中の言うことを鵜呑みにしたら、とんでもない目に遭わされる事は、オレにかけられた首輪に宿っていたケノビウスの件でとっくに学習済みなのだ。

「一応は分かりました。しかしわたしも出来るだけ早く、ここの蔵書から必要な情報を取り出したいのですよ」
『それはまた随分と急ぐのだな。不死者イモータルの身なのだから、仮に年単位で時間がかかろうと構わないではないか』

 悪いけどそんなに時間をかけたら、オレの男としての自我が無くなってしまいかねないんですよ!
 あんたはもう性別とか、そういうものはとっくの昔に捨ててしまったかもしれないけど、オレには色々あるんです。しかしそれを明かすワケにもいかないので、ここは相手が納得しそうな事を言うしか無い。

「その方が結果的にはあなたのためになるかもしれませんよ。なにしろわたしはいろいろな相手に狙われていますからね。いつまでもこの学園にとどまっていたら何があるか分かりませんから」
『それならば心配はいらん。そのような外部からの侵入についてならば、この我が許しはしないからな』

 要するに中で起きた事は全部、あんたの承認済み、少なくとも黙認しているという事かよ。多神教の神話だとしばしば、自分の領域だったら主神級でも手が出せないような強大な存在がいたりするけど、ひょっとするとこの学園内におけるビューゼリアンもそういう相手なのかもしれないな。

『むしろ我にとってはもっとも自由にならぬものが、この学園の教師や生徒達の日々の行動なのだ』

 それは凄いのか凄くないのかよく分らないが、結局のところ多神教の世界でも一神教の世界でも神様が人間の意志を自由にする事は出来ないということなのだろう。

「ところであなたの基準だとわたしはどうなるんですか?」
『我の用いる基準は《唯一なるもの》の定めた世界の法だ』

 それは全然答えになっていません。

『それでは答えになっていないとそなたは思ったであろう』
「当たり前ですよ」
『しかしそれは当然なのだ。唯一なるものは可能性を尊ぶ。故に聖セルムが与えられし預言も完全なものではなく、常に考える余地が残されているのだ』

 それって要するに曖昧でどうにでも解釈できるという事なんじゃ無いでしょうか。
 まあそれだからこそ聖セルム教団は幾つもの派閥に分裂しているし、この学園でもまた多くの学閥が競い合っているんだろうな。

『そのためどこに限界があり、どこまで許されるかもまた同じでは無い。時代や状況次第で常に変遷していくものなのだ』

 その理屈はもっともだけど、恣意的な解釈を許す根拠にもなりそうだなあ。
 もちろん疑っていたらキリが無いけど、この学園の現状を考えるとビューゼリアンの考えている基準はかなり偏っている気がするな。
 ケノビウスが肝心な事をオレに黙って利用していたように、このビューゼリアンも何か画策している、そんな気がヒシヒシと感じられたのだ。
 オレがいろいろと悩んでいると、ビューゼリアンはさらに話を続けてくる。

『あとそなたは誤解しているかもしれんが、我はこの学園の守護精霊ではあるが、別に敷地内の事を全て知っているワケではないし、もちろん将来を予知する事も出来ない。結局のところ我は《死すべき定めを持たぬ管理者》以上の存在では無いのだ』

 まあ『街の神様』でも街の中の事を全部知っているわけじゃないし、何よりイロールが自分の寺院の中で男を性転換させていることすら知らないのだから、それぐらいは分っているよ。
 しかし本当にこの世界の神様とか精霊とかは、元の世界と比べると遙かに身近な存在というだけに、その振るえる力も限定されているらしい。
 まあ街どころか大きな学校ですら、守護精霊のような存在がいるのに、それらが自由に力を振るったら世界がメチャクチャになりかねないから、当然のことなんだろうけどな。
 それを考えると『全知全能の唯一神』が決して直接人間に介入しないという考えは、元の世界の一神教同様、理にかなったことだと言えるかもしれない。
 それはともかく改めてオレはビューゼリアンに問うことがある。

「おっしゃる理屈からすると基準は絶対のものではないのでしょうから、今回はこちらの使う魔法を許容してもらえませんかね? さっきも言ったようにわたしはすぐに問題を引き起こす質なので、あんまり一カ所に長居したくないんです」
『それはつまりそなたは自ら引き起こした問題を、自分で解決する事で名声を博していたということなのかね?』
「そんなわけありませんよ!」

 いや。まあ傍目にはそう思われても仕方ないかもしれないし、ホン・イールはそんな事を考えているらしいのは確かだ。
 しかしオレが問題を引き寄せやすい体質なのは確かだが、自分で引き起こした事など一度として無いんだよ。

『いや。別に構わんぞ。そなたが問題を引き起こし、それがどのような結果を招くのかにも我は興味はあるからな』

 おいおい。ビューゼリアンは自分の守るべき生徒や教師が巻き込まれる危険性がある事を承知で、オレのようなヤバい存在を受け入れようと思っているのかよ ―― だけどそんなヤツは大勢いたし、たぶん今でも大勢いるだろう。
 正直に言って、これが元の男子高校生の容姿のままだったら、下手したら行く先々で『疫病神』扱いされていたのかもしれないのだなあ。

『何だったらここにいつまでも留まっていればいいぞ』
「それであなたの配偶者にでもなれと言うのですか?」
『生憎だが我はそのような肉体に根ざす欲望など遙か昔に忘れてしまった。今までに出会ったもの達は違ったのかね?』

 そういえばケノビウスも似たような話をしていたな。
 まあ首輪でも学園でも、何かに宿る時点でその魂の一部が変質するということか。
 そりゃまあビューゼリアンが男だったか女だったか知らないけど、もし男だったとしたら学園内で女子が風呂に入っているのもガン見している事になるわけで、確かにそういう事になるのは遠慮したい話だろう。

「ならば何のためにここに留まれというのですか?」
『そなたは自分の力がどれほどのものか、知りたくは無いのか? ここにいればその力を存分に振るう機会もあるし、またそれを計る体制も整っているのだぞ』
「申し訳ないですけど、お断りさせてもらいます」

 生憎だけどオレはそんな事には興味無いんだよ。
 要するにビューゼリアンにとっても貴重な研究素材だから、オレを引き留めようとしているのは分る。
 だけど今のオレに力を与えている信者達は『黄金の女神』として崇拝している上に、それを仕切っている皇帝だの王太子だのが『恋人』として振る舞っているんだからな。
 元の世界でも神様は信徒の都合で、崇拝された後からもいろいろな要素が付け加えられたりするのは当たり前だったけど、自分がその対象になると実に恥ずかしい気分だ。
 そんなわけでオレは『信徒の捧げた崇拝の力』は本当にそれを使わないと命が危ないような状況で無い限り触れるつもりはない。

『分った。ならばもっと別の話をしようではないか』

 随分としつこく食い下がってくるんだな。
 話題をいろいろと変えているけど、本当の意図は別のところにありそうだ。

『そなたは言わば不死者イモールタルの領域と定命モータルの領域との橋渡しになり得る存在だ』
「こちらを調べることで不死者イモールタルになる道を探ろうとか、そんな話ですか?」
『それも面白いが、もっと別の可能性があるとは思わないかね?』

 随分ともったいぶった態度だな。
 曲がりなりにも教育者だから『自分で気付かねば意味は無い』とでも思っているかもしれないが、ひとつ重大な誤解があるようだ。

「わたしはあなたの生徒ではありませんから、回りくどい言い方をされてもついていけませんよ」
『それならば今からでもこの学園に入学し、我が生徒の一人となってもよいぞ。この我がそれを承認しようではないか』

 これは学園ものでよくあるパターンの『理事長肝いりで強引な編入』という展開ですか!
 うう。男のままだったら、これでハーレム展開なんて妄想出来たかもしれないけど、今のオレの場合、逆ハー路線しかありえない。
 しかしどこか違和感があるな。
 ビューゼリアンはオレについても少なくともホン・イール以上に知識を有しているはずだ。もちろんその認識がオレとは大きく食い違っている可能性が高いけど、それでもオレを研究素材以外の目的でこの学園に受け入れる意図はなんだ?
 やっぱり何か裏で画策しているのではないか。それもこの『学園の管理者』という枠を遙かに超えた何かが含まれている。
 そんな感覚がヒシヒシとオレの背筋を走っていた。
しおりを挟む
感想 104

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。

MP
ファンタジー
高校2年の夏。 高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。 地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。 しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。

スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜

かの
ファンタジー
 世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。  スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。  偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。  スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!  冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!

戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件

さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。 数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、 今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、 わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。 彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。 それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。 今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。   「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」 「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」 「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」 「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」   命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!? 順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場―― ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。   これは―― 【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と 【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、 “甘くて逃げ場のない生活”の物語。   ――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。 ※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?

猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣で最強すぎて困る

マーラッシュ
ファンタジー
旧題:狙って勇者パーティーを追放されて猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣だった。そして人間を拾ったら・・・ 何かを拾う度にトラブルに巻き込まれるけど、結果成り上がってしまう。 異世界転生者のユートは、バルトフェル帝国の山奥に一人で住んでいた。  ある日、盗賊に襲われている公爵令嬢を助けたことによって、勇者パーティーに推薦されることになる。  断ると角が立つと思い仕方なしに引き受けるが、このパーティーが最悪だった。  勇者ギアベルは皇帝の息子でやりたい放題。活躍すれば咎められ、上手く行かなければユートのせいにされ、パーティーに入った初日から後悔するのだった。そして他の仲間達は全て女性で、ギアベルに絶対服従していたため、味方は誰もいない。  ユートはすぐにでもパーティーを抜けるため、情報屋に金を払い噂を流すことにした。  勇者パーティーはユートがいなければ何も出来ない集団だという内容でだ。  プライドが高いギアベルは、噂を聞いてすぐに「貴様のような役立たずは勇者パーティーには必要ない!」と公衆の面前で追放してくれた。  しかし晴れて自由の身になったが、一つだけ誤算があった。  それはギアベルの怒りを買いすぎたせいで、帝国を追放されてしまったのだ。  そしてユートは荷物を取りに行くため自宅に戻ると、そこには腹をすかした猫が、道端には怪我をした犬が、さらに船の中には女の子が倒れていたが、それぞれの正体はとんでもないものであった。  これは自重できない異世界転生者が色々なものを拾った結果、トラブルに巻き込まれ解決していき成り上がり、幸せな異世界ライフを満喫する物語である。

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした

新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。 「もうオマエはいらん」 勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。 ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。 転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。 勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)

処理中です...