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第16章 破滅の聖者
第596話 謎の少年の目的とは
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メトゥサイラはどこかイタズラっぽい子供のような、そして何かを隠すかのような笑みを浮かべている。
オレの事を知っていて、しかもゾンビ共に命令――少なくとも影響――を与えられるとすればこの少年は『虚ろなる者』の信徒なのか?
もちろんメトゥサイラはどう見てもアンデッドでは無い。
知性あるアンデッドならば幻覚魔法で外見を欺くことは可能だが、オレの『霊視』や『魔法眼』などの魔法的感覚でも見ても、そのようなものは感じられない。
もっと言えば『人間にしか見えない』のだけど、以前に出会った神造者達は『神格をごまかす魔法』を開発していたから、似たような魔法が他にも存在していてメトゥサイラが自分にかけている可能性は否定できない。
まさかとは思うけど、オレと同じように『神格として神の領域に入るだけの力を持つにも関わらず、自分の意思で人の身にとどまっている』ということはあり得るのだろうか?
もちろんオレだって自分と同様の存在が他にいないと思っていたワケではない。
だがそれならば相当に有名になっていないとおかしいから、大陸の2/3を歩き回ってきたオレの耳に入っていないとはちょっと考えにくいな。
いずれにしてもその正体がはっきりするまで警戒を怠る事は出来ない。
ただそれでもなんとなく、このメトゥサイラと名乗った不可思議な少年に対しては、どこか親しみというか、何というか、理屈ではない感情がオレの胸中に湧き上がっていたのも否定できなかった。
そしてメトゥサイラは聞くだけで安心させる静かな声を発する。
「心配しなくとも、私は先ほどあなたを襲った連中とは別ですよ」
「しかしそれならなぜあのアンデッドは引いていったのですか?」
そうだ。どう見ても先ほどのアンデッド達はメトゥサイラを恐れて引いたかのようにしか思えなかった。
もっとも知性を殆ど失い、命令のままにしか動けないはずの下級アンデッドに恐れるという意識も無いはずなのだが、そうするとやはりこの少年がアンドッドに命令出来る能力があるのかもしれない。
しかしメトゥサイラは静かに頬笑みつつ首を振る。
「その理由は私も知りたいね。偶然かもしれないだろう」
「幾ら何でもそんな話は信じられません」
「あれを偶然だとはとても思えないというのは私も同意見だよ」
そういってメトゥサイラは小さく肩をすくめる。
「からかっているんですか。痛っ」
思わず声を荒げてしまったが、そこで身体に走った痛みから、まだ治癒していない事にようやく気がついた。
言い換えるとそれだけメトゥサイラの存在に心を奪われていたということになるかもしれないが、いろいろと複雑な心境だ。
「少し待ってください。自分の怪我を治しますから」
「ご自由に。いや。むしろ当然のことだろうね」
う~ん。少なくともオレが負傷を治癒する事を邪魔する気は無いらしい。
とりあえずオレは自分の身に『肉体の治癒』をかけて立ち上がる。
「僕の手助けは不要だったのかな。それとも触りたくも無いとか?」
さしのべた手にオレが触れもしなかったことは不満らしいが、こっちとしてもいろいろと警戒しているのだからそこは勘弁してもらいたいものだ。
「すみません。わざわざあなたの手をわずらわせるまでも無いと思っただけです」
「まあいいよ。それでは私と一緒に来てもらえるかな?」
正直に言えば、この誘いに対し心が動かなかったわけでは無い。
一人で行動するのは危険が大きい事をついさっき自分の身で思い知ったばかりだし、メトゥサイラへの関心もあった。
しかし相手の意図と正体がよく分からない以上、ホイホイとついていくのは危険が大きすぎるだろう。
「少し待ってください。そもそもあなたは何者なのですか?」
「なにと言われても……先ほど名乗った通りメトゥサイラだよ」
それはまるで答えになっていないけど、オレが同じ立場でも『自分が何者なのか』と問われてにわかには答えられないからなあ。
「質問を変えますけど、近辺の村々で『この世は苦痛に満ちている』との教えを広めているのはあなたですか?」
「それは教えではなく、確実な真理だよ」
「あなたがそれを説いて回っている事は確かなのですね」
「もちろんその通り」
やはりこのメトゥサイラが農民達から支持を集め、また地元の官憲から追われているらしい『お方』なのだろうか。
仮に本人ではないとしても、その仲間という事は十分に考えられる。
「アルタシャ……君には是非とも私の事をもっと分かって欲しい。そして協力してもらいたいんだよ」
「あなたの目的は何なのですか?」
「この世界を救う、と言えば信じてもらえるかな」
いくら何でも漠然としすぎというか、あまりにも大げさな話だ。
もしも元の世界でそんな事を聞かされたら、危ない人だと思って、関わりを避けるためさっさと背を向けて立ち去ったろうな。
それにこの世界における神様でも、そこまでトンデモナイ事を唱えているワケではない。
これまで出会った中で近い存在があるとしたら、西方の第五階級が唱えていた『不完全な世界を完全なものとする』との教えか、さもなくば『人間を神から、そして神を人間から、いずれも解放する』と唱えていたウルハンガあたりだろうか。
だがそのいずれも現実的な目標ではなく、遥か先にある遠い理想という形で示していたものだった。
しかしメトゥサイラの言葉には、当人がそれを信じているのは当然としても、それを実現するための、遠大であろうとも何か確固たる方法があるのかのように思えたのだ。
オレの事を知っていて、しかもゾンビ共に命令――少なくとも影響――を与えられるとすればこの少年は『虚ろなる者』の信徒なのか?
もちろんメトゥサイラはどう見てもアンデッドでは無い。
知性あるアンデッドならば幻覚魔法で外見を欺くことは可能だが、オレの『霊視』や『魔法眼』などの魔法的感覚でも見ても、そのようなものは感じられない。
もっと言えば『人間にしか見えない』のだけど、以前に出会った神造者達は『神格をごまかす魔法』を開発していたから、似たような魔法が他にも存在していてメトゥサイラが自分にかけている可能性は否定できない。
まさかとは思うけど、オレと同じように『神格として神の領域に入るだけの力を持つにも関わらず、自分の意思で人の身にとどまっている』ということはあり得るのだろうか?
もちろんオレだって自分と同様の存在が他にいないと思っていたワケではない。
だがそれならば相当に有名になっていないとおかしいから、大陸の2/3を歩き回ってきたオレの耳に入っていないとはちょっと考えにくいな。
いずれにしてもその正体がはっきりするまで警戒を怠る事は出来ない。
ただそれでもなんとなく、このメトゥサイラと名乗った不可思議な少年に対しては、どこか親しみというか、何というか、理屈ではない感情がオレの胸中に湧き上がっていたのも否定できなかった。
そしてメトゥサイラは聞くだけで安心させる静かな声を発する。
「心配しなくとも、私は先ほどあなたを襲った連中とは別ですよ」
「しかしそれならなぜあのアンデッドは引いていったのですか?」
そうだ。どう見ても先ほどのアンデッド達はメトゥサイラを恐れて引いたかのようにしか思えなかった。
もっとも知性を殆ど失い、命令のままにしか動けないはずの下級アンデッドに恐れるという意識も無いはずなのだが、そうするとやはりこの少年がアンドッドに命令出来る能力があるのかもしれない。
しかしメトゥサイラは静かに頬笑みつつ首を振る。
「その理由は私も知りたいね。偶然かもしれないだろう」
「幾ら何でもそんな話は信じられません」
「あれを偶然だとはとても思えないというのは私も同意見だよ」
そういってメトゥサイラは小さく肩をすくめる。
「からかっているんですか。痛っ」
思わず声を荒げてしまったが、そこで身体に走った痛みから、まだ治癒していない事にようやく気がついた。
言い換えるとそれだけメトゥサイラの存在に心を奪われていたということになるかもしれないが、いろいろと複雑な心境だ。
「少し待ってください。自分の怪我を治しますから」
「ご自由に。いや。むしろ当然のことだろうね」
う~ん。少なくともオレが負傷を治癒する事を邪魔する気は無いらしい。
とりあえずオレは自分の身に『肉体の治癒』をかけて立ち上がる。
「僕の手助けは不要だったのかな。それとも触りたくも無いとか?」
さしのべた手にオレが触れもしなかったことは不満らしいが、こっちとしてもいろいろと警戒しているのだからそこは勘弁してもらいたいものだ。
「すみません。わざわざあなたの手をわずらわせるまでも無いと思っただけです」
「まあいいよ。それでは私と一緒に来てもらえるかな?」
正直に言えば、この誘いに対し心が動かなかったわけでは無い。
一人で行動するのは危険が大きい事をついさっき自分の身で思い知ったばかりだし、メトゥサイラへの関心もあった。
しかし相手の意図と正体がよく分からない以上、ホイホイとついていくのは危険が大きすぎるだろう。
「少し待ってください。そもそもあなたは何者なのですか?」
「なにと言われても……先ほど名乗った通りメトゥサイラだよ」
それはまるで答えになっていないけど、オレが同じ立場でも『自分が何者なのか』と問われてにわかには答えられないからなあ。
「質問を変えますけど、近辺の村々で『この世は苦痛に満ちている』との教えを広めているのはあなたですか?」
「それは教えではなく、確実な真理だよ」
「あなたがそれを説いて回っている事は確かなのですね」
「もちろんその通り」
やはりこのメトゥサイラが農民達から支持を集め、また地元の官憲から追われているらしい『お方』なのだろうか。
仮に本人ではないとしても、その仲間という事は十分に考えられる。
「アルタシャ……君には是非とも私の事をもっと分かって欲しい。そして協力してもらいたいんだよ」
「あなたの目的は何なのですか?」
「この世界を救う、と言えば信じてもらえるかな」
いくら何でも漠然としすぎというか、あまりにも大げさな話だ。
もしも元の世界でそんな事を聞かされたら、危ない人だと思って、関わりを避けるためさっさと背を向けて立ち去ったろうな。
それにこの世界における神様でも、そこまでトンデモナイ事を唱えているワケではない。
これまで出会った中で近い存在があるとしたら、西方の第五階級が唱えていた『不完全な世界を完全なものとする』との教えか、さもなくば『人間を神から、そして神を人間から、いずれも解放する』と唱えていたウルハンガあたりだろうか。
だがそのいずれも現実的な目標ではなく、遥か先にある遠い理想という形で示していたものだった。
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