721 / 1,316
第18章 奇怪なる殺戮者?
第721話 殺戮者について考えていると
しおりを挟む
実際に夜間外出禁止令が出ているとなると、本当に連続で猟奇殺人が起きているのは間違いないが、それでもいろいろと気になることはある。
もちろん噂話だから鵜呑みには出来ない。
元の世界でも殺人事件の現場については詳しい事は公表されず、犯人特定の切り札にするという話を聞いたことがある。
この街でも同じことが行われているかどうかは知らないが、否応無しに耳目を集める大事件ともなれば無責任な話が飛び交って当然だ。
ただ話半分に聞いても、とても単独で一般人が引き起こしているとは思えない。
モンスターや亡霊の類かもしれないし、場合によっては何らかの宗教的な意義があってカルト教団が組織的に活動しているのかもしれない。
「ところでその連続殺人ですけど、犯人については何か分かっていることがあるのですか?」
「それについてなんだが……」
男は口を開きかけたが、ここで語尾を濁す。
「どうされました?」
「俺もハッキリ知っているワケじゃないんだ。だけど既に何度も警邏隊によって犯人は目撃されているらしいが、一人として捕まって裁かれたヤツはいない」
犯人は見つかっているのに、裁かれてはいない?
ありがちな話では、その連続殺人鬼が大貴族だとか、そんな立場なので警邏隊には手出し出来ないという展開か?
いや。いくら貴族でもそこまで非道な真似をしていたら、隠蔽など出来るもんじゃない。間違い無く街の人間が暴動を起こしているだろう。
「これはあくまでも噂なんだが、犯人だと目星をつけた相手のところに警邏隊が踏み込んだら、家の中は血の海になっていて、床に臓腑をまき散らしていたのがそいつらしい。しかもそれは一度や二度ではなかったそうだ」
え? つまり容疑者のところに踏み込むと、くだんの相手が惨殺されていたという事なのか。
その話が本当だとしたら、殺人鬼の正体は変幻自在に外見を変えるモンスターで、誰かを惨殺した上で、すり替わって殺人行為を繰り返しているのかもしれない。
それとも何らかの組織で活動していて、見つかる毎にその相手を口封じしているのか。
もちろんこれだけの情報を元に部外者が想像して、簡単に答えが出るなら苦労はないけどな。
「お前さんは旅のもんなら、とっとと出ていった方がいいぞ。さっきも言ったように旅人でも殺されているからな」
う~ん。どこからどこまで本当なのか分からないけど、とにかくこの街はかなり深刻な状況にあるのは確かだ。
まあいい。どうせこの人の知っている事も、あくまでも人づてに聞いただけだろうし、とんでもない誤解や誇張があっても不思議では無いからな。
「ありがとうございます。それでは失礼します」
オレはひとまず礼を述べて、高札を後にした。
取りあえずその日、オレは下町で宿をとった。
夜間外出禁止令や、連続殺人についていろいろと聞いてはみたが、当然というべきか真相に繋がるような話はなかった。
こういう場合、元の世界のフィクションだったら殺人現場を線で結ぶと何らかの図形になっているとか、死者が何らかの特定の血筋に属しているとかで、実は殺人事件はもっと大きな陰謀の切っ掛けに過ぎなかったとか、そんなのがありがちなパターンだ。
このヒュールの町は魔法の研究が盛んだと聞いているから、ひょっとするとどこかのロクでもない魔法使いが、自分の開発した魔法を実験しているという事すらありうる。
だがこの町にだって、間違い無く守護神がいるはずだから、神託でも犯人の実情がつかめないものなのだろうか。
当然ながら町の神様は自分の司る町の中の事しか分からないから、たとえば犯人が町の外部から来ている人間で犯行の都度、外に出ているのなら神託ではどうしようもないわけだ。
残念ながらこの世界では神様でも予知能力は無いので、殺人を事前に察知して信徒に教えるような事は出来ない。
そんなわけで犯行の防止はあくまでも人間のやるべき事となる。
色々と考えてはみたものの、そもそもオレは別に猟奇殺人などに関わるために、この町に来たわけじゃない。
魔法の研究で名高い町という話を聞いて訪問したけど、これだけの事件が起きているならとっとと立ち去るべきだ。
そうだな。明日にもこのヒュールを立つとしよう。
そうしないとまたこの事件に自分から首を突っ込んでしまうのが、オレ自身の運命というか性分なのだ。
そして日が暮れた後、オレは宿の二階の窓からすっかりと人気の無くなった町の様子をボンヤリと見ていた。
あちこちでポツポツと動いている明かりは、見張りの警邏隊だろうか。その動きからすると今のところ殺人のような大事件は起きていないようだ。
だがここでオレの視界に見逃せないものが飛び込んできた。
フードを被った小さな人影が、とっくに暗くなった街路を隠れるようにコソコソと動き回っていたのだ。
いったい何者だ?
日が暮れてから、外を出歩いている人間は警邏隊が見つけ次第、拘束してよい事になっているのだから真っ当な人間で無い事は確かだろう。
もちろんくだんの殺人鬼とは何の関係もなく、外出禁止令など知った事かと出歩いているだけの相手かもしれないし、人通りが少ない事で活動しているただのケチなコソ泥なのかもしれない。
だがオレにはこの小さな相手をどうしても見逃せない気がした。自慢ではないが、これまでオレのその感覚が外れた事は無い。
そしてそうなるといつもとんでもない苦労をするわけだが、これもオレ自身の性分だと覚悟を固めて付き合うだけだ。
そんなわけでオレは『蜘蛛登り』の魔法をかけて、宿の二階からこっそりと街路に降り立った。
もちろん噂話だから鵜呑みには出来ない。
元の世界でも殺人事件の現場については詳しい事は公表されず、犯人特定の切り札にするという話を聞いたことがある。
この街でも同じことが行われているかどうかは知らないが、否応無しに耳目を集める大事件ともなれば無責任な話が飛び交って当然だ。
ただ話半分に聞いても、とても単独で一般人が引き起こしているとは思えない。
モンスターや亡霊の類かもしれないし、場合によっては何らかの宗教的な意義があってカルト教団が組織的に活動しているのかもしれない。
「ところでその連続殺人ですけど、犯人については何か分かっていることがあるのですか?」
「それについてなんだが……」
男は口を開きかけたが、ここで語尾を濁す。
「どうされました?」
「俺もハッキリ知っているワケじゃないんだ。だけど既に何度も警邏隊によって犯人は目撃されているらしいが、一人として捕まって裁かれたヤツはいない」
犯人は見つかっているのに、裁かれてはいない?
ありがちな話では、その連続殺人鬼が大貴族だとか、そんな立場なので警邏隊には手出し出来ないという展開か?
いや。いくら貴族でもそこまで非道な真似をしていたら、隠蔽など出来るもんじゃない。間違い無く街の人間が暴動を起こしているだろう。
「これはあくまでも噂なんだが、犯人だと目星をつけた相手のところに警邏隊が踏み込んだら、家の中は血の海になっていて、床に臓腑をまき散らしていたのがそいつらしい。しかもそれは一度や二度ではなかったそうだ」
え? つまり容疑者のところに踏み込むと、くだんの相手が惨殺されていたという事なのか。
その話が本当だとしたら、殺人鬼の正体は変幻自在に外見を変えるモンスターで、誰かを惨殺した上で、すり替わって殺人行為を繰り返しているのかもしれない。
それとも何らかの組織で活動していて、見つかる毎にその相手を口封じしているのか。
もちろんこれだけの情報を元に部外者が想像して、簡単に答えが出るなら苦労はないけどな。
「お前さんは旅のもんなら、とっとと出ていった方がいいぞ。さっきも言ったように旅人でも殺されているからな」
う~ん。どこからどこまで本当なのか分からないけど、とにかくこの街はかなり深刻な状況にあるのは確かだ。
まあいい。どうせこの人の知っている事も、あくまでも人づてに聞いただけだろうし、とんでもない誤解や誇張があっても不思議では無いからな。
「ありがとうございます。それでは失礼します」
オレはひとまず礼を述べて、高札を後にした。
取りあえずその日、オレは下町で宿をとった。
夜間外出禁止令や、連続殺人についていろいろと聞いてはみたが、当然というべきか真相に繋がるような話はなかった。
こういう場合、元の世界のフィクションだったら殺人現場を線で結ぶと何らかの図形になっているとか、死者が何らかの特定の血筋に属しているとかで、実は殺人事件はもっと大きな陰謀の切っ掛けに過ぎなかったとか、そんなのがありがちなパターンだ。
このヒュールの町は魔法の研究が盛んだと聞いているから、ひょっとするとどこかのロクでもない魔法使いが、自分の開発した魔法を実験しているという事すらありうる。
だがこの町にだって、間違い無く守護神がいるはずだから、神託でも犯人の実情がつかめないものなのだろうか。
当然ながら町の神様は自分の司る町の中の事しか分からないから、たとえば犯人が町の外部から来ている人間で犯行の都度、外に出ているのなら神託ではどうしようもないわけだ。
残念ながらこの世界では神様でも予知能力は無いので、殺人を事前に察知して信徒に教えるような事は出来ない。
そんなわけで犯行の防止はあくまでも人間のやるべき事となる。
色々と考えてはみたものの、そもそもオレは別に猟奇殺人などに関わるために、この町に来たわけじゃない。
魔法の研究で名高い町という話を聞いて訪問したけど、これだけの事件が起きているならとっとと立ち去るべきだ。
そうだな。明日にもこのヒュールを立つとしよう。
そうしないとまたこの事件に自分から首を突っ込んでしまうのが、オレ自身の運命というか性分なのだ。
そして日が暮れた後、オレは宿の二階の窓からすっかりと人気の無くなった町の様子をボンヤリと見ていた。
あちこちでポツポツと動いている明かりは、見張りの警邏隊だろうか。その動きからすると今のところ殺人のような大事件は起きていないようだ。
だがここでオレの視界に見逃せないものが飛び込んできた。
フードを被った小さな人影が、とっくに暗くなった街路を隠れるようにコソコソと動き回っていたのだ。
いったい何者だ?
日が暮れてから、外を出歩いている人間は警邏隊が見つけ次第、拘束してよい事になっているのだから真っ当な人間で無い事は確かだろう。
もちろんくだんの殺人鬼とは何の関係もなく、外出禁止令など知った事かと出歩いているだけの相手かもしれないし、人通りが少ない事で活動しているただのケチなコソ泥なのかもしれない。
だがオレにはこの小さな相手をどうしても見逃せない気がした。自慢ではないが、これまでオレのその感覚が外れた事は無い。
そしてそうなるといつもとんでもない苦労をするわけだが、これもオレ自身の性分だと覚悟を固めて付き合うだけだ。
そんなわけでオレは『蜘蛛登り』の魔法をかけて、宿の二階からこっそりと街路に降り立った。
1
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
辺境貴族ののんびり三男は魔道具作って自由に暮らします
雪月夜狐
ファンタジー
書籍化決定しました!
(書籍化にあわせて、タイトルが変更になりました。旧題は『辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~』です)
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
他人の寿命が視える俺は理を捻じ曲げる。学園一の美令嬢を助けたら凄く優遇されることに
千石
ファンタジー
【第17回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞】
魔法学園4年生のグレイ・ズーは平凡な平民であるが、『他人の寿命が視える』という他の人にはない特殊な能力を持っていた。
ある日、学園一の美令嬢とすれ違った時、グレイは彼女の余命が本日までということを知ってしまう。
グレイは自分の特殊能力によって過去に周りから気味悪がられ、迫害されるということを経験していたためひたすら隠してきたのだが、
「・・・知ったからには黙っていられないよな」
と何とかしようと行動を開始する。
そのことが切っ掛けでグレイの生活が一変していくのであった。
他の投稿サイトでも掲載してます。
※表紙の絵はAIが生成したものであり、著作権に関する最終的な責任は負いかねます。
戦場の英雄、上官の陰謀により死亡扱いにされ、故郷に帰ると許嫁は結婚していた。絶望の中、偶然助けた許嫁の娘に何故か求婚されることに
千石
ファンタジー
「絶対生きて帰ってくる。その時は結婚しよう」
「はい。あなたの帰りをいつまでも待ってます」
許嫁と涙ながらに約束をした20年後、英雄と呼ばれるまでになったルークだったが生還してみると死亡扱いにされていた。
許嫁は既に結婚しており、ルークは絶望の只中に。
上官の陰謀だと知ったルークは激怒し、殴ってしまう。
言い訳をする気もなかったため、全ての功績を抹消され、貰えるはずだった年金もパー。
絶望の中、偶然助けた子が許嫁の娘で、
「ルーク、あなたに惚れたわ。今すぐあたしと結婚しなさい!」
何故か求婚されることに。
困りながらも巻き込まれる騒動を通じて
ルークは失っていた日常を段々と取り戻していく。
こちらは他のウェブ小説にも投稿しております。
王女の中身は元自衛官だったので、継母に追放されたけど思い通りになりません
きぬがやあきら
恋愛
「妻はお妃様一人とお約束されたそうですが、今でもまだ同じことが言えますか?」
「正直なところ、不安を感じている」
久方ぶりに招かれた故郷、セレンティア城の月光満ちる庭園で、アシュレイは信じ難い光景を目撃するーー
激闘の末、王座に就いたアルダシールと結ばれた、元セレンティア王国の王女アシュレイ。
アラウァリア国では、新政権を勝ち取ったアシュレイを国母と崇めてくれる国民も多い。だが、結婚から2年、未だ後継ぎに恵まれないアルダシールに側室を推す声も上がり始める。そんな頃、弟シュナイゼルから結婚式の招待が舞い込んだ。
第2幕、連載開始しました!
お気に入り登録してくださった皆様、ありがとうございます! 心より御礼申し上げます。
以下、1章のあらすじです。
アシュレイは前世の記憶を持つ、セレンティア王国の皇女だった。後ろ盾もなく、継母である王妃に体よく追い出されてしまう。
表向きは外交の駒として、アラウァリア王国へ嫁ぐ形だが、国王は御年50歳で既に18人もの妃を持っている。
常に不遇の扱いを受けて、我慢の限界だったアシュレイは、大胆な計画を企てた。
それは輿入れの道中を、自ら雇った盗賊に襲撃させるもの。
サバイバルの知識もあるし、宝飾品を処分して生き抜けば、残りの人生を自由に謳歌できると踏んでいた。
しかし、輿入れ当日アシュレイを攫い出したのは、アラウァリアの第一王子・アルダシール。
盗賊団と共謀し、晴れて自由の身を望んでいたのに、アルダシールはアシュレイを手放してはくれず……。
アシュレイは自由と幸福を手に入れられるのか?
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる