恋愛小説大賞の攻略法っぽいもの

ランキングの低い入賞作品はヒントの宝庫

コンテスト入賞作品をチェックするときには、上位作品に目を向けがちです。

ですが、本気で書籍化を狙う、入賞を狙うのであれば、ランキング順位では下位になっている作品をチェックしましょう。

ランキング順位が下なのに書籍化されている作品は、出版社さんが求めている作品です。

上位作品は内容だけでなく、ランキング攻略に長けた方の作品も入ってきます。

そもそも、ネット上で知人のひとりもなく飛び込んでくる作家さんと、友達が何人もいるような作家さんでは作品へのアクセスが違って当然です。

組織票は論外ですが、知り合いが出していれば興味がわきます。

SNSでの宣伝などの効果です。

ランキングには、そのようなアクセスも影響します。

これが悪いかというとそうでもなく、サイトへのアクセスが増えれば他作品へのアクセスも増えますから結果オーライです。

実際に受賞する作品は審査で決まるわけですから、あまり神経質になる必要もありません。

ランキングに関しては、結果発表の時点でチェックしておくとよいです。

今回の特設ページだと、ランキングに関する情報が掲載されていないですよね。

でも、結果発表の時点では、どの作品が書籍化されるか把握できません。

なので、本気で攻略を目指すのなら、その都度チェックしながらメモをとっておくとよいです。

ランキングのチェックして、コンテスト時点での作品をチェックして、書籍化された作品をチェックして……。

と、分析は続くわけです。

私は早々に書籍化ルートへ入ってしまったので、分析は中途半端なのですが。

やれる方はやっておいた方がいいと思います。

私は初10万文字作品で書籍化ルートへ入れた口ですが、読書歴も執筆歴も長いからどうにかなっているだけで、書籍化作業大変ですよ。

まだ一冊目が出ていない状態ですが、執筆歴が浅くて運よく書籍化作家になれましたー、っていうルートへの憧れは全くないです。（笑）

長く書籍化作家でいたいので、準備期間が長くて良かったと思っています。

ランキングが低くても書籍化へのスピードがとても早い方、いらっしゃいますし。

webでの人気と書籍化向きの内容って違うんだな、と、つくづく感じる今日この頃です。（笑）

書籍化したいのなら受賞作の分析作業をしておくことをお勧めします。