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162、お休み3秒
しおりを挟む私が就寝の準備をしている間にチュー助がクマ太郎の腕枕でスヤァ……と眠ってしまったのでビックリとしたウサギです。
就寝の時間が近くなった頃から、私やクマ太郎へと引っ付き始めたチュー助。
私かクマ太郎に引っ付いていないと声を上げて泣き始めるような感じでした。
ぐじぐじと鼻をすすりながら、頭をグリグリと胸元に擦り付けてくるチュー助がとてもとても可愛らしかったです!
そして、まるでコアラのように引っ付くチュー助は、私が就寝の準備をしている間にクマ太郎の腕枕で眠ってしまいました。
昨日はとても日差しが熱く、気温も暑い日でしたから、ちょっとバテていたのかもしれません。
しかし、しっかりと熟睡したお陰か今朝の目覚めは悪くありませんでした。
どんどん暑くなって来ましたし、熱射病や熱中症が心配ですね。
それに、あんなにも熱い日差しが続くと子ども達も外では遊べないだろうなぁと。
昨日はジリジリと日差しで肌が焼けるみたいに感じましたから。
普通に外にいるだけでも、酷い日焼けになりそうです。
日焼けって軽い火傷とも言いますし、子どもの皮膚って大人よりもデリケートそうなので心配ですね。
まあ、そういったことも有りましてバテていたチュー助はお休み3秒だったのだと思います。
しかし……可愛い寝顔だなぁと癒やされる私の手にベチョリと何か水溜りに手を突っ込んだような湿った感触が……。
恐る恐る湿った感触がしたシーツへと視線を向けると、幸せそうに眠っている可愛い可愛いチュー助のお口の端からタラタラと涎が垂れているという……。
「何か濡れているんだけどっ?!」
「うん。チュー助の涎です。」
答えがわかっている癖に、思わず小さな声で騒ぐ私へとクマ太郎の何かを悟ったような生温い笑顔の突っ込み。
可愛い可愛い我が子の涎を汚いという気は毛頭ありません。
しかし、ちょうど私が横になる場所が湿ったシーツの上で眠るのは嫌だなあと思った私でした。
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