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418、ハートちゃん
しおりを挟むドラ子ちゃんの名前について「えー!」と不服を申し立てる犬助の続けられた言葉に微笑ましくて笑ってしまったウサギです。
ドラ子ちゃんの本名に関して犬助から不服を申し立てられました。
ドラ子ちゃんを妊娠していた時から妹の名前に関して興味津々だった犬助。
私達が考えている名前の候補を却下したり、自分が考えた名前を言ってきたり。
「小鳥ちゃんは?!(保育園の女の子のお友達の名前)」
「犬助は?!(自分の名前)」
犬助は身近にいる女の子や自分の名前を妹に名付けて欲しい!と言います。
チュー助が産まれた時はまだ3歳だった犬助。
3歳の犬助には妊娠、出産からのチュー助が産まれるという事が分からなかったのでしょう。
だからこそ、ママが妊娠したから赤ちゃんが産まれるという事が理解できた5歳の犬助は名付けに参加したい!と思ったのかと。
結局は犬助の意見を採用してあげることは出来ませんでした……。
流石に犬助自身の名前や身近な子の名前は付ける訳にはいきませんし……。
しかし、犬助にドラ子ちゃんに付けた名前を伝えると「ええぇぇぇっっ!その名前はヤダっっ!!」と言われてしまいました。
じゃあどんな名前がいいの?という問いかけに「ハートちゃんがいい!!」と笑顔の犬助。
出生届を出した後ですし、流石にハートちゃんと名付け直す事は出来ません。
そのため犬助には、ニックネーム的な感じでハートちゃんと呼ぶことを勧めてみました。
ベビーベッドに眠るドラ子ちゃんを撫でながら「かわいいハートちゃん!」と笑顔の犬助。
名付けさせてあげることは出来ませんでしたが、犬助の妹を可愛いと思ってくれる気持ちにキュンキュンする私とクマ太郎でした。
応援ありがとうございます!
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