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「それは?」
俺がテーブルに置いた魔導具が気になるのか、セガン監督官が尋ねてきた。
「蓄音機です」
俺が取り出したのは、掌サイズの長方形の魔導具だ。
「随分小型だね」
「そう、ですかね? そうかもですね」
蓄音機と言えば、未だ箱型で、テーブルやチェストの上に置かれ、大きなホーン(ラッパ)が特徴的な奴が主流だ。空中を漂う音をホーンで拾い、それを振動に変換して針でレコーダーに刻み、再度そのレコーダーを針でなぞると、ホーンから音が再生されるものだ。
動力も最初は手動だったが、現在は精霊石となっている。変化はそれくらいだが、原理的には、テレフォンに類似したものだ。テレフォンの場合、受話器から拾った音を魔力波に変換し、それを遠くへ届け、また受話器から音に変換して出す仕組みだ。俺のレコーダーはこちらの仕組みを採用している。
魔弾の薬莢を動力源として、裏に魔法陣の描かれたカードを差し込み、魔導具の表面にあるスピーカーから音を拾い、カードの表面に魔力波を刻んでいく仕組みだ。録音と再生のボタンとは別にツマミが付いており、このツマミを捻る事でどこから再生するかを決められる。
「へえ。意外と仕組みは簡単なんだね?」
「そうですね。映画館でも使われている仕組みです。あっちは映像込みだったり、後付けてバックミュージックを追加したりするので、魔導具も大型ですが、音声だけを記録するなら、これで十分なんですよ」
「しかもカードに録音する訳だし、再生する時にカードを何枚も持ち歩けば、今までの蓄音機よりも、より手軽に複数の音楽を持ち歩ける訳か。カード一枚でどれくらいの時間、録音出来るの?」
「二時間です」
「二時間!?」
これには驚いて声が裏返るセガン監督官。
「キャルブールの『天上』が一時間五十六分なので、それが録音出来るように、ですね」
「ああ。あれを録音しようと思ったら、二時間は必要か」
「はい。ウェルソンからは二十四時間録音出来るものを作れって言われましたけどね」
「二十四時間!? ……ああ、『Dawn To Dawn』を録音したかったのか」
「……はい」
『Dawn To Dawn』はその名の通り、夜明けから夜明けまで、二十四時間ぶっ通しで歌奏すると言う、噂に聞いた者なら、これ作曲した奴狂ってるよ、と言う言葉が先に出る交響曲だ。
ただ、困った事にこの『Dawn To Dawn』、至高と呼ばれる程の名曲なのだ。作曲したのは教会が史上初めてマエストロと認定した歌奏者、アカン・ベェ。そしてこの『Dawn To Dawn』を王都の大聖堂で指揮したのがウェルソンであり、ウェルソンが教会からマエストロと認定されたのも、これを披露したからである。
まあ、二十四時間ぶっ通しで歌奏出来る者などいる訳もないので、途中途中で演奏者や合唱者は入れ替わりながらとなるのだが、指揮者は入れ替わる訳にもいかないので、ウェルソンはぶっ通しでこの曲を指揮し続けた。ウェルソンの音楽への執念が窺えるエピソードだ。
「宜しいでしょうか?」
俺とセガン監督官が話をしているうちに、音楽倶楽部のセッティングが終わったらしく、イッシャーナ嬢がこちらに許可を求めてきた。ずらりとこちらを囲むように位置に着いた音楽倶楽部の面々だが、ところどころから俺への当たりのキツい視線を感じる。そんな心情で、心乱さず音楽に向き合えるのだろうか?
「どうぞ、始めて」
セガン監督官の言葉に首肯して、イッシャーナ嬢が指揮棒を頭の上に掲げる。どうやらイッシャーナ嬢が指揮者をするらしい。それと同時に俺はレコーダーの録音ボタンを押す。数瞬の静寂の後、指揮棒が振り下ろされると、八十人が奏でる行進曲が、全身に響いてきた。
(『イザ、前進』か。行進曲としては定番だな)
✕✕✕✕✕
入場曲である『イザ、前進』の後、続いて退場曲らしい『虹へ』が披露された。どちらも「上手い」と思った。
「どうでしょう?」
精一杯の演奏だったのだろう。振り返ったイッシャーナ嬢も、歌奏していた音楽倶楽部の面々も肩で息をしている。普段と変わらないのはインシグニア嬢と侍女二人くらいだ。それでも手応えありと思ったのだろう。音楽倶楽部の面々の顔は晴れ晴れしている。
「どうかな?」
イッシャーナ嬢はセガン監督官に尋ねたのに、そのセガン監督官に話を振られてしまった。また皆の俺を見る視線が厳しくなる。が、俺も音楽に関して嘘を吐くのは憚られる。と言うより、幼少時からウェルソンとバチバチに喧嘩まがいに言い合ってきたので、正直な感想しか口に出来ないのだ。出来るだけ、優しく感想を述べよう。
「個人の技量は、上の下から中の上、交響曲としたら、中の中ですかね」
これにざわつく音楽倶楽部の面々。あれ? 俺の中ではかなり評価高いんだけど? 納得しているのはインシグニア嬢と二人の侍女くらいだ。
「厳しいねえ」
セガン監督官も眉尻を下げている。これは、王立魔法学校の音楽倶楽部のレベルがもっと高い評価だと考えていたのかも知れない。
「厳しい、ですか。私の中では高評価なんですが。今言いました通り、個々人のレベルは高いです。ただ、個人の主張が強く出過ぎていて、交響曲として纏まりがない。それが素直な感想です」
「何だと!」
これに声を上げたのはクルザール君だ。まあ、向こうは最初からこちらを嫌っていたようだし、演奏後の顔を見るに、やり切った感が出ていたからなあ。自分の中の評価と違う批評をされるのは納得出来ないだろう。
「ならば、貴様はこれよりも高度な演奏が出来ると言うのか!」
クルザール君の質問に首を傾げる?
「何を言っているんですか? 私の批評は、高度な演奏が出来る出来ないではなく、交響曲として纏まりがない。と言ったんです。一人だけ突出して高度な演奏が出来れば良い。とは言っていません」
「敗け惜しみか?」
え? 馬鹿なのかな? いや、この学校に入学出来たくらいなんだから、馬鹿はないよな。はあ。それともあれか? 俺を『音楽倶楽部の敵』として音楽倶楽部全員から敵視されるようにしたいのかな?
「インシグニア嬢、『イザ、前進』の触りだけ、全力で演奏してみて貰えますか?」
クルザール君の発言に対して、俺はインシグニア嬢にそのようにお願いする。その意図を汲み取ったインシグニア嬢が、エラトを先程よりも音数多く、音が粒立ち、高度に演奏してみせる。これに顔を引き攣らせる音楽倶楽部の面々。
「分かりました? もし、インシグニア嬢がこれを入学式で披露したとして、それに並び立つ演奏が、貴方がたに出来るのですか?」
俺がそう口にすれば、音楽倶楽部の誰もが閉口する。流石にやり過ぎたか? まあ、良い。
「まあ、まだ二曲聴いただけなので、シキイを呼ぶかどうかも、何とも言えないですね。まずは、正確に現状把握する事から始めましょう」
言いながら、俺はグローブから、高さ一メータはあるスピーカーを二台取り出すと、皆の前に並べ、その二台のスピーカーをレコーダーとケーブルで接続する。
「じゃあ、今録音した二曲を、客観的に聴いてみましょう」
俺がそう言うと、セガン監督官も音楽倶楽部側に回り込み、邪魔にならないようにしゃがむ。いやいや、それは、と思っていると、すかさずリガス卿が椅子を持っていく。セガン監督官、心は少年だな。
「じゃあ、再生しまーす」
✕✕✕✕✕
『…………』
自分たちの演奏を客観的に聴いたのなんて初めてだったのだろう。まずインシグニア嬢との差が際立ち、他にも個々人の実力差や、調和の取れていない部分が各所で垣間見える二曲に、全員打ちひしがれていた。
「まあ、これで現状把握は出来たと思うので、これより一時間を練習時間として、まず、調和の取れていないところから直していきましょう。入学式では開けた場所での歌奏になりますから、多少の調和の乱れは見逃されがちですが、音楽に精通している方々からしたら、明確に分かってしまう部分でもありますので、ここを調整しないと、曲として破綻しているように聴こえるので、まずはここ周りの改善をした方が良いですね」
『……はい』
ああ、うん。雰囲気悪くなっちゃったなあ。
俺がテーブルに置いた魔導具が気になるのか、セガン監督官が尋ねてきた。
「蓄音機です」
俺が取り出したのは、掌サイズの長方形の魔導具だ。
「随分小型だね」
「そう、ですかね? そうかもですね」
蓄音機と言えば、未だ箱型で、テーブルやチェストの上に置かれ、大きなホーン(ラッパ)が特徴的な奴が主流だ。空中を漂う音をホーンで拾い、それを振動に変換して針でレコーダーに刻み、再度そのレコーダーを針でなぞると、ホーンから音が再生されるものだ。
動力も最初は手動だったが、現在は精霊石となっている。変化はそれくらいだが、原理的には、テレフォンに類似したものだ。テレフォンの場合、受話器から拾った音を魔力波に変換し、それを遠くへ届け、また受話器から音に変換して出す仕組みだ。俺のレコーダーはこちらの仕組みを採用している。
魔弾の薬莢を動力源として、裏に魔法陣の描かれたカードを差し込み、魔導具の表面にあるスピーカーから音を拾い、カードの表面に魔力波を刻んでいく仕組みだ。録音と再生のボタンとは別にツマミが付いており、このツマミを捻る事でどこから再生するかを決められる。
「へえ。意外と仕組みは簡単なんだね?」
「そうですね。映画館でも使われている仕組みです。あっちは映像込みだったり、後付けてバックミュージックを追加したりするので、魔導具も大型ですが、音声だけを記録するなら、これで十分なんですよ」
「しかもカードに録音する訳だし、再生する時にカードを何枚も持ち歩けば、今までの蓄音機よりも、より手軽に複数の音楽を持ち歩ける訳か。カード一枚でどれくらいの時間、録音出来るの?」
「二時間です」
「二時間!?」
これには驚いて声が裏返るセガン監督官。
「キャルブールの『天上』が一時間五十六分なので、それが録音出来るように、ですね」
「ああ。あれを録音しようと思ったら、二時間は必要か」
「はい。ウェルソンからは二十四時間録音出来るものを作れって言われましたけどね」
「二十四時間!? ……ああ、『Dawn To Dawn』を録音したかったのか」
「……はい」
『Dawn To Dawn』はその名の通り、夜明けから夜明けまで、二十四時間ぶっ通しで歌奏すると言う、噂に聞いた者なら、これ作曲した奴狂ってるよ、と言う言葉が先に出る交響曲だ。
ただ、困った事にこの『Dawn To Dawn』、至高と呼ばれる程の名曲なのだ。作曲したのは教会が史上初めてマエストロと認定した歌奏者、アカン・ベェ。そしてこの『Dawn To Dawn』を王都の大聖堂で指揮したのがウェルソンであり、ウェルソンが教会からマエストロと認定されたのも、これを披露したからである。
まあ、二十四時間ぶっ通しで歌奏出来る者などいる訳もないので、途中途中で演奏者や合唱者は入れ替わりながらとなるのだが、指揮者は入れ替わる訳にもいかないので、ウェルソンはぶっ通しでこの曲を指揮し続けた。ウェルソンの音楽への執念が窺えるエピソードだ。
「宜しいでしょうか?」
俺とセガン監督官が話をしているうちに、音楽倶楽部のセッティングが終わったらしく、イッシャーナ嬢がこちらに許可を求めてきた。ずらりとこちらを囲むように位置に着いた音楽倶楽部の面々だが、ところどころから俺への当たりのキツい視線を感じる。そんな心情で、心乱さず音楽に向き合えるのだろうか?
「どうぞ、始めて」
セガン監督官の言葉に首肯して、イッシャーナ嬢が指揮棒を頭の上に掲げる。どうやらイッシャーナ嬢が指揮者をするらしい。それと同時に俺はレコーダーの録音ボタンを押す。数瞬の静寂の後、指揮棒が振り下ろされると、八十人が奏でる行進曲が、全身に響いてきた。
(『イザ、前進』か。行進曲としては定番だな)
✕✕✕✕✕
入場曲である『イザ、前進』の後、続いて退場曲らしい『虹へ』が披露された。どちらも「上手い」と思った。
「どうでしょう?」
精一杯の演奏だったのだろう。振り返ったイッシャーナ嬢も、歌奏していた音楽倶楽部の面々も肩で息をしている。普段と変わらないのはインシグニア嬢と侍女二人くらいだ。それでも手応えありと思ったのだろう。音楽倶楽部の面々の顔は晴れ晴れしている。
「どうかな?」
イッシャーナ嬢はセガン監督官に尋ねたのに、そのセガン監督官に話を振られてしまった。また皆の俺を見る視線が厳しくなる。が、俺も音楽に関して嘘を吐くのは憚られる。と言うより、幼少時からウェルソンとバチバチに喧嘩まがいに言い合ってきたので、正直な感想しか口に出来ないのだ。出来るだけ、優しく感想を述べよう。
「個人の技量は、上の下から中の上、交響曲としたら、中の中ですかね」
これにざわつく音楽倶楽部の面々。あれ? 俺の中ではかなり評価高いんだけど? 納得しているのはインシグニア嬢と二人の侍女くらいだ。
「厳しいねえ」
セガン監督官も眉尻を下げている。これは、王立魔法学校の音楽倶楽部のレベルがもっと高い評価だと考えていたのかも知れない。
「厳しい、ですか。私の中では高評価なんですが。今言いました通り、個々人のレベルは高いです。ただ、個人の主張が強く出過ぎていて、交響曲として纏まりがない。それが素直な感想です」
「何だと!」
これに声を上げたのはクルザール君だ。まあ、向こうは最初からこちらを嫌っていたようだし、演奏後の顔を見るに、やり切った感が出ていたからなあ。自分の中の評価と違う批評をされるのは納得出来ないだろう。
「ならば、貴様はこれよりも高度な演奏が出来ると言うのか!」
クルザール君の質問に首を傾げる?
「何を言っているんですか? 私の批評は、高度な演奏が出来る出来ないではなく、交響曲として纏まりがない。と言ったんです。一人だけ突出して高度な演奏が出来れば良い。とは言っていません」
「敗け惜しみか?」
え? 馬鹿なのかな? いや、この学校に入学出来たくらいなんだから、馬鹿はないよな。はあ。それともあれか? 俺を『音楽倶楽部の敵』として音楽倶楽部全員から敵視されるようにしたいのかな?
「インシグニア嬢、『イザ、前進』の触りだけ、全力で演奏してみて貰えますか?」
クルザール君の発言に対して、俺はインシグニア嬢にそのようにお願いする。その意図を汲み取ったインシグニア嬢が、エラトを先程よりも音数多く、音が粒立ち、高度に演奏してみせる。これに顔を引き攣らせる音楽倶楽部の面々。
「分かりました? もし、インシグニア嬢がこれを入学式で披露したとして、それに並び立つ演奏が、貴方がたに出来るのですか?」
俺がそう口にすれば、音楽倶楽部の誰もが閉口する。流石にやり過ぎたか? まあ、良い。
「まあ、まだ二曲聴いただけなので、シキイを呼ぶかどうかも、何とも言えないですね。まずは、正確に現状把握する事から始めましょう」
言いながら、俺はグローブから、高さ一メータはあるスピーカーを二台取り出すと、皆の前に並べ、その二台のスピーカーをレコーダーとケーブルで接続する。
「じゃあ、今録音した二曲を、客観的に聴いてみましょう」
俺がそう言うと、セガン監督官も音楽倶楽部側に回り込み、邪魔にならないようにしゃがむ。いやいや、それは、と思っていると、すかさずリガス卿が椅子を持っていく。セガン監督官、心は少年だな。
「じゃあ、再生しまーす」
✕✕✕✕✕
『…………』
自分たちの演奏を客観的に聴いたのなんて初めてだったのだろう。まずインシグニア嬢との差が際立ち、他にも個々人の実力差や、調和の取れていない部分が各所で垣間見える二曲に、全員打ちひしがれていた。
「まあ、これで現状把握は出来たと思うので、これより一時間を練習時間として、まず、調和の取れていないところから直していきましょう。入学式では開けた場所での歌奏になりますから、多少の調和の乱れは見逃されがちですが、音楽に精通している方々からしたら、明確に分かってしまう部分でもありますので、ここを調整しないと、曲として破綻しているように聴こえるので、まずはここ周りの改善をした方が良いですね」
『……はい』
ああ、うん。雰囲気悪くなっちゃったなあ。
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