90 / 103
蛇蝎の如く
しおりを挟む
十二戦終わり、位階が一つ上がったフェイルーラが、一旦控え室に戻ってくると、控え室は葬式のような沈んだ空気に包まれていた。
ジュウベエやその派閥の少年たち、それに他の決闘者たちは、フェイルーラの顔を見るなり、明らかに引いていた。
「お疲れ様です」
空間魔法陣から水筒を出して渡してきたグーシーにフェイルーラは、それを受け取りながら、
「何これ?」
とこの現状を尋ねるが、グーシーも、派閥の他の面々も苦笑いをするばかりだ。
「いや、何これ? じゃないだろ」
そんなフェイルーラにツッコみを入れたのはジュウベエだ。わざわざ一階で観戦した後に戻ってきたのかフェイルーラには分からない事だったが、試合から戻ってきて言われた言葉がこれで、フェイルーラは眉を寄せる。
「何だよ、あの闘い。闘いって言うより、殺人現場を観せられた気分なんだが」
フェイルーラはジュウベエからツッコみを受け、視線を上方に向けて、何やら考えてから、またジュウベエと向き合う。
「殺し合いなんだから、何か問題があるのか?」
顔色一つ変えないフェイルーラに、頬を引き攣らせるジュウベエ。
「あれだけ彼我の実力差があったなら、他にやり様があっただろ。わざわざ見せしめのように殺すなよ」
「そうじゃない」と言外に説明するジュウベエだが、フェイルーラは首を傾げるばかりだ。
「ほぼ一撃で仕留めた方が、相手も苦しまなくて済むだろ? ジュウベエ君だって、昨日は低階層では一撃で無双していたと聞いているけど?」
フェイルーラの指摘に、天を仰ぐジュウベエ。確かにジュウベエも、ここにいるグーシーたちも、ほぼ一撃で十階層まで昇ってきている。それとフェイルーラの違いは何なのか、フェイルーラの闘いに不気味さを感じるのは何故なのか、ジュウベエはそれを表す言葉を持ち合わせていなかった。
客観的に見れば、フェイルーラのやった事は魔力量の少ない者が、多い者を倒すと言うジャイアントキリングの側面があり、それは前回のフェイルーラ対ジュウベエの対戦のように、観戦者に爽快感を与えるものであるはずだった。
しかしフェイルーラの闘いから、ジャイアントキリングと言う側面は見受けられなかった。それは明らかな上位者が、下位の者を圧倒する一方的な殺人だったからだ。
魔力量が少ないのに、魔力量が多い者に対してそれを行った事は、観戦者の脳に混乱を起こさせ、それが、フェイルーラの闘いから不気味さを醸し出していた。底が知れない。と言う言葉とは違う、人間が踏み込んではいけない領域を不意に覗き込んでしまったような、禁忌に触れた。と言う忌避感を催す何かであった。
「そもそも、素手って。何だよ、あれ」
「カンフーだよ」
✕✕✕✕✕
「ダカツコッポー?」
スフィアンがジェンタールにフェイルーラの技に付いて尋ねると、そんな言葉が返ってきた。
「はい。フェイルーラは幼い時に魔漏れで生死の境を彷徨いまして、その時にウェルソンがどこからか連れてきたリハビリの先生から治療とともに習ったのが、あのカンフー、兌活骨法です」
これを聞いて眉間に軽くシワを寄せるスフィアン。兌活骨法。どこかで聞いた事のある武術名だったからだ。数瞬、思考を巡らせて、スフィアンはそれをすぐに思い出した。それと同時にスフィアンは後ろを振り返り、一人の男に視線を向ける。親衛隊の一人だ。これに対してその意図を理解した親衛隊員が首肯を返す。
「はい。私が使うカンフーも、一応兌活骨法です」
「一応?」
これに眉間のシワを深めるスフィアン。
「はい。フェイルーラ君のリハビリの先生をしていたイーアル・ワン氏は、現在王立魔法学校で、ヴァストドラゴン寮の寮監をしており、頼めば師が極めたカンフー、兌活骨法を教えて下さいます」
「ふむ」
「しかし、兌活骨法には、二つの側面があるのです」
「ふむ?」
首を傾げながらも、スフィアンは親衛隊員に先を促す。
「兌活骨法は、医武同源を掲げるカンフーであり、その武で敵を打ち倒すだけでなく、医療にも使われる武術です。ストレッチによる関節の可動域の拡大、武術の型である套路による速やかな肉体運用。更には人体全身を巡る魔力路内の魔力の排出孔である魔力孔を刺激する事で魔力の流れを良くしたり、ヘソの下にある魔力の発生源である丹田と言われる場所を強化する事で、素早く魔力を回復させるなど、兌活骨法の活用は多岐に渡ります」
「ふむ。成程。肉体だけでなく、霊体も強化する事で、より良く人体を活用する武術な訳か?」
スフィアンの言に、眉尻を下げる親衛隊員。
「『兌活』骨法であれば、そこ止まりです」
「ふむ?」
「医武同源のダカツ骨法には、正の側面と負の側面があるのです。人を活かすのが『兌活』骨法なら、人を壊すのが『蛇蝎』骨法。人の肉体、霊体に精通する。と言う事は、人を壊す事に精通するのと同義です。どこを攻撃すれば的確に人体を壊せるか、兌活骨法を習うとそれが良く分かるようになるのです」
「…………それが、先程のフェイルーラの闘い方に繋がるのか」
「はい。フェイルーラ君は幼い頃より、二つのダカツ骨法、兌活と蛇蝎、その両方をイーアル・ワン氏から叩き込まれてきましたから、あのような一撃必殺になるのは当然の帰結かと」
これを聞いたスフィアンとしては、恐らく二階層に昇ったところで、フェイルーラの闘い方がそう変わらないだろう事が、想像に難くない事を理解する。
「お前は、『蛇蝎』骨法は使えるのか?」
「いえ、イーアル・ワン氏は、ウェルソン司教がどこかから連れてきたフェイルーラ派閥ですので、習ったのは『兌活』骨法のみです。『蛇蝎』骨法が習えるのは、フェイルーラ派閥の人間だけです」
これに嘆息するスフィアン。
「イーアル・ワン、ねえ。名前の響きから、シャーハン一族っぽいが、本名か?」
「分かりません。が、IDカードを見せて貰ったところ、この国では、正式にイーアル・ワンと登録されています」
シャーハン一族はアダマンティアから遥か東方の砂漠地帯と、広大な海洋を縄張りとする商売に長けた一族である。
その栄華はかつて神の領域に最も近しいとまで言われた国家であったが、その行いは神の怒りに触れ、シャーハン一族の故郷は現在、『失楽園』と呼ばれる禁域となっている。
「はあ。ジェンタール、今日中にフェイルーラはインビジブル・バーストを使うと思うか?」
スフィアンの問いに、ジェンタールは答えに詰まり、兌活骨法が使える親衛隊員の方に視線を向けるも、そちらも首を横に振る。
「フェイルーラの実力であれば、相手との魔力量に、三倍から四倍は差がなければ、蛇蝎骨法のみで倒せてしまうかと」
「三倍から四倍となると、三十階層か、四十階層の平均か」
闘技場の位階の平均と、決闘者の魔力量には相関関係がある。それも五十階層や六十階層までで、それ以上は魔力量もそうだが、守護精霊の有無や戦闘技術の差が勝敗を分けてくる。そんな中、騎士貴族下位程度の魔力量であるフェイルーラは、魔力量的には本来であれば十階層以下に多い部類だ。
そしてこれにも例外はある。フェイルーラのように元から突出した戦闘技術を持つ者や、ジュウベエのようにまだ闘技場に登録したばかりで、魔力量が多くとも決闘を重ねていない者などだ。
闘技場で一旗揚げようと、全国どころか世界中から闘技場に来る者は少なくない為、この例外同士が下位層でぶつかる可能性も少なくない。帰るか帰らないか、観続けるか他に目を向けるか、スフィアンの悩みどころであった。
フェイルーラは普通ではない。もしかしたら、インビジブル・バーストだけでなく、ニュービーの一日の最高到達記録も目撃出来るかも知れない。
「……ここに来て、まだ三十分か。気は進まぬが、己が望んだ事だ。午前中はここにいよう」
インビジブル・バーストに関しては、母ガイシアからもジェンタールからもフェイルーラからも、女王案件である旨を重ねて言い聞かされているので、これ以上我儘を言えない為、覚悟を決めたスフィアンとしては、午前中のうちに、フェイルーラがインビジブル・バーストを使うよう願う事しか出来なかった。
ジュウベエやその派閥の少年たち、それに他の決闘者たちは、フェイルーラの顔を見るなり、明らかに引いていた。
「お疲れ様です」
空間魔法陣から水筒を出して渡してきたグーシーにフェイルーラは、それを受け取りながら、
「何これ?」
とこの現状を尋ねるが、グーシーも、派閥の他の面々も苦笑いをするばかりだ。
「いや、何これ? じゃないだろ」
そんなフェイルーラにツッコみを入れたのはジュウベエだ。わざわざ一階で観戦した後に戻ってきたのかフェイルーラには分からない事だったが、試合から戻ってきて言われた言葉がこれで、フェイルーラは眉を寄せる。
「何だよ、あの闘い。闘いって言うより、殺人現場を観せられた気分なんだが」
フェイルーラはジュウベエからツッコみを受け、視線を上方に向けて、何やら考えてから、またジュウベエと向き合う。
「殺し合いなんだから、何か問題があるのか?」
顔色一つ変えないフェイルーラに、頬を引き攣らせるジュウベエ。
「あれだけ彼我の実力差があったなら、他にやり様があっただろ。わざわざ見せしめのように殺すなよ」
「そうじゃない」と言外に説明するジュウベエだが、フェイルーラは首を傾げるばかりだ。
「ほぼ一撃で仕留めた方が、相手も苦しまなくて済むだろ? ジュウベエ君だって、昨日は低階層では一撃で無双していたと聞いているけど?」
フェイルーラの指摘に、天を仰ぐジュウベエ。確かにジュウベエも、ここにいるグーシーたちも、ほぼ一撃で十階層まで昇ってきている。それとフェイルーラの違いは何なのか、フェイルーラの闘いに不気味さを感じるのは何故なのか、ジュウベエはそれを表す言葉を持ち合わせていなかった。
客観的に見れば、フェイルーラのやった事は魔力量の少ない者が、多い者を倒すと言うジャイアントキリングの側面があり、それは前回のフェイルーラ対ジュウベエの対戦のように、観戦者に爽快感を与えるものであるはずだった。
しかしフェイルーラの闘いから、ジャイアントキリングと言う側面は見受けられなかった。それは明らかな上位者が、下位の者を圧倒する一方的な殺人だったからだ。
魔力量が少ないのに、魔力量が多い者に対してそれを行った事は、観戦者の脳に混乱を起こさせ、それが、フェイルーラの闘いから不気味さを醸し出していた。底が知れない。と言う言葉とは違う、人間が踏み込んではいけない領域を不意に覗き込んでしまったような、禁忌に触れた。と言う忌避感を催す何かであった。
「そもそも、素手って。何だよ、あれ」
「カンフーだよ」
✕✕✕✕✕
「ダカツコッポー?」
スフィアンがジェンタールにフェイルーラの技に付いて尋ねると、そんな言葉が返ってきた。
「はい。フェイルーラは幼い時に魔漏れで生死の境を彷徨いまして、その時にウェルソンがどこからか連れてきたリハビリの先生から治療とともに習ったのが、あのカンフー、兌活骨法です」
これを聞いて眉間に軽くシワを寄せるスフィアン。兌活骨法。どこかで聞いた事のある武術名だったからだ。数瞬、思考を巡らせて、スフィアンはそれをすぐに思い出した。それと同時にスフィアンは後ろを振り返り、一人の男に視線を向ける。親衛隊の一人だ。これに対してその意図を理解した親衛隊員が首肯を返す。
「はい。私が使うカンフーも、一応兌活骨法です」
「一応?」
これに眉間のシワを深めるスフィアン。
「はい。フェイルーラ君のリハビリの先生をしていたイーアル・ワン氏は、現在王立魔法学校で、ヴァストドラゴン寮の寮監をしており、頼めば師が極めたカンフー、兌活骨法を教えて下さいます」
「ふむ」
「しかし、兌活骨法には、二つの側面があるのです」
「ふむ?」
首を傾げながらも、スフィアンは親衛隊員に先を促す。
「兌活骨法は、医武同源を掲げるカンフーであり、その武で敵を打ち倒すだけでなく、医療にも使われる武術です。ストレッチによる関節の可動域の拡大、武術の型である套路による速やかな肉体運用。更には人体全身を巡る魔力路内の魔力の排出孔である魔力孔を刺激する事で魔力の流れを良くしたり、ヘソの下にある魔力の発生源である丹田と言われる場所を強化する事で、素早く魔力を回復させるなど、兌活骨法の活用は多岐に渡ります」
「ふむ。成程。肉体だけでなく、霊体も強化する事で、より良く人体を活用する武術な訳か?」
スフィアンの言に、眉尻を下げる親衛隊員。
「『兌活』骨法であれば、そこ止まりです」
「ふむ?」
「医武同源のダカツ骨法には、正の側面と負の側面があるのです。人を活かすのが『兌活』骨法なら、人を壊すのが『蛇蝎』骨法。人の肉体、霊体に精通する。と言う事は、人を壊す事に精通するのと同義です。どこを攻撃すれば的確に人体を壊せるか、兌活骨法を習うとそれが良く分かるようになるのです」
「…………それが、先程のフェイルーラの闘い方に繋がるのか」
「はい。フェイルーラ君は幼い頃より、二つのダカツ骨法、兌活と蛇蝎、その両方をイーアル・ワン氏から叩き込まれてきましたから、あのような一撃必殺になるのは当然の帰結かと」
これを聞いたスフィアンとしては、恐らく二階層に昇ったところで、フェイルーラの闘い方がそう変わらないだろう事が、想像に難くない事を理解する。
「お前は、『蛇蝎』骨法は使えるのか?」
「いえ、イーアル・ワン氏は、ウェルソン司教がどこかから連れてきたフェイルーラ派閥ですので、習ったのは『兌活』骨法のみです。『蛇蝎』骨法が習えるのは、フェイルーラ派閥の人間だけです」
これに嘆息するスフィアン。
「イーアル・ワン、ねえ。名前の響きから、シャーハン一族っぽいが、本名か?」
「分かりません。が、IDカードを見せて貰ったところ、この国では、正式にイーアル・ワンと登録されています」
シャーハン一族はアダマンティアから遥か東方の砂漠地帯と、広大な海洋を縄張りとする商売に長けた一族である。
その栄華はかつて神の領域に最も近しいとまで言われた国家であったが、その行いは神の怒りに触れ、シャーハン一族の故郷は現在、『失楽園』と呼ばれる禁域となっている。
「はあ。ジェンタール、今日中にフェイルーラはインビジブル・バーストを使うと思うか?」
スフィアンの問いに、ジェンタールは答えに詰まり、兌活骨法が使える親衛隊員の方に視線を向けるも、そちらも首を横に振る。
「フェイルーラの実力であれば、相手との魔力量に、三倍から四倍は差がなければ、蛇蝎骨法のみで倒せてしまうかと」
「三倍から四倍となると、三十階層か、四十階層の平均か」
闘技場の位階の平均と、決闘者の魔力量には相関関係がある。それも五十階層や六十階層までで、それ以上は魔力量もそうだが、守護精霊の有無や戦闘技術の差が勝敗を分けてくる。そんな中、騎士貴族下位程度の魔力量であるフェイルーラは、魔力量的には本来であれば十階層以下に多い部類だ。
そしてこれにも例外はある。フェイルーラのように元から突出した戦闘技術を持つ者や、ジュウベエのようにまだ闘技場に登録したばかりで、魔力量が多くとも決闘を重ねていない者などだ。
闘技場で一旗揚げようと、全国どころか世界中から闘技場に来る者は少なくない為、この例外同士が下位層でぶつかる可能性も少なくない。帰るか帰らないか、観続けるか他に目を向けるか、スフィアンの悩みどころであった。
フェイルーラは普通ではない。もしかしたら、インビジブル・バーストだけでなく、ニュービーの一日の最高到達記録も目撃出来るかも知れない。
「……ここに来て、まだ三十分か。気は進まぬが、己が望んだ事だ。午前中はここにいよう」
インビジブル・バーストに関しては、母ガイシアからもジェンタールからもフェイルーラからも、女王案件である旨を重ねて言い聞かされているので、これ以上我儘を言えない為、覚悟を決めたスフィアンとしては、午前中のうちに、フェイルーラがインビジブル・バーストを使うよう願う事しか出来なかった。
0
あなたにおすすめの小説
わんこ系婚約者の大誤算
甘寧
恋愛
女にだらしないワンコ系婚約者と、そんな婚約者を傍で優しく見守る主人公のディアナ。
そんなある日…
「婚約破棄して他の男と婚約!?」
そんな噂が飛び交い、優男の婚約者が豹変。冷たい眼差しで愛する人を見つめ、嫉妬し執着する。
その姿にディアナはゾクゾクしながら頬を染める。
小型犬から猛犬へ矯正完了!?
黄金の魔導書使い -でも、騒動は来ないで欲しいー
志位斗 茂家波
ファンタジー
‥‥‥魔導書(グリモワール)。それは、不思議な儀式によって、人はその書物を手に入れ、そして体の中に取り込むのである。
そんな魔導書の中に、とんでもない力を持つものが、ある時出現し、そしてある少年の手に渡った。
‥‥うん、出来ればさ、まだまともなのが欲しかった。けれども強すぎる力故に、狙ってくる奴とかが出てきて本当に大変なんだけど!?責任者出てこぉぉぉぃ!!
これは、その魔導書を手に入れたが故に、のんびりしたいのに何かしらの騒動に巻き込まれる、ある意味哀れな最強の少年の物語である。
「小説家になろう」様でも投稿しています。作者名は同じです。基本的にストーリー重視ですが、誤字指摘などがあるなら受け付けます。
悪女と呼ばれた王妃
アズやっこ
恋愛
私はこの国の王妃だった。悪女と呼ばれ処刑される。
処刑台へ向かうと先に処刑された私の幼馴染み、私の護衛騎士、私の従者達、胴体と頭が離れた状態で捨て置かれている。
まるで屑物のように足で蹴られぞんざいな扱いをされている。
私一人処刑すれば済む話なのに。
それでも仕方がないわね。私は心がない悪女、今までの行いの結果よね。
目の前には私の夫、この国の国王陛下が座っている。
私はただ、
貴方を愛して、貴方を護りたかっただけだったの。
貴方のこの国を、貴方の地位を、貴方の政務を…、
ただ護りたかっただけ…。
だから私は泣かない。悪女らしく最後は笑ってこの世を去るわ。
❈ 作者独自の世界観です。
❈ ゆるい設定です。
❈ 処刑エンドなのでバットエンドです。
ボンクラ王子の側近を任されました
里見知美
ファンタジー
「任されてくれるな?」
王宮にある宰相の執務室で、俺は頭を下げたまま脂汗を流していた。
人の良い弟である現国王を煽てあげ国の頂点へと導き出し、王国騎士団も魔術師団も視線一つで操ると噂の恐ろしい影の実力者。
そんな人に呼び出され開口一番、シンファエル殿下の側近になれと言われた。
義妹が婚約破棄を叩きつけた相手である。
王子16歳、俺26歳。側近てのは、年の近い家格のしっかりしたヤツがなるんじゃねえの?
帰国した王子の受難
ユウキ
恋愛
庶子である第二王子は、立場や情勢やら諸々を鑑みて早々に隣国へと無期限遊学に出た。そうして年月が経ち、そろそろ兄(第一王子)が立太子する頃かと、感慨深く想っていた頃に突然届いた帰還命令。
取り急ぎ舞い戻った祖国で見たのは、修羅場であった。
死んだはずの貴族、内政スキルでひっくり返す〜辺境村から始める復讐譚〜
のらねこ吟醸
ファンタジー
帝国の粛清で家族を失い、“死んだことにされた”名門貴族の青年は、
偽りの名を与えられ、最果ての辺境村へと送り込まれた。
水も農具も未来もない、限界集落で彼が手にしたのは――
古代遺跡の力と、“俺にだけ見える内政スキル”。
村を立て直し、仲間と絆を築きながら、
やがて帝国の陰謀に迫り、家を滅ぼした仇と対峙する。
辺境から始まる、ちょっぴりほのぼの(?)な村興しと、
静かに進む策略と復讐の物語。
転生して捨てられたけど日々是好日だね。【二章・完】
ぼん@ぼおやっじ
ファンタジー
おなじみ異世界に転生した主人公の物語。
転生はデフォです。
でもなぜか神様に見込まれて魔法とか魔力とか失ってしまったリウ君の物語。
リウ君は幼児ですが魔力がないので馬鹿にされます。でも周りの大人たちにもいい人はいて、愛されて成長していきます。
しかしリウ君の暮らす村の近くには『タタリ』という恐ろしいものを封じた祠があたのです。
この話は第一部ということでそこまでは完結しています。
第一部ではリウ君は自力で成長し、戦う力を得ます。
そして…
リウ君のかっこいい活躍を見てください。
30代社畜の私が1ヶ月後に異世界転生するらしい。
ひさまま
ファンタジー
前世で搾取されまくりだった私。
魂の休養のため、地球に転生したが、地球でも今世も搾取されまくりのため魂の消滅の危機らしい。
とある理由から元の世界に戻るように言われ、マジックバックを自称神様から頂いたよ。
これで地球で買ったものを持ち込めるとのこと。やっぱり夢ではないらしい。
取り敢えず、明日は退職届けを出そう。
目指せ、快適異世界生活。
ぽちぽち更新します。
作者、うっかりなのでこれも買わないと!というのがあれば教えて下さい。
脳内の空想を、つらつら書いているのでお目汚しな際はごめんなさい。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる