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第六章 引き裂かれて募る想い
引き裂かれて募る想い③
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しかし、ミセス・サラは羽音を非難したり、叱責したりはしなかった。ただ悲しそうな顔をして、
「私が聖水を渡したばかりに……こうなることはどこかで予想していたというのに……。でも私は、あなたを放っておくなんてできなかったわ。羽音、学園の秩序も大事ですが、あなたの心の安寧を……私はいつだって願っていますよ」
と、いつも通り微笑んでくれたが、羽音は黙って俯く他なかった。
一思いに、「裏切者!」と罵倒されてしまったほうが、余程楽だったかもしれない。
「大切に使ってね、これが最後だから」
それでも、ミセス・サラは去り際に聖水をもう一瓶だけ、羽音に手渡したのだった。
ミセス・サラの部屋を後にしてからも、羽音は浮かない顔をしていた。
「ミセス・サラ、どんどん衰弱されてますね」
「あぁ。もう長くはないかもしれない」
ミスター・レンの言葉に、一瞬羽音が泣きそうな顔をした。羽音の心痛は、こういったところにも重なってくる。なんて災難続きなんだ…そう思いながら、ミスター・レンはそっと羽音の頭を撫でてやる。
ミセス・サラが羽音に言い渡したのは『一週間の自室謹慎』。礼拝以外の外出を、一切禁止したのだ。勿論、瑞稀に会うこともできなくなる。
「恋人に会えなくなるのが辛いか?」
「九条君は、こ、恋人なんかじゃありません! でも……」
「でも?」
顔を真っ赤にしながら狼狽える羽音は、やはり可愛らしい。
「でも、寂しいです。すごく……」
今にも泣きそうな顔で、何とか笑顔を作る羽音はとても綺麗だった。
ミスター・レンはこの青年を、やはり放ってはおけない。あまりも真っすぐで汚れていなくて、清らかで……それ故、今にも崩れ去りそうな危うさを持っている。
「だって、今すぐにでも会いたい……」
「来栖君」
泣きそうな羽音の頬に触れようとした時、その表情が一瞬にして強張ったのを、ミスター・レンは見逃さなかった。
「ん?」
羽音が、顔を引きつらせながら見つめる先には……。
「あぁ、九条君か……」
そこには、ミスター・ハルに連れられた瑞稀がいた。
瑞稀もミセス・サラに呼び出されたのだろうと、ミスター・レンは咄嗟に思う。羽音同様、瑞稀も何らかの処罰を受けるのだろう。
「大丈夫か? 来栖君」
「はい。何とか……」
聖水を飲んでいない羽音が、瑞稀の傍にいるということは、きっと苦しくて仕方がないだろう。そう思ったミスター・レンが足早に渡り廊下を通過しようと、羽音の腕を掴んだ。既に羽音の頬は赤く火照り、呼吸が酷く浅い。目は涙で潤み、妖艶な表情を浮かべている。明らかに瑞稀の影響を受けているのがわかった。
「さっさと行くぞ」
「はい」
どんどん余裕が無くなっているだろう、羽音が苦しそうに頷いた。
「九条君、早くミセス・サラの所へ……」
それを感じたミスター・ハルもいつものように穏やかな声ではあるが、瑞稀の背中をそっと押した。
渡り廊下は弱々しい朝日が差し込み、教会の屋根に積もった雪がキラキラと輝いている。教会の周りを鳩の群れが飛び、授業開始を知らせる鐘の音が響き渡った。
真冬の冷たい風が瑞稀の黒髪をそっと撫で、揺らしていく。その整った外見に、ミスター・レンは眉を顰めた。
九条瑞稀でなければ……この青年でなければ、例え転入生が羽音の前に現れても、羽音は恋に落ちることはなかったかもしれない。こんなに苦しい思いをすることも……。
──もう少しだ。
いつもは飄々としているミスター・レンでも、さすがに緊張は隠せない。
もし、今ここで羽音が瑞稀から溢れ出す花の香りに飲まれてしまったら、一体どうなってしまうのだろうか……そう考えれば、いくら肝っ玉の据わっている彼でも、強い戸惑いを感じた。
──このまま何事も無く、この場をあとにできれば……。
二組がすれ違う瞬間、ミスター・レンとミスター・ハルはお互いに会釈をしあったが、羽音と瑞稀は視線すら合わせることなくすれ違った。
ミスター・レンが緊張から解放され、大きく息を吐いた瞬間。隣にいる羽音の気配が一瞬で消えた。
「え?」
ミスター・レンが羽音に手を伸ばしたが、それはあと少しの所で届かなかった。気付いた時には、羽音は瑞稀の腕の中に攫われてしまっていた。
「何をするんだ⁉」
そう言いかけたミスター・レンを、ミスター・ハルがそっと宥める。その視線は、まるで「少し見守りましょう」と言っているように見え、ミスター・レンはその言葉を飲み込んだ。
強く羽音を抱きしめている瑞稀の腰に、恐る恐る羽音の腕が回された。言葉こそ交わされることは無いのに、この幼い二人がどれ程真剣に思い合っているのかは、痛いくらいに伝わってきた。
だからこそ、今この場で、無理矢理この二人を引き離すことなど、ミスター・レンにも、ミスター・ハルにもできなかった。
しばらくの間、無言で羽音を抱き締めていた瑞稀が、優しく羽音の唇に自分の唇を重ねた。その口付けを、羽音はそっと受け止める。それから、瑞稀が羽音の耳元で何かを囁いてから、名残惜しそうに体を離した。
キラキラと輝く朝日の中で、微笑み合う二人は、とても綺麗で……ミスター・レンは思わず俯いた。
「まだ子供のくせに……」
小さく呟いて、ミスター・ハルの元へと大人しく戻っていく瑞稀を、羽音と一緒に見送った。
「来栖君、大丈夫か?」
「はい。大丈夫です。ただ、水晶玉が熱くて……」
「おっと……」
フラフラとその場に崩れ落ちた羽音を、ミスター・レンは優しく抱き留めた。
羽音と瑞稀が謹慎処分を受けたその日から、学園は二人の噂で持ち切りだった。
噂と言っても、ミスター・レンが学生達の噂話に聞き耳を立てれば、ほとんどが羨望や嫉妬……といった内容だった。
容姿端麗、文武両道。おまけに生徒会長を務める羽音の人気は、ミスター・レンの想像以上のもので。食堂で泣いている者もいたし、ショックのあまり寝込んでしまう者もいるほどだった。
加えて、転校早々、所謂『猫側』の生徒の心を鷲掴みにした瑞稀がその相手だったものだから、生徒達が受けた衝撃は凄まじかったようだ。
それぞれが嘆き悲しむ中、それでも、
「あんなにお似合いなのだから仕方ない」
「黙って身を引こう」
という雰囲気が、学園中を包み込んでいる。
ミスター・レンからしてみたら、『生徒会長のくせに何事だ!』という反発が、尾を引かなかったことが何よりの救いだった。
「もう、こんな騒ぎは懲り懲りだからな」
そう呟きながら、授業へと向かったのだった。
「私が聖水を渡したばかりに……こうなることはどこかで予想していたというのに……。でも私は、あなたを放っておくなんてできなかったわ。羽音、学園の秩序も大事ですが、あなたの心の安寧を……私はいつだって願っていますよ」
と、いつも通り微笑んでくれたが、羽音は黙って俯く他なかった。
一思いに、「裏切者!」と罵倒されてしまったほうが、余程楽だったかもしれない。
「大切に使ってね、これが最後だから」
それでも、ミセス・サラは去り際に聖水をもう一瓶だけ、羽音に手渡したのだった。
ミセス・サラの部屋を後にしてからも、羽音は浮かない顔をしていた。
「ミセス・サラ、どんどん衰弱されてますね」
「あぁ。もう長くはないかもしれない」
ミスター・レンの言葉に、一瞬羽音が泣きそうな顔をした。羽音の心痛は、こういったところにも重なってくる。なんて災難続きなんだ…そう思いながら、ミスター・レンはそっと羽音の頭を撫でてやる。
ミセス・サラが羽音に言い渡したのは『一週間の自室謹慎』。礼拝以外の外出を、一切禁止したのだ。勿論、瑞稀に会うこともできなくなる。
「恋人に会えなくなるのが辛いか?」
「九条君は、こ、恋人なんかじゃありません! でも……」
「でも?」
顔を真っ赤にしながら狼狽える羽音は、やはり可愛らしい。
「でも、寂しいです。すごく……」
今にも泣きそうな顔で、何とか笑顔を作る羽音はとても綺麗だった。
ミスター・レンはこの青年を、やはり放ってはおけない。あまりも真っすぐで汚れていなくて、清らかで……それ故、今にも崩れ去りそうな危うさを持っている。
「だって、今すぐにでも会いたい……」
「来栖君」
泣きそうな羽音の頬に触れようとした時、その表情が一瞬にして強張ったのを、ミスター・レンは見逃さなかった。
「ん?」
羽音が、顔を引きつらせながら見つめる先には……。
「あぁ、九条君か……」
そこには、ミスター・ハルに連れられた瑞稀がいた。
瑞稀もミセス・サラに呼び出されたのだろうと、ミスター・レンは咄嗟に思う。羽音同様、瑞稀も何らかの処罰を受けるのだろう。
「大丈夫か? 来栖君」
「はい。何とか……」
聖水を飲んでいない羽音が、瑞稀の傍にいるということは、きっと苦しくて仕方がないだろう。そう思ったミスター・レンが足早に渡り廊下を通過しようと、羽音の腕を掴んだ。既に羽音の頬は赤く火照り、呼吸が酷く浅い。目は涙で潤み、妖艶な表情を浮かべている。明らかに瑞稀の影響を受けているのがわかった。
「さっさと行くぞ」
「はい」
どんどん余裕が無くなっているだろう、羽音が苦しそうに頷いた。
「九条君、早くミセス・サラの所へ……」
それを感じたミスター・ハルもいつものように穏やかな声ではあるが、瑞稀の背中をそっと押した。
渡り廊下は弱々しい朝日が差し込み、教会の屋根に積もった雪がキラキラと輝いている。教会の周りを鳩の群れが飛び、授業開始を知らせる鐘の音が響き渡った。
真冬の冷たい風が瑞稀の黒髪をそっと撫で、揺らしていく。その整った外見に、ミスター・レンは眉を顰めた。
九条瑞稀でなければ……この青年でなければ、例え転入生が羽音の前に現れても、羽音は恋に落ちることはなかったかもしれない。こんなに苦しい思いをすることも……。
──もう少しだ。
いつもは飄々としているミスター・レンでも、さすがに緊張は隠せない。
もし、今ここで羽音が瑞稀から溢れ出す花の香りに飲まれてしまったら、一体どうなってしまうのだろうか……そう考えれば、いくら肝っ玉の据わっている彼でも、強い戸惑いを感じた。
──このまま何事も無く、この場をあとにできれば……。
二組がすれ違う瞬間、ミスター・レンとミスター・ハルはお互いに会釈をしあったが、羽音と瑞稀は視線すら合わせることなくすれ違った。
ミスター・レンが緊張から解放され、大きく息を吐いた瞬間。隣にいる羽音の気配が一瞬で消えた。
「え?」
ミスター・レンが羽音に手を伸ばしたが、それはあと少しの所で届かなかった。気付いた時には、羽音は瑞稀の腕の中に攫われてしまっていた。
「何をするんだ⁉」
そう言いかけたミスター・レンを、ミスター・ハルがそっと宥める。その視線は、まるで「少し見守りましょう」と言っているように見え、ミスター・レンはその言葉を飲み込んだ。
強く羽音を抱きしめている瑞稀の腰に、恐る恐る羽音の腕が回された。言葉こそ交わされることは無いのに、この幼い二人がどれ程真剣に思い合っているのかは、痛いくらいに伝わってきた。
だからこそ、今この場で、無理矢理この二人を引き離すことなど、ミスター・レンにも、ミスター・ハルにもできなかった。
しばらくの間、無言で羽音を抱き締めていた瑞稀が、優しく羽音の唇に自分の唇を重ねた。その口付けを、羽音はそっと受け止める。それから、瑞稀が羽音の耳元で何かを囁いてから、名残惜しそうに体を離した。
キラキラと輝く朝日の中で、微笑み合う二人は、とても綺麗で……ミスター・レンは思わず俯いた。
「まだ子供のくせに……」
小さく呟いて、ミスター・ハルの元へと大人しく戻っていく瑞稀を、羽音と一緒に見送った。
「来栖君、大丈夫か?」
「はい。大丈夫です。ただ、水晶玉が熱くて……」
「おっと……」
フラフラとその場に崩れ落ちた羽音を、ミスター・レンは優しく抱き留めた。
羽音と瑞稀が謹慎処分を受けたその日から、学園は二人の噂で持ち切りだった。
噂と言っても、ミスター・レンが学生達の噂話に聞き耳を立てれば、ほとんどが羨望や嫉妬……といった内容だった。
容姿端麗、文武両道。おまけに生徒会長を務める羽音の人気は、ミスター・レンの想像以上のもので。食堂で泣いている者もいたし、ショックのあまり寝込んでしまう者もいるほどだった。
加えて、転校早々、所謂『猫側』の生徒の心を鷲掴みにした瑞稀がその相手だったものだから、生徒達が受けた衝撃は凄まじかったようだ。
それぞれが嘆き悲しむ中、それでも、
「あんなにお似合いなのだから仕方ない」
「黙って身を引こう」
という雰囲気が、学園中を包み込んでいる。
ミスター・レンからしてみたら、『生徒会長のくせに何事だ!』という反発が、尾を引かなかったことが何よりの救いだった。
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