俺のかわいい婚約者さま リメイク版

ハリネズミ

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俺のかわいい幼馴染さま

4 番う ① R-18

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俺は桜花に肩を借り、そのままヒート部屋に入り鍵をかけた。誰にも奪わせない。

殴られて動けないはずなのに桜花を取り戻せた高揚感からか、少しの休憩の後痛みも感じずいつもより元気なくらいになっていた。
そうなってくるとさっきの男が桜花に何をしたのかが気になった。

下着は着けているものの衣服は乱れ、使われた布団の様子からも何かをしていた事は容易に想像できた。

「桜花、何された……?どこ触られた……?」

「――――ヒートが……本格的になるまで……待ってたとこ、やった、から――」

その後はいくら訊いてみてもぶんぶんと首を大きく左右に振るだけで具体的には何も言いたがらなかった。
俺に知られたくないのだろう。
俺は嫉妬で気が狂いそうになりながらも全部自分が悪いのだから、これ以上は桜花を追い詰めるだけだと思いぐっと堪えた。俺以上に桜花の方が傷ついているに違いないのだし。
俺たちはここからが始まり。その意味を込めて桜花の桜色の唇に自分の唇を重ねた。
僅かに触れるだけのキス。初めてのキス。
それだけで真っ赤に染まる桜花の頬。
ああ、好きだ。そうだよ。それでいいじゃないか。

「――――上書きさせて……?」

桜花はこくこくと頷いた。いちいち可愛い。何で俺はこんなに可愛くて大好きな桜花の手を離してしまったんだろう。昔の俺はどうかしてた。

ちゅっちゅっと軽いキスから段々深いキスへと変わっていき、舌を差し入れると苦しそうに喘ぐが何とか応えようとしている様子が可愛くてそっと頭を撫でる。
ぺちゃぺちゃという音とはぁはぁという艶やかな息遣いだけが部屋に響く。

桜花の香りがぶわりぶわりと広がっていく。脳が痺れてしまいそうな甘くて魅惑的な香り。
ヒートが本格的に始まった。

桜花の胸の飾りを空気に晒せば、小さな桜色がつんと尖っていく。
ちゅうちゅうと吸い、舌で転がすと桜花は身体をその度にびくびくと震わせた。

「あ……、あっあ……っ」

俺はそのまま唇を下へ少しずつ移動していき桜花の白い肌に赤い花を散らしていった。
途中にある赤い跡に確実に上書きし、それ以上に真っ赤に染め上げる。俺の、俺だけの桜花。

桜花の茂みの中から見える小さな薄いピンク色の中心は既にぴんとそそり立ち、その先からは透明の蜜を零していた。ふるふると震えていて、少しの刺激にも耐えられないくらいに昂って見えた。
俺はそれを口に含むと舌を使い全体を丁寧に舐めあげた。

「あ、あぁ……っ!!!」

するとやはりすぐに桜花の中心は熱を吐き出した。
俺はごくりとそれを飲み干して、にやりと笑った。

「甘いな」

「そ……そんなわけ……っ」

さっきとは違った意味で涙目の桜花が恥ずかしそうに抗議してくるが、俺が甘く微笑むとそれ以上は何も言わなかった。
そしてそのまま桜花の蜜壺に舌を這わせた。

「やっ!はるかぁ……っやぁあ」

俺は構わず舌を蜜壺の中に突っ込み、出し入れさせた。

「こわい、こわい……っ遥っ遥っ」

初めて与えられる強い快楽が怖いのか桜花は俺を求めてその細い腕を伸ばし彷徨わせた。
俺は蜜壺に差し入れた舌を抜くと桜花を安心させるように桜花の手を取り、その唇に優しくキスをした。
同時に自身のフェロモンで桜花を包み込んでいく。
次第に桜花は落ち着いていき、拙いながらも懸命に最初よりいくらかうまく俺の舌に応えようとしてくる。
同時に俺は蜜壺の事も忘れない。繋いだ桜花の手を片方だけ外し俺の首に回させる。そして、今度は舌の代わりに指を蜜壺にゆっくりと入れ丁寧に解し始めた。

「んっ……あ……はぁん……っ」

キスの合間に漏れる甘い吐息。
Ωの蜜壺はヒート時であれば何もしなくてもαのそれを容易に受け入れる事ができる。
そう分かっていてもひとつも傷つけたくなくて、ゆっくりと指でならした。
指が3本になる頃には桜花はとろけまくっていて、無意識に腰を揺らし始める。
もうそろそろ、と思っていると桜花がひと際大きく鳴いた。
どうやらいい所というのに触れてしまったらしい。更にトントンといい所を刺激すると、

「も……はるかぁ……」

と、桜花は涙目で挿れてと強請った。俺の方ももう限界で、随分前からラットを起こしていたのに我ながら頑張ったと思う。フーフーと荒い息を吐き、蜜が溢れる桜花の蜜壺に俺の猛りまくった中心を突き入れた。

「あぁあんっ!」

半分飛びそうな意識の中、桜花の様子を窺う。痛くはないようで恍惚として俺に全てを委ねる姿が愛おしい。
そのまま馴染ませながら腰をゆるゆると揺すった。
桜花の中は俺の中心にねっとりと纏わりついて離そうとはしない。
初めての刺激に思わずイキそうになるが、何とか我慢した。
桜花の方も緩やかな刺激でも充分気持ちがいいようで、俺が動く度蜜壺からはとぷとぷと蜜が溢れた。そのお陰で更に滑りが良くなり動く腰が止まらない。

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