56 / 87
もう少しだけ待っていて
(5)
しおりを挟む
連れて行かれた先は、まだ新しいマンションの一室だった。
建ったばかりなのだろうか新築の匂いが鼻腔をくすぐる。
「――ここ、は?」
「俺たちの家だよ」
「――――え?」
翔はそう言うと僕をお姫さま抱っこのまま寝室に連れて行き、大きなベッドの上にゆっくりと降ろしてくれた。
何が何だか分からなくて何度も瞬いて、翔の動きをひとつも見逃さないように目で追った。
翔は僕の前に片膝をつくと、ズボンのポケットから取り出した小さな箱の蓋を開けて目の前に差し出した。
「一条 彼方さん、愛しています。俺と結婚して下さい」
キラリと光る小さなダイヤのついた指輪とともに贈られた言葉。
驚きのあまり言葉が出ない。
固まったまま、なかなか返事をしない僕を翔は不安そうに見つめている。
何か言わなきゃって思うのに何て言ったらいいのか分からない。
だって……僕は――。
「捨てられるんじゃ……ないの?」
やっと出たのはそんな言葉。
声が震える。
「なっ何で俺が彼方を捨てるんだよっ!?」
「だって、最近ちゃんと会ってくれないし、折角会えてもすぐ帰っちゃうし……それに――――いつも僕の知らない人の匂い――させてるじゃない。だから僕は……もうダメ、なんだって――うぅ……ひぅ……」
ぽろぽろと零れ落ちる涙たち。
「俺……またやらかしちゃってたのか――」
翔の眉がへにょりと垂れてなんとも情けない顔をしていた。
そしてくしゃりと顔を歪ませて今にも泣きそうな顔で僕を見つめる。
「ごめん。ごめんな彼方。俺20歳になったら彼方に結婚申し込もうって決めてたんだ。随分長いこと待たせちゃったからさ、色々ちゃんと準備して驚かせたかったんだ。彼方に「嬉しい」って笑って欲しかったんだ。このマンションも指輪もお金は自分で稼いだんだよ?まだ未成年だったから兄ちゃんにお願いして俺の代わりに株の売買とかやってもらったけど、銘柄選んだり売買のタイミング見極めたりしたのは俺だから。他にもマンション買うのに保証人になってもらったりして大分甘えちゃったけど……でも、それでも彼方に喜んで欲しかったから――俺頑張ったんだ。最近彼方に会えなかったのは――恥ずかしい話だけど用意できたお金が少しだけ足らなくて急遽バイトの時間増やしたりして本当に時間がなくて、おまけに手続きやら何やらもあって――」
「あの子――は?今日一緒にいた子――」
「今日?――あぁ、あの人はバイト先の店長さん。ああ見えて35歳の既婚者で番持ちだよ?彼方に年齢的に近いし俺センスないから……指輪決めるのに相談に乗ってもらってて、さっきは受け取りに行くのについてきてもらってたんだ。金額が金額なだけに不安でさ……。兄ちゃんたちはお店があるし、父さんは会社で母さんも外せない用事があるって言うから――。さっき言ってた匂いっていうのももしかしたら店長さんのかな?俺ぜんぜん気づかなかったよ」
あの子が既婚者で番がいるΩだと言うのなら翔が残り香に気づかないのも本当の事だろう。番持ちのΩのフェロモンはなくなるわけじゃないけど、番のαにしか効果がない。だから香っていても他のαを誘う事はない。
「…………」
「まだ不安?何でも訊いて?全部ちゃんと説明する」
「翔……」
赤く腫れあがってしまっている翔の頬にそっと触れた。
「ごめん。――殴っちゃって……。痛かったよね――」
翔は頬に触れた僕の手の上にそっと自分の手を重ねた。
翔の手は僕が思ってた以上に大きくて――大人の手をしていた。
「彼方の手はひんやりしてて気持ちいいな」
「翔――」
「叩かれてびっくりしたけど、彼方にまた我慢させちゃってたんだな。そうならない為に頑張ってたはずなのに……。だからこれは甘えてばかりいた俺への罰。――それで俺の事も許して……?」
僕はこくりと頷いた。
僕への指輪を選ぶのに他の人を頼らないでだとか、僕に隠し事をするならもっとうまくやってだとか、不安で不安でつらかったって色々言いたい事はあったけど、全部まるっと飲み込む事にした。
本当、奏の言う通り『大丈夫』だった。
ふふと笑うと翔が何かを思い出したように突然大きな声を出した。
「あ!だけど、あの男は何!??」
「へ?」
「彼方を抱きしめてたよね?キスしようとしてたよね???」
眉間に皺を寄せ、声が段々低くなっていく。
「あの人は……同僚で、番になってって言われたけど、ちゃんと断ったよ?最近僕が塞ぎこんでるから心配してショッピングモールに誘ってくれて、友人としてって事だったんだけど――」
「むむむ……。はぁああああああ……結局は俺のせいって事かぁ……」
と脱力して大きな溜め息を吐いた。
「全部俺が悪い。ごめんな。だけど、もうあの男と――いや、他のαとも二度とふたりっきりで会ったりしないで?彼方、愛してる。こんな俺だけど、結婚してくれますか……?」
二度目のプロポーズに、まだ返事をしていなかったんだと気がついた。
「うん、――はい。結婚して下さい」
「よ……よかったぁーっ!」
タックルするみたいに抱きしめられて、勢い余ってベッドにふたりで倒れ込んだ。
そのまま見つめ合ってキスをしてしっとりと――っていうところなんだろうけど、僕たちは仔犬みたいにじゃれ合ってもつれ合って、声をあげて笑った。
僕たちの出会いは不思議で、これが運命じゃなかったら何なのっていうくらいあり得ないように惹かれ合った。
長い長い20年という歳月。いつもお互いの事を想いお互いの事だけ見つめていた。
途中色々あったけど、それも全部お互いを愛していたから。
だからこの先、何があっても僕たちは『大丈夫』
これから僕たちは、本物の『番』になります。
-おわり-
建ったばかりなのだろうか新築の匂いが鼻腔をくすぐる。
「――ここ、は?」
「俺たちの家だよ」
「――――え?」
翔はそう言うと僕をお姫さま抱っこのまま寝室に連れて行き、大きなベッドの上にゆっくりと降ろしてくれた。
何が何だか分からなくて何度も瞬いて、翔の動きをひとつも見逃さないように目で追った。
翔は僕の前に片膝をつくと、ズボンのポケットから取り出した小さな箱の蓋を開けて目の前に差し出した。
「一条 彼方さん、愛しています。俺と結婚して下さい」
キラリと光る小さなダイヤのついた指輪とともに贈られた言葉。
驚きのあまり言葉が出ない。
固まったまま、なかなか返事をしない僕を翔は不安そうに見つめている。
何か言わなきゃって思うのに何て言ったらいいのか分からない。
だって……僕は――。
「捨てられるんじゃ……ないの?」
やっと出たのはそんな言葉。
声が震える。
「なっ何で俺が彼方を捨てるんだよっ!?」
「だって、最近ちゃんと会ってくれないし、折角会えてもすぐ帰っちゃうし……それに――――いつも僕の知らない人の匂い――させてるじゃない。だから僕は……もうダメ、なんだって――うぅ……ひぅ……」
ぽろぽろと零れ落ちる涙たち。
「俺……またやらかしちゃってたのか――」
翔の眉がへにょりと垂れてなんとも情けない顔をしていた。
そしてくしゃりと顔を歪ませて今にも泣きそうな顔で僕を見つめる。
「ごめん。ごめんな彼方。俺20歳になったら彼方に結婚申し込もうって決めてたんだ。随分長いこと待たせちゃったからさ、色々ちゃんと準備して驚かせたかったんだ。彼方に「嬉しい」って笑って欲しかったんだ。このマンションも指輪もお金は自分で稼いだんだよ?まだ未成年だったから兄ちゃんにお願いして俺の代わりに株の売買とかやってもらったけど、銘柄選んだり売買のタイミング見極めたりしたのは俺だから。他にもマンション買うのに保証人になってもらったりして大分甘えちゃったけど……でも、それでも彼方に喜んで欲しかったから――俺頑張ったんだ。最近彼方に会えなかったのは――恥ずかしい話だけど用意できたお金が少しだけ足らなくて急遽バイトの時間増やしたりして本当に時間がなくて、おまけに手続きやら何やらもあって――」
「あの子――は?今日一緒にいた子――」
「今日?――あぁ、あの人はバイト先の店長さん。ああ見えて35歳の既婚者で番持ちだよ?彼方に年齢的に近いし俺センスないから……指輪決めるのに相談に乗ってもらってて、さっきは受け取りに行くのについてきてもらってたんだ。金額が金額なだけに不安でさ……。兄ちゃんたちはお店があるし、父さんは会社で母さんも外せない用事があるって言うから――。さっき言ってた匂いっていうのももしかしたら店長さんのかな?俺ぜんぜん気づかなかったよ」
あの子が既婚者で番がいるΩだと言うのなら翔が残り香に気づかないのも本当の事だろう。番持ちのΩのフェロモンはなくなるわけじゃないけど、番のαにしか効果がない。だから香っていても他のαを誘う事はない。
「…………」
「まだ不安?何でも訊いて?全部ちゃんと説明する」
「翔……」
赤く腫れあがってしまっている翔の頬にそっと触れた。
「ごめん。――殴っちゃって……。痛かったよね――」
翔は頬に触れた僕の手の上にそっと自分の手を重ねた。
翔の手は僕が思ってた以上に大きくて――大人の手をしていた。
「彼方の手はひんやりしてて気持ちいいな」
「翔――」
「叩かれてびっくりしたけど、彼方にまた我慢させちゃってたんだな。そうならない為に頑張ってたはずなのに……。だからこれは甘えてばかりいた俺への罰。――それで俺の事も許して……?」
僕はこくりと頷いた。
僕への指輪を選ぶのに他の人を頼らないでだとか、僕に隠し事をするならもっとうまくやってだとか、不安で不安でつらかったって色々言いたい事はあったけど、全部まるっと飲み込む事にした。
本当、奏の言う通り『大丈夫』だった。
ふふと笑うと翔が何かを思い出したように突然大きな声を出した。
「あ!だけど、あの男は何!??」
「へ?」
「彼方を抱きしめてたよね?キスしようとしてたよね???」
眉間に皺を寄せ、声が段々低くなっていく。
「あの人は……同僚で、番になってって言われたけど、ちゃんと断ったよ?最近僕が塞ぎこんでるから心配してショッピングモールに誘ってくれて、友人としてって事だったんだけど――」
「むむむ……。はぁああああああ……結局は俺のせいって事かぁ……」
と脱力して大きな溜め息を吐いた。
「全部俺が悪い。ごめんな。だけど、もうあの男と――いや、他のαとも二度とふたりっきりで会ったりしないで?彼方、愛してる。こんな俺だけど、結婚してくれますか……?」
二度目のプロポーズに、まだ返事をしていなかったんだと気がついた。
「うん、――はい。結婚して下さい」
「よ……よかったぁーっ!」
タックルするみたいに抱きしめられて、勢い余ってベッドにふたりで倒れ込んだ。
そのまま見つめ合ってキスをしてしっとりと――っていうところなんだろうけど、僕たちは仔犬みたいにじゃれ合ってもつれ合って、声をあげて笑った。
僕たちの出会いは不思議で、これが運命じゃなかったら何なのっていうくらいあり得ないように惹かれ合った。
長い長い20年という歳月。いつもお互いの事を想いお互いの事だけ見つめていた。
途中色々あったけど、それも全部お互いを愛していたから。
だからこの先、何があっても僕たちは『大丈夫』
これから僕たちは、本物の『番』になります。
-おわり-
2
あなたにおすすめの小説
【完結】愛されたかった僕の人生
Kanade
BL
✯オメガバース
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
お見合いから一年半の交際を経て、結婚(番婚)をして3年。
今日も《夫》は帰らない。
《夫》には僕以外の『番』がいる。
ねぇ、どうしてなの?
一目惚れだって言ったじゃない。
愛してるって言ってくれたじゃないか。
ねぇ、僕はもう要らないの…?
独りで過ごす『発情期』は辛いよ…。
「自由に生きていい」と言われたので冒険者になりましたが、なぜか旦那様が激怒して連れ戻しに来ました。
キノア9g
BL
「君に義務は求めない」=ニート生活推奨!? ポジティブ転生者と、言葉足らずで愛が重い氷の伯爵様の、全力すれ違い新婚ラブコメディ!
あらすじ
「君に求める義務はない。屋敷で自由に過ごしていい」
貧乏男爵家の次男・ルシアン(前世は男子高校生)は、政略結婚した若き天才当主・オルドリンからそう告げられた。
冷徹で無表情な旦那様の言葉を、「俺に興味がないんだな! ラッキー、衣食住保証付きのニート生活だ!」とポジティブに解釈したルシアン。
彼はこっそり屋敷を抜け出し、偽名を使って憧れの冒険者ライフを満喫し始める。
「旦那様は俺に無関心」
そう信じて、半年間ものんきに遊び回っていたルシアンだったが、ある日クエスト中に怪我をしてしまう。
バレたら怒られるかな……とビクビクしていた彼の元に現れたのは、顔面蒼白で息を切らした旦那様で――!?
「君が怪我をしたと聞いて、気が狂いそうだった……!」
怒鳴られるかと思いきや、折れるほど強く抱きしめられて困惑。
えっ、放置してたんじゃなかったの? なんでそんなに必死なの?
実は旦那様は冷徹なのではなく、ルシアンが好きすぎて「嫌われないように」と身を引いていただけの、超・奥手な心配性スパダリだった!
「君を守れるなら、森ごと消し飛ばすが?」
「過保護すぎて冒険になりません!!」
Fランク冒険者ののんきな妻(夫)×国宝級魔法使いの激重旦那様。
すれ違っていた二人が、甘々な「週末冒険者夫婦」になるまでの、勘違いと溺愛のハッピーエンドBL。
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。
希少なΩだと隠して生きてきた薬師は、視察に来た冷徹なα騎士団長に一瞬で見抜かれ「お前は俺の番だ」と帝都に連れ去られてしまう
水凪しおん
BL
「君は、今日から俺のものだ」
辺境の村で薬師として静かに暮らす青年カイリ。彼には誰にも言えない秘密があった。それは希少なΩ(オメガ)でありながら、その性を偽りβ(ベータ)として生きていること。
ある日、村を訪れたのは『帝国の氷盾』と畏れられる冷徹な騎士団総長、リアム。彼は最上級のα(アルファ)であり、カイリが必死に隠してきたΩの資質をいとも簡単に見抜いてしまう。
「お前のその特異な力を、帝国のために使え」
強引に帝都へ連れ去られ、リアムの屋敷で“偽りの主従関係”を結ぶことになったカイリ。冷たい命令とは裏腹に、リアムが時折見せる不器用な優しさと孤独を秘めた瞳に、カイリの心は次第に揺らいでいく。
しかし、カイリの持つ特別なフェロモンは帝国の覇権を揺るがす甘美な毒。やがて二人は、宮廷を渦巻く巨大な陰謀に巻き込まれていく――。
運命の番(つがい)に抗う不遇のΩと、愛を知らない最強α騎士。
偽りの関係から始まる、甘く切ない身分差ファンタジー・ラブ!
異世界にやってきたら氷の宰相様が毎日お手製の弁当を持たせてくれる
七瀬京
BL
異世界に召喚された大学生ルイは、この世界を救う「巫覡」として、力を失った宝珠を癒やす役目を与えられる。
だが、異界の食べ物を受けつけない身体に苦しみ、倒れてしまう。
そんな彼を救ったのは、“氷の宰相”と呼ばれる美貌の男・ルースア。
唯一ルイが食べられるのは、彼の手で作られた料理だけ――。
優しさに触れるたび、ルイの胸に芽生える感情は“感謝”か、それとも“恋”か。
穏やかな日々の中で、ふたりの距離は静かに溶け合っていく。
――心と身体を癒やす、年の差主従ファンタジーBL。
鎖に繋がれた騎士は、敵国で皇帝の愛に囚われる
結衣可
BL
戦場で捕らえられた若き騎士エリアスは、牢に繋がれながらも誇りを折らず、帝国の皇帝オルフェンの瞳を惹きつける。
冷酷と畏怖で人を遠ざけてきた皇帝は、彼を望み、夜ごと逢瀬を重ねていく。
憎しみと抗いのはずが、いつしか芽生える心の揺らぎ。
誇り高き騎士が囚われたのは、冷徹な皇帝の愛。
鎖に繋がれた誇りと、独占欲に満ちた溺愛の行方は――。
(無自覚)妖精に転生した僕は、騎士の溺愛に気づかない。
キノア9g
BL
※主人公が傷つけられるシーンがありますので、苦手な方はご注意ください。
気がつくと、僕は見知らぬ不思議な森にいた。
木や草花どれもやけに大きく見えるし、自分の体も妙に華奢だった。
色々疑問に思いながらも、1人は寂しくて人間に会うために森をさまよい歩く。
ようやく出会えた初めての人間に思わず話しかけたものの、言葉は通じず、なぜか捕らえられてしまい、無残な目に遭うことに。
捨てられ、意識が薄れる中、僕を助けてくれたのは、優しい騎士だった。
彼の献身的な看病に心が癒される僕だけれど、彼がどんな思いで僕を守っているのかは、まだ気づかないまま。
少しずつ深まっていくこの絆が、僕にどんな運命をもたらすのか──?
騎士×妖精
アプリで都合のいい男になろうとした結果、彼氏がバグりました
あと
BL
「目指せ!都合のいい男!」
穏やか完璧モテ男(理性で執着を押さえつけてる)×親しみやすい人たらし可愛い系イケメン
攻めの両親からの別れろと圧力をかけられた受け。関係は秘密なので、友達に相談もできない。悩んでいる中、どうしても別れたくないため、愛人として、「都合のいい男」になることを決意。人生相談アプリを手に入れ、努力することにする。しかし、攻めに約束を破ったと言われ……?
攻め:深海霧矢
受け:清水奏
前にアンケート取ったら、すれ違い・勘違いものが1位だったのでそれ系です。
ハピエンです。
ひよったら消します。
誤字脱字はサイレント修正します。
また、内容もサイレント修正する時もあります。
定期的にタグも整理します。
批判・中傷コメントはお控えください。
見つけ次第削除いたします。
自己判断で消しますので、悪しからず。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる