かりそめの正妻は偽りの身分で寵愛を受ける（Kindle化のため後日譚と本編一部公開）

登場人物紹介

初音（はつね）：
父親は中津國国主の重臣。武家の娘らしく肝が座っている。一通りの花嫁修業はしたが、実家で奔放に振る舞っていた癖が抜けず、時々侍女が驚くような行動に出る。読書好きで薙刀の心得がある。

みお：
初音が故国より伴ってきた侍女。おっとりしていて世話好き。

斎賀章継（さいがあきつぐ）：
斎賀國次期当主。先の戦の最中、父親が負傷し代替わりを意識する。
まだ身を固める気はなく、婚姻の件も周囲が勝手に決めたことと不満を持っている。一文字に上がった眉が意志の強さを感じさせる美丈夫。

菅原雅朝（すがわらまさとも）：
章継の従弟で武人。快活なお調子者。誰にでも気安く懐くが本心はあまり見せない。人好きのする容貌をしている。

嘉屋景時（かやかげとき）：
外様大名の末子だったが剣の腕を見込まれ、章継の剣術指南役として抜擢される。落ち着きがあり章継から信頼を得ているが、口うるささを煙たがられることも。軍師としても有能。切れ長の目に眉間のシワが特徴。

年齢
景光>みお>章継≧初音≧雅朝

身長
景光>章継≧雅朝>初音>みお