異世界で気づけば世界最強になっていた

みなと劉

文字の大きさ
65 / 153

65 エルメゾと協力体制

しおりを挟む
「ごめん、グラウディウス」
「いえ、俺は大丈夫です……アキト様はお怪我などありませんか?」
「うん、ありがとう……一応こいつに回復掛けておいてやるか『キュア』」
エルメゾの身体は傷一つ無くなった。
しばらくしてエルメゾが気がつく。
「大丈夫か?エルメゾ」
「ん?……グラウディウス殿か…………ひ!?」
アキトを見ると引き越しになる。
「大丈夫だからエルメゾ……こちらはアキト様といって我らを従えている主殿だ」
「な、なに!?人間の男が魔性の女」
「むむ!」
「落ち着いてくださいアキト様」
「男だったんだな……だが……お主……なんだそのふつふつくる禍々しいほどの魔力は……本当に人間?」
「一応は人間だけど、あ名前はアキト。アキト・オミンクレイ」
「お!?『オミンクレイ』!?神界の者か!?」
『オミンクレイ』は、『この世界』では神の名であり、その名を継ぐ者はすべて例外なく神の力を扱えるようになる。そしてこの世界にも神の力を持つものが存在する。それが『神族』と呼ばれる者達だ。
『神族』は、基本は普通の人として産まれてくるが、ある時神より神界に招かれ神の力を得る。そして神として崇められるか神と戦い神となるかはその人の生き方によって決まるのだと言う。
「僕はまだ神になってはいない……ただ神に限り無く近いと言われているとルナとアルテミアから言われた」
「そうか……私は魔界七将の『炎術師長』を務めているエルメゾだ。宜しく頼む」
「え?魔王軍に属してるんでは?」
「なんで俺が魔王なんかに媚びを売る必要がある?俺は独自に国の王をしている。魔界七将の1人だ。魔王とは一応敵対してる存在であるぞ」
「そうなの!?」
「あ、エルメゾは魔王軍ではないです。魔界七将は魔王の次に強いとされる最強の七人に与えられる言わば称号です」
「なるほど……」
その後、広場にいた人達に説明したりした。
僕は魔王軍に狙われていることも話したので少しだけ怖くなった。僕のせいでグラウディウス達を危険にさらしてしまうかもしれないからだ。
「気にすることはない。俺らは好きでついて行っているだけだからな
それにアキト様をお守りしていくのも勤めですけど貴方様があまりに強いのであまりその必要も無いかなって最近は思い始めてます」
(あ、はは……はぁ)
「アキト殿とおよびした方がいいかな?それともアキト様かな?」
「えと、アキト殿でお願いします。エルメゾ殿」
それから僕たちは広場を後にし、買い物を続けた。
その日、宿に戻り。
グラウディウスと温泉に向かう。
「今日は色々とあったね」
「そうですね」
「ゆっくりと温泉浸かろうね」
「はい」
髪の毛と身体を洗いあいっこして
温泉に浸かる。
「ふう、癒されるねぇ」
「たしかに疲れ飛びますね」
暫くして上がる。
部屋に戻るとそこには綺麗な夜着に身を包んだグラウディウスが待っていた。
グラウディウスは、顔を赤らめて恥ずかしそうにしていたが、とても似合っていた。
(いつみてもグラウディウスは格好いいなぁ)
「どうですか?アキト様」
「凄く……綺麗だよ。グラウディウス」
するとグラウディウスは 僕の胸に飛び込んできてキスをする。
舌を絡ませながら
「んっ……ちゅぱ、アキトさま♡」
グラウディウスがアキトの胸元を肌消させて乳首に吸い付く。
「ん……あむ……んっ、ちゅう、れろっ……んむ」
グラウディウスが僕の乳首を吸っているのが分かる。僕の顔は熱くなりながら快感に耐えていた。
しばらく経ち口を離すと、アキトの胸元にはキスマークがつく。
「もう!いくら普段見えないからって複数つけちゃだめじゃない……まあ……いいけどね」
「れろ……えろ」
「あう……ひゃん」
今度はアキトを仰向けにして上に跨り耳舐めと手を使って乳首を愛撫し始める。
「あっ!ああ……んぅ……グラウディウスぅ……そんな……ダメ……うっ……はあん!」
「れろ……じゅる……あむ、アキト様の……ここも……大きくなってますね…」
グラウディウスの手がアキトのペニスに触れる。
「ふふ……可愛い……こんなに大きくして」
「あう……や、やめ」
「んっ……ちゅる……れる……んむ……んっ」
「はあはぁ……ひゃ……グラウディ……ウスぅ……んやぁ」
グラウディウスはアキトのアナルに自分のペニスを挿入する。
正常位で責める。
「はう、はう……ん……や……グラウディウス……激しい……ん!」
グラウディウスのピストンが激しくなりグラウディウスの射精と共に絶頂を迎える。
「あぐ……はあはぁ……は、激しかった」
グラウディウスが満足気になる。
「良かったです……寝ましょうか」
「うん……おやすみ」
次の日の朝……目を覚ましたアキトは隣にいるはずのグラウディウスがいないことに気づく。
服を着て外に出る。
すると朝風呂に入ってたのか濡れているグラウディウスを見つける。
「グラウディウス?」
「あ、おはようございます。アキト様」
グラウディウスはアキトを見て微笑む。
アキトは少し顔を赤くする。
「う、うん……おはよう……グラウディウス」
「朝ご飯食べに行きましょう」
しおりを挟む
感想 4

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件

さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。 数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、 今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、 わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。 彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。 それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。 今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。   「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」 「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」 「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」 「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」   命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!? 順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場―― ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。   これは―― 【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と 【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、 “甘くて逃げ場のない生活”の物語。   ――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。 ※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。

巨乳すぎる新入社員が社内で〇〇されちゃった件

なほ
恋愛
中高生の時から巨乳すぎることがコンプレックスで悩んでいる、相模るな子。新入社員として入った会社でるなを待ち受ける運命とは....。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

セクスカリバーをヌキました!

ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。 国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。 ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……

異世界でただ美しく! 男女比1対5の世界で美形になる事を望んだ俺は戦力外で追い出されましたので自由に生きます!

石のやっさん
ファンタジー
主人公、理人は異世界召喚で異世界ルミナスにクラスごと召喚された。 クラスの人間が、優秀なジョブやスキルを持つなか、理人は『侍』という他に比べてかなり落ちるジョブだった為、魔族討伐メンバーから外され…追い出される事に! だが、これは仕方が無い事だった…彼は戦う事よりも「美しくなる事」を望んでしまったからだ。 だが、ルミナスは男女比1対5の世界なので…まぁ色々起きます。 ※私の書く男女比物が読みたい…そのリクエストに応えてみましたが、中編で終わる可能性は高いです。

男女比1:15の貞操逆転世界で高校生活(婚活)

大寒波
恋愛
日本で生活していた前世の記憶を持つ主人公、七瀬達也が日本によく似た貞操逆転世界に転生し、高校生活を楽しみながら婚活を頑張るお話。 この世界の法律では、男性は二十歳までに5人と結婚をしなければならない。(高校卒業時点は3人) そんな法律があるなら、もういっそのこと高校在学中に5人と結婚しよう!となるのが今作の主人公である達也だ! この世界の経済は基本的に女性のみで回っており、男性に求められることといえば子種、遺伝子だ。 前世の影響かはわからないが、日本屈指のHENTAIである達也は運よく遺伝子も最高ランクになった。 顔もイケメン!遺伝子も優秀!貴重な男!…と、驕らずに自分と関わった女性には少しでも幸せな気持ちを分かち合えるように努力しようと決意する。 どうせなら、WIN-WINの関係でありたいよね! そうして、別居婚が主流なこの世界では珍しいみんなと同居することを、いや。ハーレムを目標に個性豊かなヒロイン達と織り成す学園ラブコメディがいま始まる! 主人公の通う学校では、少し貞操逆転の要素薄いかもです。男女比に寄っています。 外はその限りではありません。 カクヨムでも投稿しております。

旧校舎の地下室

守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。

処理中です...