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九十七話

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最近異世界に召喚されたお兄さんは魔法使いの適正があったナイトである俺はそいつと一緒に旅をする
九十七話
「オラァッ!」
さらにもう一本切り落とす。
そして最後に残った一本が襲いかかってきたが避けて腕に乗る。
「よし!このまま頭まで登るぜ」
登っていき、頭の部分にたどり着いた。
「これ壊せばいいんだよな?」
「多分ね」
「よっしゃあ!やってやる」
ナイトは剣を振り下ろしたがヒビが入っただけで壊れなかった。
「これでもダメなのか!?」
「勇者、私に任せて」
「カグラ姫?任せて大丈夫?やばくない?」
「大丈夫だから、見てて」
カグラは目を閉じ、集中する。
するとカグラの体が光り始めた。
「こ、これは……」
「綺麗……」
光が収まるとカグラの背中から天使のような羽が現れていた。
九十七話完
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