4 / 27
迷子の竜、都に行く
魔術師がきた 前編
しおりを挟む
Sideコニー
ポチがやってきてから、毎日が楽しい。
その日は暑かったので、ポチと裏山の泉まで泳ぎに行ってきた。
「我が遊泳を見よ! 優雅であろう!」
「ポチ、上手だね~」
最初泳げなかったポチも、今では得意な泳ぎは犬かきである。
泳ぎ疲れて家に帰ると、母親からおやつをもらう。
「おいしいねぇ、ポチ」
「うむ、りんごのパイが一番だが、このモモのタルトも美味である!」
キュー! と元気に尻尾をふりふり答えるポチは、口の周りを食べかすで汚している。竜の威厳台無しだが、こんなおマヌケなポチがコニーは大好きである。
少しふっくら気味のポチのお尻のあたりが、撫で心地よいのを気に入っているコニーは、ポチを膝にのせてお尻を撫でている。前みたいに太りすぎて飛べなくなっては可哀相だが、ちょっとぽっちゃりしていた方がいいなと思っているコニーであった。
そんな平和なおやつの時間に、コニーの家の様子を伺っている不審者の姿があった。
「おお、あれはまさに……」
よれよれの外套にくたびれた靴。たまに村に現れる、迷い旅人がちょうどこんな格好である。
しかしその不審者は、目をぎらぎらと輝かせて、井戸の側で並んでおやつを食べているコニーとポチを見ていた。
「しかしちょっと……いや、でもそれはまた……」
そんなことを小声でブツブツ言っている不審者は、木陰に隠れてコニーたちからは見えないようにしていた。
だが、その姿は隣の家の敷地からは丸見えであった。
「おうい」
「ブツブツブツ……」
隣の家の主人が不審者に声をかけるも、本人まったく気付かない。仕方ないので、ちょうど手に持っていたクワで尻を突いてやる。
ブスッ!
「アウゥッ!?」
不審者はその衝撃で飛び上がった。優しく突いてやったつもりだが、ちょっと痛かったのかもしれない。
「なにをする!?」
「おめー、ひとんち覗いてなぁにしてるんだ?」
抗議する不審者に、隣の家の主人は真っ当な疑問を投げかける。
「なにをっ、私は、この家の、関係者だ!」
尻をかばいながら弁解する不審者に、胡乱気な視線を向ける。
「怪しいやつはみぃんなそう言うんだぁ」
「本当だっ!」
そんな騒ぎを聞きつけて、コニーとポチがやってきた。
「どうしたのぉ?」
「むっ、泥棒か?」
のんびりと尋ねるコニーと、警戒するようにキューキュー鳴くポチに対して、不審者は胸を反らして身なりを整える。
「泥棒とは失敬な! 私は都の魔術師だ!」
だが、外套も靴もよれよれで格好がつかない。
「まじゅつしぃ? ってなに?」
コテン、とコニーが首を傾げる。
「コニー、ペテン師の類だ、相手にしちゃなんねぇぞ」
隣の家の主人が言い聞かせるように言うと、コニーはこっくり頷いた。
「わかったー。じゃあペテン師さんが来たよって、とーちゃんに知らせてくる!」
「ちがうわぁ!」
すたたっと駆けていくコニーに不審者が叫ぶも、コニーは聞いていなかった。
そんな外のやり取りが聞こえたのか。
「ペテン師だとぅ!? どこだそいつは!?」
「あらあら、大変どうしましょうか」
家の中から斧を片手に張り切っている父親と、おっとりと首を傾げる母親が現れた。
「おう、おめぇさんたちよ。こいつがお宅を覗いていたんだ」
隣の家の主人に説明され、両親がヨレヨレの不審者を見る。
「うむ、怪しいことこの上ないな」
キュー、とポチも同意してみせる。
「怪しくなどない! 長旅で見た目がくたびれていただけだ!」
反論する不審者に、母親が声をかけた。
「あらぁ? もしかして兄さんではないの?」
Sideポチ
ポチの一日は過酷だ。
朝起きて、コニーの朝の抱擁に耐え抜く。
「おはよー、ポチ! ムギュッ」
「死ぬ! 内臓が出る!」
その後コニーの家族と共に朝ごはん。
「美味しいね、ポチ」
「……内臓がまだ回復しておらず、食欲がないのである」
そして村の学校へ行くコニーのお供をして、村の子供たちにもみくちゃにされる。
「「「ポチだーーー!!」」」
「誰だ、我の毛を抜く奴は! ハゲたらどうする!?」
昼ごはんを食べに帰ってきて、外でコニーと遊ぶ。
「あ、鳥がいる!」
「コニー、追いかけるならば我から手を放せ、こら、藪に突っ込むなと痛タタ……!」
おやつを食べて昼寝をしているうちに、夕方父親とピートが帰ってくる。
「スピスピ……」
「一日で、唯一平穏な時間である……あ、こらコニー、抱きしめるなムギュッ」
家族で夕食を食べて、コニーと一緒に就寝。
思い返せば、一日に何度命の危機を迎えるか数え切れない。子供時代とは、もっと平和なものではないだろうか。それは己の理想でしかなかったのか。他の竜の子は、もっと過酷な試練を受けているのだろうか。ポチは日々思い悩んでいた。
そんなポチが唯一楽しみにしていることがある。それがおやつである。コニーの母親が作るおやつは絶品である。このために一日を耐え抜いていると言っても過言ではない。今日もコニーに何故か尻を撫でられながら、おやつを食しているポチであった。
そんなある日、コニーの家に不審者が現れた。
見咎められた不審者は、魔術師だと言い張っていた。魔術師は都のあたりに住まうもの。都とは、この村からはるか遠くであったはずだ。このような田舎にはるばる来るとは、ヒマな魔術師もいたものである。
ところがその後、不審者はコニーの母親の兄であることが判明した。母親は手紙にコニーが竜を拾ったことを書いたらしく、兄は事実を確認しにやって来たらしい。
――しかし、気になる。
ポチの一族の言い伝えで、魔術師の血は胃腸によいと言われているが本当であろうか。よれよれなこの魔術師の血を飲んでも身体に悪そうに思えるが、試してみるには丁度良いと言える。一口なめるくらいは許されるのではないだろうか。
そんなことをずっと考えて、ポチは魔術師を見ているのであった。
Sideコニー
不審者はペテン師ではなく、なんと母親の兄であった。
「兄さん、来るなら手紙でしらせてくださいな」
母親が呆れた顔で苦情を言った。
「なんだ、ペテン師だって言うから張り切ったのにアンタかよ」
父親は少々がっかり気味だった。期待した何かと違ったらしい。
「……都からはるばるやってきた兄を、労わってはくれないのかメリー」
ペテン師は肩を落としてがっくりした。
そうこうしていると、ピートも家に帰って来た。外で話をすることもないということになり、一家は場所を家の中に移して話をすることにした。
家に招き入れられたおじさんに、コニーは興味津々だ。
「コニーは一度会ったと言っても、赤ちゃんだったから覚えてないわよねぇ」
母親が朗らかに笑った。
「ねぇ、都ってにーちゃんがいたところ?」
「そうよぉ、とっても遠いのよ」
兄のピートは去年まで都の学校に行っていた。そこで仕事を見つけてもよかったのだが、やはり自然が恋しくなったらしい。今では父を手伝って木こり仕事のかたわら、村の学校で勉強を教えている。
「ふーん」
そんな遠いところから、おじさんがなにをしに来たのかも気になるが、さっきからポチのことも気になる。おじさんのことをずっと見ているのだ。
――珍しい食べ物を持っているとかかも。
ポチのこの目は、食べ物を前にしたときの目である。
「おじさん、なにかおいしいもの持ってない?」
「は……、土産か?持ってはきたが食べ物ではないぞ」
コニーが尋ねると、困ったようにおじさんが言う。
「こらコニー、食い意地が張ってるぞ」
父親がコニーをたしなめるが、それに不満そうにコニーは頬を膨らませる。
「ちがうよぉ。ポチがものほしそうにおじさんを見てるからさぁ。なにか持っているのかと思って」
「うむ、魔術師の血は胃腸に良いとされるが、本当かたしかめるチャンスであるからして」
キューキュー、と鳴くポチに、おじさんは嫌そうだ。
「そんな俗説を真に受けないでください。竜の間ではまだ言われているんですか」
「確かめた者の話を聞かぬから、ウソかまことかわかるまい」
「胃腸薬だと思われて、常備薬代わりに連れて行かれたら迷惑です」
「ひとかじりすればわかるやもしれん」
「嫌です」
しばし、おじさんとポチがにらみ合う。その様子をキョロキョロと見ていたコニーは、びっくりして目を丸くしていた。
「すごぉい! おじさんポチの言うことがわかるの!?」
ポチがやってきてから、毎日が楽しい。
その日は暑かったので、ポチと裏山の泉まで泳ぎに行ってきた。
「我が遊泳を見よ! 優雅であろう!」
「ポチ、上手だね~」
最初泳げなかったポチも、今では得意な泳ぎは犬かきである。
泳ぎ疲れて家に帰ると、母親からおやつをもらう。
「おいしいねぇ、ポチ」
「うむ、りんごのパイが一番だが、このモモのタルトも美味である!」
キュー! と元気に尻尾をふりふり答えるポチは、口の周りを食べかすで汚している。竜の威厳台無しだが、こんなおマヌケなポチがコニーは大好きである。
少しふっくら気味のポチのお尻のあたりが、撫で心地よいのを気に入っているコニーは、ポチを膝にのせてお尻を撫でている。前みたいに太りすぎて飛べなくなっては可哀相だが、ちょっとぽっちゃりしていた方がいいなと思っているコニーであった。
そんな平和なおやつの時間に、コニーの家の様子を伺っている不審者の姿があった。
「おお、あれはまさに……」
よれよれの外套にくたびれた靴。たまに村に現れる、迷い旅人がちょうどこんな格好である。
しかしその不審者は、目をぎらぎらと輝かせて、井戸の側で並んでおやつを食べているコニーとポチを見ていた。
「しかしちょっと……いや、でもそれはまた……」
そんなことを小声でブツブツ言っている不審者は、木陰に隠れてコニーたちからは見えないようにしていた。
だが、その姿は隣の家の敷地からは丸見えであった。
「おうい」
「ブツブツブツ……」
隣の家の主人が不審者に声をかけるも、本人まったく気付かない。仕方ないので、ちょうど手に持っていたクワで尻を突いてやる。
ブスッ!
「アウゥッ!?」
不審者はその衝撃で飛び上がった。優しく突いてやったつもりだが、ちょっと痛かったのかもしれない。
「なにをする!?」
「おめー、ひとんち覗いてなぁにしてるんだ?」
抗議する不審者に、隣の家の主人は真っ当な疑問を投げかける。
「なにをっ、私は、この家の、関係者だ!」
尻をかばいながら弁解する不審者に、胡乱気な視線を向ける。
「怪しいやつはみぃんなそう言うんだぁ」
「本当だっ!」
そんな騒ぎを聞きつけて、コニーとポチがやってきた。
「どうしたのぉ?」
「むっ、泥棒か?」
のんびりと尋ねるコニーと、警戒するようにキューキュー鳴くポチに対して、不審者は胸を反らして身なりを整える。
「泥棒とは失敬な! 私は都の魔術師だ!」
だが、外套も靴もよれよれで格好がつかない。
「まじゅつしぃ? ってなに?」
コテン、とコニーが首を傾げる。
「コニー、ペテン師の類だ、相手にしちゃなんねぇぞ」
隣の家の主人が言い聞かせるように言うと、コニーはこっくり頷いた。
「わかったー。じゃあペテン師さんが来たよって、とーちゃんに知らせてくる!」
「ちがうわぁ!」
すたたっと駆けていくコニーに不審者が叫ぶも、コニーは聞いていなかった。
そんな外のやり取りが聞こえたのか。
「ペテン師だとぅ!? どこだそいつは!?」
「あらあら、大変どうしましょうか」
家の中から斧を片手に張り切っている父親と、おっとりと首を傾げる母親が現れた。
「おう、おめぇさんたちよ。こいつがお宅を覗いていたんだ」
隣の家の主人に説明され、両親がヨレヨレの不審者を見る。
「うむ、怪しいことこの上ないな」
キュー、とポチも同意してみせる。
「怪しくなどない! 長旅で見た目がくたびれていただけだ!」
反論する不審者に、母親が声をかけた。
「あらぁ? もしかして兄さんではないの?」
Sideポチ
ポチの一日は過酷だ。
朝起きて、コニーの朝の抱擁に耐え抜く。
「おはよー、ポチ! ムギュッ」
「死ぬ! 内臓が出る!」
その後コニーの家族と共に朝ごはん。
「美味しいね、ポチ」
「……内臓がまだ回復しておらず、食欲がないのである」
そして村の学校へ行くコニーのお供をして、村の子供たちにもみくちゃにされる。
「「「ポチだーーー!!」」」
「誰だ、我の毛を抜く奴は! ハゲたらどうする!?」
昼ごはんを食べに帰ってきて、外でコニーと遊ぶ。
「あ、鳥がいる!」
「コニー、追いかけるならば我から手を放せ、こら、藪に突っ込むなと痛タタ……!」
おやつを食べて昼寝をしているうちに、夕方父親とピートが帰ってくる。
「スピスピ……」
「一日で、唯一平穏な時間である……あ、こらコニー、抱きしめるなムギュッ」
家族で夕食を食べて、コニーと一緒に就寝。
思い返せば、一日に何度命の危機を迎えるか数え切れない。子供時代とは、もっと平和なものではないだろうか。それは己の理想でしかなかったのか。他の竜の子は、もっと過酷な試練を受けているのだろうか。ポチは日々思い悩んでいた。
そんなポチが唯一楽しみにしていることがある。それがおやつである。コニーの母親が作るおやつは絶品である。このために一日を耐え抜いていると言っても過言ではない。今日もコニーに何故か尻を撫でられながら、おやつを食しているポチであった。
そんなある日、コニーの家に不審者が現れた。
見咎められた不審者は、魔術師だと言い張っていた。魔術師は都のあたりに住まうもの。都とは、この村からはるか遠くであったはずだ。このような田舎にはるばる来るとは、ヒマな魔術師もいたものである。
ところがその後、不審者はコニーの母親の兄であることが判明した。母親は手紙にコニーが竜を拾ったことを書いたらしく、兄は事実を確認しにやって来たらしい。
――しかし、気になる。
ポチの一族の言い伝えで、魔術師の血は胃腸によいと言われているが本当であろうか。よれよれなこの魔術師の血を飲んでも身体に悪そうに思えるが、試してみるには丁度良いと言える。一口なめるくらいは許されるのではないだろうか。
そんなことをずっと考えて、ポチは魔術師を見ているのであった。
Sideコニー
不審者はペテン師ではなく、なんと母親の兄であった。
「兄さん、来るなら手紙でしらせてくださいな」
母親が呆れた顔で苦情を言った。
「なんだ、ペテン師だって言うから張り切ったのにアンタかよ」
父親は少々がっかり気味だった。期待した何かと違ったらしい。
「……都からはるばるやってきた兄を、労わってはくれないのかメリー」
ペテン師は肩を落としてがっくりした。
そうこうしていると、ピートも家に帰って来た。外で話をすることもないということになり、一家は場所を家の中に移して話をすることにした。
家に招き入れられたおじさんに、コニーは興味津々だ。
「コニーは一度会ったと言っても、赤ちゃんだったから覚えてないわよねぇ」
母親が朗らかに笑った。
「ねぇ、都ってにーちゃんがいたところ?」
「そうよぉ、とっても遠いのよ」
兄のピートは去年まで都の学校に行っていた。そこで仕事を見つけてもよかったのだが、やはり自然が恋しくなったらしい。今では父を手伝って木こり仕事のかたわら、村の学校で勉強を教えている。
「ふーん」
そんな遠いところから、おじさんがなにをしに来たのかも気になるが、さっきからポチのことも気になる。おじさんのことをずっと見ているのだ。
――珍しい食べ物を持っているとかかも。
ポチのこの目は、食べ物を前にしたときの目である。
「おじさん、なにかおいしいもの持ってない?」
「は……、土産か?持ってはきたが食べ物ではないぞ」
コニーが尋ねると、困ったようにおじさんが言う。
「こらコニー、食い意地が張ってるぞ」
父親がコニーをたしなめるが、それに不満そうにコニーは頬を膨らませる。
「ちがうよぉ。ポチがものほしそうにおじさんを見てるからさぁ。なにか持っているのかと思って」
「うむ、魔術師の血は胃腸に良いとされるが、本当かたしかめるチャンスであるからして」
キューキュー、と鳴くポチに、おじさんは嫌そうだ。
「そんな俗説を真に受けないでください。竜の間ではまだ言われているんですか」
「確かめた者の話を聞かぬから、ウソかまことかわかるまい」
「胃腸薬だと思われて、常備薬代わりに連れて行かれたら迷惑です」
「ひとかじりすればわかるやもしれん」
「嫌です」
しばし、おじさんとポチがにらみ合う。その様子をキョロキョロと見ていたコニーは、びっくりして目を丸くしていた。
「すごぉい! おじさんポチの言うことがわかるの!?」
0
あなたにおすすめの小説
喪女なのに狼さんたちに溺愛されています
和泉
恋愛
もふもふの狼がイケメンなんて反則です!
聖女召喚の儀で異世界に呼ばれたのはOL・大学生・高校生の3人。
ズボンを履いていた大学生のヒナは男だと勘違いされ、説明もないまま城を追い出された。
森で怪我をした子供の狼と出会ったヒナは狼族の国へ。私は喪女なのに狼族の王太子、No.1ホストのような武官、真面目な文官が近づいてくるのはなぜ?
ヒナとつがいになりたい狼達の恋愛の行方は?聖女の力で国同士の争いは無くすことができるのか。
最強の異世界やりすぎ旅行記
萩場ぬし
ファンタジー
主人公こと小鳥遊 綾人(たかなし あやと)はある理由から毎日のように体を鍛えていた。
そんなある日、突然知らない真っ白な場所で目を覚ます。そこで綾人が目撃したものは幼い少年の容姿をした何か。そこで彼は告げられる。
「なんと! 君に異世界へ行く権利を与えようと思います!」
バトルあり!笑いあり!ハーレムもあり!?
最強が無双する異世界ファンタジー開幕!
【一秒クッキング】追放された転生人は最強スキルより食にしか興味がないようです~元婚約者と子犬と獣人族母娘との旅~
御峰。
ファンタジー
転生を果たした主人公ノアは剣士家系の子爵家三男として生まれる。
十歳に開花するはずの才能だが、ノアは生まれてすぐに才能【アプリ】を開花していた。
剣士家系の家に嫌気がさしていた主人公は、剣士系のアプリではなく【一秒クッキング】をインストールし、好きな食べ物を食べ歩くと決意する。
十歳に才能なしと判断され婚約破棄されたが、元婚約者セレナも才能【暴食】を開花させて、実家から煙たがれるようになった。
紆余曲折から二人は再び出会い、休息日を一緒に過ごすようになる。
十二歳になり成人となったノアは晴れて(?)実家から追放され家を出ることになった。
自由の身となったノアと家出元婚約者セレナと可愛らしい子犬は世界を歩き回りながら、美味しいご飯を食べまくる旅を始める。
その旅はやがて色んな国の色んな事件に巻き込まれるのだが、この物語はまだ始まったばかりだ。
※ファンタジーカップ用に書き下ろし作品となります。アルファポリス優先投稿となっております。
異世界で目覚めたら、もふもふ騎士団に保護されてました ~ちびっ子だけど、獣人たちの平穏のためお世話係がんばります!!~
ありぽん
ファンタジー
神のミスで命を落とした芽依は、お詫びとして大好きな異世界へ転生させてもらえることに。だが転生の際、またしても神のミスで、森の奥地に幼女の姿で送られてしまい。転生の反動で眠っていた瞳は、気づかないうちに魔獣たちに囲まれてしまう。
しかしそんな危機的状況の中、森を巡回していた、獣人だけで構成された獣騎士団が駆け付けてくれ、芽依はどうにかこの窮地を切り抜けることができたのだった。
やがて目を覚ました芽依は、初めは混乱したものの、すぐに現状を受け入れ。またその後、同じ種族の人間側で保護する案も出たが、ある事情により、芽依はそのまま獣騎士団の宿舎で暮らすことに。
そこで芽依は、助けてくれた獣騎士たちに恩を返すため、そして日々厳しい任務に向かう獣人たちが少しでも平穏に過ごせるようにと、お世話係を買って出る。
そんな芽依に、当初は不安だった獣人たちだったが、元気で明るい瞳の存在は、次第に獣人たちの力となっていくのだった。
これはちびっ子転生者の芽依が、獣人や魔獣たちのために奮闘し、癒しとなっていく。そんな、ほっこりまったり? な物語。
酒好きおじさんの異世界酒造スローライフ
天野 恵
ファンタジー
酒井健一(51歳)は大の酒好きで、酒類マスターの称号を持ち世界各国を飛び回っていたほどの実力だった。
ある日、深酒して帰宅途中に事故に遭い、気がついたら異世界に転生していた。転移した際に一つの“スキル”を授かった。
そのスキルというのは【酒聖(しゅせい)】という名のスキル。
よくわからないスキルのせいで見捨てられてしまう。
そんな時、修道院シスターのアリアと出会う。
こうして、2人は異世界で仲間と出会い、お酒作りや飲み歩きスローライフが始まる。
「キヅイセ。」 ~気づいたら異世界にいた。おまけに目の前にはATMがあった。異世界転移、通算一万人目の冒険者~
あめの みかな
ファンタジー
秋月レンジ。高校2年生。
彼は気づいたら異世界にいた。
その世界は、彼が元いた世界とのゲート開通から100周年を迎え、彼は通算一万人目の冒険者だった。
科学ではなく魔法が発達した、もうひとつの地球を舞台に、秋月レンジとふたりの巫女ステラ・リヴァイアサンとピノア・カーバンクルの冒険が今始まる。
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします
夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。
アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。
いわゆる"神々の愛し子"というもの。
神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。
そういうことだ。
そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。
簡単でしょう?
えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか??
−−−−−−
新連載始まりました。
私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。
会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。
余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。
会話がわからない!となるよりは・・
試みですね。
誤字・脱字・文章修正 随時行います。
短編タグが長編に変更になることがございます。
*タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる