逆転生令嬢No. 1目指す。

2章 え？なにここ

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父親がお風呂から出たみたいで、私は遊ばれていた。

「華ちゃーん！こっち向いてー！」

と小さな箱を触ってはパシャ！と聞こえた。

なにこの音。

「ほらー！可愛いの撮れたよ！」

と小さな箱中の小人を見せてくる父親。

もう、さっき像も入る箱を見てからだから驚かないわよ！

なにこのふてぶてしい赤子は。

黒い目に少ししか生えない黒い髪。

そして、ふくよかなぽっぺ。

体系もコロコロしている。

小さな手、そして視界に映る服が箱の中の小人とお揃いだった。

これってもしかして私？？

赤子に転生したとわかっていたが2人にそっくりな私が居た。

前世の髪の毛のかけらもない。

自慢だった青い目もなかった。

 自慢だったのにぃーーー！

こんなの耐えられないー！

「ウギャァァァァ！！」

「あらあら、泣いちゃったわ！オムツかしら！お腹空いたのかしらー？」

と母親が抱っこしてきた。

「華ちゃんびっくりしたんだねー！パパが悪かったよーごめんね！」

と2人に抱きしめられた。

そして、じゃあもう寝ようとなり私はまた木の檻に閉じ込められた。