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第十二話
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森での出来事をノエル殿下へ報告した翌朝、私は殿下と共に、ふたたび森へ足を運ぶことになった。
目的はただひとつ。あの小さな少女――ルミナ様に、一体どれほどのことができるのかを確かめるためだ。
昨日の課外授業で、彼女は狂暴化した魔獣を浄化してみせた。癒しの力だけでなく、光そのものを宿すかのような奇跡。
報告を受けた殿下は静かにうなずき、「……やはり、確かめた方がいいか……」とだけ言った。
その声音は、子を思う保護者のようでありながら、どこか運命を見定める覚悟を秘めているようでもあった。
そして今、私たちは小さな少女を伴って森の奥へと足を進めている。
「ルミナ、ここで少し試してみようか」
殿下が穏やかに声をかける。
ルミナ様は不安そうにこちらを見上げたが、やがてこくんとうなずいた。
「何をすればいいの?」
「まずは……そうだな。火を灯せるかな」
院長が指差したのは、乾いた枝の束。焚き火用に組まれたそれは、普段なら火打石か魔道具を使って火を起こす。
ルミナは小さな手をそっと枝の上にかざした。
次の瞬間、淡い光が彼女の指先に集まり――ぼうっと炎が生まれる。
ただ燃えるだけではない、暖かく包み込むような炎だった。
私は思わず息をのむ。
「……魔道具を介さずに直接……?」
「ユリウス。驚くのはまだ早い」
院長が微笑を含んで言う。
今度は水だ。
ルミナはそばの土に手を向けると、地面から澄んだ水が湧き出すようにあふれ出した。
それはすぐに小さな水たまりとなり、太陽を受けてきらめく。
「……まさか」
私は低くつぶやいた。魔法とは通常、魔石を媒介にしなければ発動しない。魔石も魔道具もなく発動させることは、常識ではあり得ない。
「ルミナ。君は他にも……」
そう殿下が問いかけかけた瞬間、ふと森のざわめきに気づいた。
――ざっ、ざっ。
ルミナ様の足元に、小さなリスのような魔獣が駆け寄ってくる。その後ろから、小鳥、兎、そして鹿。
まるで呼ばれるように、次々と森の動物たちが集まってきたのだ。
ルミナはきょとんとした顔で動物たちに囲まれ、やがて嬉しそうに笑った。
「みんな、こんにちは!」
その声は透明で、森に溶け込むようだった。
信じられないことに、警戒心の強いはずの動物たちが、争うこともなく寄り添っている。
――そのときだ。
「……あれは……」
私の目には、淡い光が揺らめいて見えた。森の木々の間に、漂う小さな光の粒子。
だがそれは光でも埃でもない。よく目を凝らすと、小さな人のような形をしている……?
思わず息を呑んだ瞬間――ルミナ様が振り返った。
「ねぇねぇ! ユリウス、先生! 妖精さんがいるよ!」
「……妖精?」
私と殿下の声が重なる。
「そう! さっきから、ずっとお話してるの。『ここは安全だよ』って。かわいいでしょ?」
彼女はにこにこと笑いながら、宙に漂う何もない空間へ手を伸ばした。
私にはかすかな光のゆらめきしか見えない。しかし、ルミナには確かに「そこに誰かがいる」のだろう。
「ルミナ様……誰とお話を?」
「妖精さん!」
無邪気な答えに、私は思わず言葉を失う。
妖精――それは伝説の存在。古の書物には記されているが、現実には確認されたことがない。
だが今、目の前の少女が自然に語っている。
「ユリウス」
殿下が小さく私を呼ぶ。その声には、驚愕と共に、深い覚悟の色があった。
「どうやら……ルミナの力は、我々の想像を超えているようだな」
私は静かにうなずく。
癒し、浄化、炎も水も自在に操り、動物たちを惹きつけ、そして伝説の妖精にまで好かれる。
その存在は、もはや一人の子供として片付けられるものではない。
けれど――彼女はただ笑っていた。
動物に頬ずりされ、宙に向かって「妖精さん、また遊んでね!」と手を振る。
その姿は、どこまでも年相応の無垢な少女にしか見えなかった。
森を後にする頃、私は心の中でひとつの答えを得ていた。
ルミナ様が持つ力はあまりにも規格外だ。だが彼女自身はそのことを誇るでも恐れるでもなく、ただ自然に受け入れている。
「……この子は、やはり特別だ」
誰に言うでもなく、そう呟く私の隣で、殿下もまた深く頷いていた。
孤児院へ戻る途中、私は歩調を緩めて殿下に声をかけた。
「……殿下。先ほどの……本当に、妖精だったのでしょうか」
殿下は少しの間、無言のまま歩き続けた。
やがて森の風が静まった瞬間、低く答える。
「妖精は伝承にしか存在しないと、学者たちは言う。だが――わたしはそうは思わない。かつて人が神話に封じたものの中には、真実も混ざっている」
「すると……」
「ルミナが見ていたのが妖精ならば、あの子は……人ならざる存在からも認められている、ということだ」
その言葉に、私は背筋がぞくりとした。
ただでさえ規格外の力を持つ少女が、伝説の存在にまで愛されている。
それが意味するものは――。
「……殿下。やはり、あの子は……」
「ユリウス」
殿下は歩みを止め、振り返った。
その瞳には深い憂いと、確固たる決意が宿っている。
「まだ断定するな。あの子は、ただのルミナだ。それ以上でも、それ以下でもない」
その声音に、私は言葉を飲み込む。
だが同時に、院長の胸奥にある葛藤も痛いほど理解できた。
――聖女。
この国で最も特別な存在であり、数百年前に一度現れただけの奇跡。
誰もが忘れかけていた伝説。
もしルミナ様がその再来であるならば、彼女の未来は……。
だが今はまだ、その名を口にすることすらためらわれた。
私と殿下は互いに言葉を交わさぬまま、ただ森を背にして歩き続けた。
小さな少女の笑い声が、孤児院の方角から風に乗って届いた気がした。
目的はただひとつ。あの小さな少女――ルミナ様に、一体どれほどのことができるのかを確かめるためだ。
昨日の課外授業で、彼女は狂暴化した魔獣を浄化してみせた。癒しの力だけでなく、光そのものを宿すかのような奇跡。
報告を受けた殿下は静かにうなずき、「……やはり、確かめた方がいいか……」とだけ言った。
その声音は、子を思う保護者のようでありながら、どこか運命を見定める覚悟を秘めているようでもあった。
そして今、私たちは小さな少女を伴って森の奥へと足を進めている。
「ルミナ、ここで少し試してみようか」
殿下が穏やかに声をかける。
ルミナ様は不安そうにこちらを見上げたが、やがてこくんとうなずいた。
「何をすればいいの?」
「まずは……そうだな。火を灯せるかな」
院長が指差したのは、乾いた枝の束。焚き火用に組まれたそれは、普段なら火打石か魔道具を使って火を起こす。
ルミナは小さな手をそっと枝の上にかざした。
次の瞬間、淡い光が彼女の指先に集まり――ぼうっと炎が生まれる。
ただ燃えるだけではない、暖かく包み込むような炎だった。
私は思わず息をのむ。
「……魔道具を介さずに直接……?」
「ユリウス。驚くのはまだ早い」
院長が微笑を含んで言う。
今度は水だ。
ルミナはそばの土に手を向けると、地面から澄んだ水が湧き出すようにあふれ出した。
それはすぐに小さな水たまりとなり、太陽を受けてきらめく。
「……まさか」
私は低くつぶやいた。魔法とは通常、魔石を媒介にしなければ発動しない。魔石も魔道具もなく発動させることは、常識ではあり得ない。
「ルミナ。君は他にも……」
そう殿下が問いかけかけた瞬間、ふと森のざわめきに気づいた。
――ざっ、ざっ。
ルミナ様の足元に、小さなリスのような魔獣が駆け寄ってくる。その後ろから、小鳥、兎、そして鹿。
まるで呼ばれるように、次々と森の動物たちが集まってきたのだ。
ルミナはきょとんとした顔で動物たちに囲まれ、やがて嬉しそうに笑った。
「みんな、こんにちは!」
その声は透明で、森に溶け込むようだった。
信じられないことに、警戒心の強いはずの動物たちが、争うこともなく寄り添っている。
――そのときだ。
「……あれは……」
私の目には、淡い光が揺らめいて見えた。森の木々の間に、漂う小さな光の粒子。
だがそれは光でも埃でもない。よく目を凝らすと、小さな人のような形をしている……?
思わず息を呑んだ瞬間――ルミナ様が振り返った。
「ねぇねぇ! ユリウス、先生! 妖精さんがいるよ!」
「……妖精?」
私と殿下の声が重なる。
「そう! さっきから、ずっとお話してるの。『ここは安全だよ』って。かわいいでしょ?」
彼女はにこにこと笑いながら、宙に漂う何もない空間へ手を伸ばした。
私にはかすかな光のゆらめきしか見えない。しかし、ルミナには確かに「そこに誰かがいる」のだろう。
「ルミナ様……誰とお話を?」
「妖精さん!」
無邪気な答えに、私は思わず言葉を失う。
妖精――それは伝説の存在。古の書物には記されているが、現実には確認されたことがない。
だが今、目の前の少女が自然に語っている。
「ユリウス」
殿下が小さく私を呼ぶ。その声には、驚愕と共に、深い覚悟の色があった。
「どうやら……ルミナの力は、我々の想像を超えているようだな」
私は静かにうなずく。
癒し、浄化、炎も水も自在に操り、動物たちを惹きつけ、そして伝説の妖精にまで好かれる。
その存在は、もはや一人の子供として片付けられるものではない。
けれど――彼女はただ笑っていた。
動物に頬ずりされ、宙に向かって「妖精さん、また遊んでね!」と手を振る。
その姿は、どこまでも年相応の無垢な少女にしか見えなかった。
森を後にする頃、私は心の中でひとつの答えを得ていた。
ルミナ様が持つ力はあまりにも規格外だ。だが彼女自身はそのことを誇るでも恐れるでもなく、ただ自然に受け入れている。
「……この子は、やはり特別だ」
誰に言うでもなく、そう呟く私の隣で、殿下もまた深く頷いていた。
孤児院へ戻る途中、私は歩調を緩めて殿下に声をかけた。
「……殿下。先ほどの……本当に、妖精だったのでしょうか」
殿下は少しの間、無言のまま歩き続けた。
やがて森の風が静まった瞬間、低く答える。
「妖精は伝承にしか存在しないと、学者たちは言う。だが――わたしはそうは思わない。かつて人が神話に封じたものの中には、真実も混ざっている」
「すると……」
「ルミナが見ていたのが妖精ならば、あの子は……人ならざる存在からも認められている、ということだ」
その言葉に、私は背筋がぞくりとした。
ただでさえ規格外の力を持つ少女が、伝説の存在にまで愛されている。
それが意味するものは――。
「……殿下。やはり、あの子は……」
「ユリウス」
殿下は歩みを止め、振り返った。
その瞳には深い憂いと、確固たる決意が宿っている。
「まだ断定するな。あの子は、ただのルミナだ。それ以上でも、それ以下でもない」
その声音に、私は言葉を飲み込む。
だが同時に、院長の胸奥にある葛藤も痛いほど理解できた。
――聖女。
この国で最も特別な存在であり、数百年前に一度現れただけの奇跡。
誰もが忘れかけていた伝説。
もしルミナ様がその再来であるならば、彼女の未来は……。
だが今はまだ、その名を口にすることすらためらわれた。
私と殿下は互いに言葉を交わさぬまま、ただ森を背にして歩き続けた。
小さな少女の笑い声が、孤児院の方角から風に乗って届いた気がした。
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