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7.仲直り
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指紋認証で中に入り鍵を閉めると、本田さんは私の方を振り向いた。
早速こっぴどく叱られるのかと思った矢先、顎をすくい上げられてキスをされた。
「……?!」
腰を抱き寄せられると、唇を啄まれる。
「……さっきはいきなり叱りつけて悪かった」
「へ……?」
「怖かっただろう? 配慮が足りなかった」
今日2回目の説教を覚悟していた私は、予想外かつ唐突な謝罪を聞いて腑抜けた顔をしてしまった。
「それは大丈夫です。私が迂闊だったせいなので」
「亜美……」
「でも、どうして不機嫌だったんですか?」
「不機嫌なつもりは……いや、不機嫌だったかもしれない」
本田さんは綺麗にセットされた髪の毛をくしゃっと掻き上げる。
「お前がナンパされているのを見て、怒りが湧いた」
——それって。
「……私、不安でしょうがなかったです」
「すまない。以後気をつける」
もしかして嫉妬していたの?
私は、愛人なのに?
「……抱いていいか」
本田さんの欲望を孕んだ眼が、私を見つめる。
「えっ…」
私は予想外のその一言に目を丸くしながら、本田さんをじっと見る。
「……挿入はしない。触れるだけだ。触れたい」
返事ができずにいると、そっと頬に触れた。
その指先から本田さんの優しさが垣間見えて、少し戸惑ってしまう。
「……この前みたいに、無理やりしないって約束してくれますか」
「あぁ」
私が遠回しに肯定の返事をすると、本田さんは嬉しそうに口角を上げ、私の手を握った。
そして、私たちはなだれ込むようにして、寝室へと入った。
「あの! へ、部屋の電気は点けないでください……。恥ずかしいので……」
この前、一度全身を見られたとはいえ、明るい所で裸を見られるのは恥ずかしい。
「わかった」
本田さんは短く返事をすると、私を抱きしめ頭にキスを落とす。
私の希望通り、部屋の電気は薄暗いままだ。これだけ暗かったら見えないよね。
本田さんは肌に指を這わせると、背中のファスナーを下ろした。
あっという間に脱がされ、下着姿にされてしまった。
まとっていた服がなくなり、何とも心もとない気分になる。
そんな私の様子を見た本田さんが、ふっと短く噴き出した。
「そわそわし過ぎだろう」
「だ、だって……!」
きっとこういう場に慣れている本田さんは、私が今どれだけ緊張しているかわからないんだ!
本田さんの視線から逃れたくて、背中を向けたその瞬間。
ぱちっ。
ブラのホックを片手で外され、乳房がふわっと解放される。
下から持ち上げるようにしてやわやわと揉まれる中、時々指先が乳首を掠めて声が出そうになる。
「もう先が硬いな」
「そういうの、言わなくていいです……!」
指摘されると余計に意識してしまって、顔が熱くなる。
胸を触られたのは、この間が初めてだった。それなのに、その快感を体が覚えてしまったのか、少し触れられただけで敏感に反応してしまう。
自分の体なのに体の変化についていけない。
硬くなった乳首を指先で摘まんだり弾いたり。時には優しく揉みしだかれ、本田さんの掌の中で形を変える。
部屋に入ってきた時よりも暗闇に目が慣れてきたとはいえ、互いの表情をはっきりと見ることはできない。
でも、本田さんは私の表情が見えなくても、触るだけで、こっちの状態が分かるんだろう。
本田さんの手や指で高められた快感は、全身に広がり始めていた。
「ひゃっ!?」
快感に身をよじっていると、胸にやわらかい何かが触れるのを感じて、思わず声を出してしまった。
本田さんが胸元に顔を埋めていた。本田さんの吐息を肌に感じ、鼓動が速くなる。
「んっ……」
胸元にキスを落としながら、本田さんの指が足から股へ向かってそっとなぞるように動いた。すでに熱くなっている秘部にたどり着くなり、パンツ越しに刺激を与えられて声が漏れた。
「へぇ、布越しでも濡れているのが分かるな」
「やぁっ……!」
「ほら、自分で触ってみろ」
無理やり手を誘導されて、抵抗することも出来ないままパンツ越しに秘部を触る。
重なり合った手を動かすたびに、くちゅくちゅと卑猥な音が出る。
自分の体から発せられるこんな音なんて聞きたくない。私の体じゃないみたいだ。
それだけじゃない。パンツの生地がいい刺激となり、体液の分泌される量が多くなるのに比例して、水音も大きくなっていく。
「ずいぶんかわいい反応をするじゃないか。普段はあんなに強気なのにな」
本田さんは私の腰を持ちあげると、パンツに手をかける。
そして、どこか焦らすような手つきで、少しずつパンツを下ろしていく。何ともじれったくもどかしい動き。
私の腰を上げたのは脱がしやすくするためかと思ったけれど、すぐに違うと分かった。
下ろされるパンツに視線をやると、本田さんが目を細めてある一点を凝視していることに気がついた。
脱がされたパンツと股の間には、一筋の糸が伝っていたのだ。
それが私から溢れた液によるものだということは、処女の私でも分かる。
その現実に、私の顔は首元まで真っ赤になった。
本田さんはふっと柔らかな笑みを浮かべる。
——この人、こんな風に笑えるんだ。
「ん? どうした?」
「……べ、別に何もないです!」
反論している間に、本田さんの顔が私の下腹部まで迫ってきて、へその下辺りにキスを落とした。
柔らかいキスをしながら、顔がどんどん下がってきて焦る。
「ちょっ、待ってください! そんなとこ……! 汚いですから!」
今日は1日中外出して蒸れた上に、全力疾走したことで汗もかいている。
それなのに、シャワーも浴びずにすぐに寝室に入ったから、そこに顔を近づけてほしくない。
しかし、そんな私の訴えも本田さんは完全無視。全然反応を返してくれない。
焦れているうちに、足を曲げられ、大きく割り開かれた。熱く蒸れていたそこに冷たい空気があたり、私は思わず声を漏らした。
「あっ、んっ、ほ、本田さ……」
私が本田さんの頭に手を伸ばした瞬間、敏感な突起を生温かい何かが襲う。
「ちゅ……ちゅうっ……」
「は、……うぁっ⁉」
絶妙な舌遣いで、突起だけではなく割れ目も舐めてくる。
体験した事のない、ぬるぬるとした生温かさに、電流のようなものが繰り返し体を走り抜ける。
自分がおかしくなってしまいそうで、その感覚から逃れようと本田さんの頭を手で押し返すが、力がうまく入らない。
「やめ、あっ、ひぁあっ、あっ!」
本田さんの怒涛の責めに、快感が波のように押し寄せてくる。
舌の動きに合わせてくちゅくちゅと鳴る音は、きっと本田さんが私に聞かせるために、わざと鳴らしているんだ。
「ぃ、ぁあ……っ⁉」
ふと、下半身に新しい刺激が加わって、上擦ったような声が出た。
口元を押さえたけれど、時すでに遅し。
次の瞬間、本田さんがクスッと笑ったのが分かった。
私の反応を見ながら、散々舐めた割れ目を指で弄る。
快感の波にのまれている私は、ちょっとの刺激でも感じてしまう。
その感覚が徐々に短くなると同時に、溜め込んだ何かが今にも噴き出すような感覚に襲われる。
「はぁっ、むり、やだ、何かくる……!」
勝手に動く足を腕で固定され、下半身の身動きが取れなくなる。
何かに縋りたくて、手元にあった枕を強く握りしめた。
「これ、もっ、はなしてくださ、いぃ……っ」
しわくちゃになったシーツが、私の限界を表しているようだった。
次の瞬間、目の前が真っ白になると同時に全身がこわばり、中がぎゅーっと締まる。
「もっ……だめ、あっ、あ——っ」
全身を強い衝撃が襲い、思わず背中を反らした。息を吸いたいのに、上手く吸えない。ビクッビクッと体が大きく跳ねるのを感じる。
「……イったか」
もう、何が何だか分からない。
本田さんを見上げると、最初の余裕はどこへいったのか、自分の欲望を持て余しているように見える。呼吸も荒く、見るからに苦しそう。
さっきから敢えて気づかないフリをしていたけれど、下半身に当たっているこの硬い物って……。
「本田、さん……?」
「……何だ」
本田さんの顔を覗き込むと、何故か不貞腐れたような表情。
「その……さっきから何か当たってて……。これって……」
「っ……! あんな姿を見せられたら、反応するのは当たり前だろう」
挿入はしないと言っていた手前、自分の反応を知られバツが悪いらしい。何とも言えない空気が漂う。
押し付けられているソレはズボン越しでも硬さがあって、チノパンを持ち上げている。
それが男性の象徴であることは、処女の私でも分かる。
そんな本田さんを見て、鼓動が速くなる。
もしかして、このまま挿れられちゃう……?
「……っ、ふぅ。……亜美、先に風呂に入れ」
「え……」
何かをこらえるように目を伏せた後、本田さんはようやく私の上から退いた。
「今日は挿入しないという約束だったからな」
女性の私にはよく分からないけれど、男性がこの状態でやめるのは、想像以上にきついのだろう。それなのに自分の本能をグッと抑えて我慢してくれた。
安堵が大きな吐息となって出ていく。
「わ、かりました」
もうちょっとだけ続けてほしい気持ちもあるけれど、まだ納得できていないこの関係で挿入されることへの抵抗もある。
歯切れが悪い返事になったのはそのためだった。
脱がされた服を拾い、それで前を隠しながらお風呂場へと向かった。
早速こっぴどく叱られるのかと思った矢先、顎をすくい上げられてキスをされた。
「……?!」
腰を抱き寄せられると、唇を啄まれる。
「……さっきはいきなり叱りつけて悪かった」
「へ……?」
「怖かっただろう? 配慮が足りなかった」
今日2回目の説教を覚悟していた私は、予想外かつ唐突な謝罪を聞いて腑抜けた顔をしてしまった。
「それは大丈夫です。私が迂闊だったせいなので」
「亜美……」
「でも、どうして不機嫌だったんですか?」
「不機嫌なつもりは……いや、不機嫌だったかもしれない」
本田さんは綺麗にセットされた髪の毛をくしゃっと掻き上げる。
「お前がナンパされているのを見て、怒りが湧いた」
——それって。
「……私、不安でしょうがなかったです」
「すまない。以後気をつける」
もしかして嫉妬していたの?
私は、愛人なのに?
「……抱いていいか」
本田さんの欲望を孕んだ眼が、私を見つめる。
「えっ…」
私は予想外のその一言に目を丸くしながら、本田さんをじっと見る。
「……挿入はしない。触れるだけだ。触れたい」
返事ができずにいると、そっと頬に触れた。
その指先から本田さんの優しさが垣間見えて、少し戸惑ってしまう。
「……この前みたいに、無理やりしないって約束してくれますか」
「あぁ」
私が遠回しに肯定の返事をすると、本田さんは嬉しそうに口角を上げ、私の手を握った。
そして、私たちはなだれ込むようにして、寝室へと入った。
「あの! へ、部屋の電気は点けないでください……。恥ずかしいので……」
この前、一度全身を見られたとはいえ、明るい所で裸を見られるのは恥ずかしい。
「わかった」
本田さんは短く返事をすると、私を抱きしめ頭にキスを落とす。
私の希望通り、部屋の電気は薄暗いままだ。これだけ暗かったら見えないよね。
本田さんは肌に指を這わせると、背中のファスナーを下ろした。
あっという間に脱がされ、下着姿にされてしまった。
まとっていた服がなくなり、何とも心もとない気分になる。
そんな私の様子を見た本田さんが、ふっと短く噴き出した。
「そわそわし過ぎだろう」
「だ、だって……!」
きっとこういう場に慣れている本田さんは、私が今どれだけ緊張しているかわからないんだ!
本田さんの視線から逃れたくて、背中を向けたその瞬間。
ぱちっ。
ブラのホックを片手で外され、乳房がふわっと解放される。
下から持ち上げるようにしてやわやわと揉まれる中、時々指先が乳首を掠めて声が出そうになる。
「もう先が硬いな」
「そういうの、言わなくていいです……!」
指摘されると余計に意識してしまって、顔が熱くなる。
胸を触られたのは、この間が初めてだった。それなのに、その快感を体が覚えてしまったのか、少し触れられただけで敏感に反応してしまう。
自分の体なのに体の変化についていけない。
硬くなった乳首を指先で摘まんだり弾いたり。時には優しく揉みしだかれ、本田さんの掌の中で形を変える。
部屋に入ってきた時よりも暗闇に目が慣れてきたとはいえ、互いの表情をはっきりと見ることはできない。
でも、本田さんは私の表情が見えなくても、触るだけで、こっちの状態が分かるんだろう。
本田さんの手や指で高められた快感は、全身に広がり始めていた。
「ひゃっ!?」
快感に身をよじっていると、胸にやわらかい何かが触れるのを感じて、思わず声を出してしまった。
本田さんが胸元に顔を埋めていた。本田さんの吐息を肌に感じ、鼓動が速くなる。
「んっ……」
胸元にキスを落としながら、本田さんの指が足から股へ向かってそっとなぞるように動いた。すでに熱くなっている秘部にたどり着くなり、パンツ越しに刺激を与えられて声が漏れた。
「へぇ、布越しでも濡れているのが分かるな」
「やぁっ……!」
「ほら、自分で触ってみろ」
無理やり手を誘導されて、抵抗することも出来ないままパンツ越しに秘部を触る。
重なり合った手を動かすたびに、くちゅくちゅと卑猥な音が出る。
自分の体から発せられるこんな音なんて聞きたくない。私の体じゃないみたいだ。
それだけじゃない。パンツの生地がいい刺激となり、体液の分泌される量が多くなるのに比例して、水音も大きくなっていく。
「ずいぶんかわいい反応をするじゃないか。普段はあんなに強気なのにな」
本田さんは私の腰を持ちあげると、パンツに手をかける。
そして、どこか焦らすような手つきで、少しずつパンツを下ろしていく。何ともじれったくもどかしい動き。
私の腰を上げたのは脱がしやすくするためかと思ったけれど、すぐに違うと分かった。
下ろされるパンツに視線をやると、本田さんが目を細めてある一点を凝視していることに気がついた。
脱がされたパンツと股の間には、一筋の糸が伝っていたのだ。
それが私から溢れた液によるものだということは、処女の私でも分かる。
その現実に、私の顔は首元まで真っ赤になった。
本田さんはふっと柔らかな笑みを浮かべる。
——この人、こんな風に笑えるんだ。
「ん? どうした?」
「……べ、別に何もないです!」
反論している間に、本田さんの顔が私の下腹部まで迫ってきて、へその下辺りにキスを落とした。
柔らかいキスをしながら、顔がどんどん下がってきて焦る。
「ちょっ、待ってください! そんなとこ……! 汚いですから!」
今日は1日中外出して蒸れた上に、全力疾走したことで汗もかいている。
それなのに、シャワーも浴びずにすぐに寝室に入ったから、そこに顔を近づけてほしくない。
しかし、そんな私の訴えも本田さんは完全無視。全然反応を返してくれない。
焦れているうちに、足を曲げられ、大きく割り開かれた。熱く蒸れていたそこに冷たい空気があたり、私は思わず声を漏らした。
「あっ、んっ、ほ、本田さ……」
私が本田さんの頭に手を伸ばした瞬間、敏感な突起を生温かい何かが襲う。
「ちゅ……ちゅうっ……」
「は、……うぁっ⁉」
絶妙な舌遣いで、突起だけではなく割れ目も舐めてくる。
体験した事のない、ぬるぬるとした生温かさに、電流のようなものが繰り返し体を走り抜ける。
自分がおかしくなってしまいそうで、その感覚から逃れようと本田さんの頭を手で押し返すが、力がうまく入らない。
「やめ、あっ、ひぁあっ、あっ!」
本田さんの怒涛の責めに、快感が波のように押し寄せてくる。
舌の動きに合わせてくちゅくちゅと鳴る音は、きっと本田さんが私に聞かせるために、わざと鳴らしているんだ。
「ぃ、ぁあ……っ⁉」
ふと、下半身に新しい刺激が加わって、上擦ったような声が出た。
口元を押さえたけれど、時すでに遅し。
次の瞬間、本田さんがクスッと笑ったのが分かった。
私の反応を見ながら、散々舐めた割れ目を指で弄る。
快感の波にのまれている私は、ちょっとの刺激でも感じてしまう。
その感覚が徐々に短くなると同時に、溜め込んだ何かが今にも噴き出すような感覚に襲われる。
「はぁっ、むり、やだ、何かくる……!」
勝手に動く足を腕で固定され、下半身の身動きが取れなくなる。
何かに縋りたくて、手元にあった枕を強く握りしめた。
「これ、もっ、はなしてくださ、いぃ……っ」
しわくちゃになったシーツが、私の限界を表しているようだった。
次の瞬間、目の前が真っ白になると同時に全身がこわばり、中がぎゅーっと締まる。
「もっ……だめ、あっ、あ——っ」
全身を強い衝撃が襲い、思わず背中を反らした。息を吸いたいのに、上手く吸えない。ビクッビクッと体が大きく跳ねるのを感じる。
「……イったか」
もう、何が何だか分からない。
本田さんを見上げると、最初の余裕はどこへいったのか、自分の欲望を持て余しているように見える。呼吸も荒く、見るからに苦しそう。
さっきから敢えて気づかないフリをしていたけれど、下半身に当たっているこの硬い物って……。
「本田、さん……?」
「……何だ」
本田さんの顔を覗き込むと、何故か不貞腐れたような表情。
「その……さっきから何か当たってて……。これって……」
「っ……! あんな姿を見せられたら、反応するのは当たり前だろう」
挿入はしないと言っていた手前、自分の反応を知られバツが悪いらしい。何とも言えない空気が漂う。
押し付けられているソレはズボン越しでも硬さがあって、チノパンを持ち上げている。
それが男性の象徴であることは、処女の私でも分かる。
そんな本田さんを見て、鼓動が速くなる。
もしかして、このまま挿れられちゃう……?
「……っ、ふぅ。……亜美、先に風呂に入れ」
「え……」
何かをこらえるように目を伏せた後、本田さんはようやく私の上から退いた。
「今日は挿入しないという約束だったからな」
女性の私にはよく分からないけれど、男性がこの状態でやめるのは、想像以上にきついのだろう。それなのに自分の本能をグッと抑えて我慢してくれた。
安堵が大きな吐息となって出ていく。
「わ、かりました」
もうちょっとだけ続けてほしい気持ちもあるけれど、まだ納得できていないこの関係で挿入されることへの抵抗もある。
歯切れが悪い返事になったのはそのためだった。
脱がされた服を拾い、それで前を隠しながらお風呂場へと向かった。
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