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一生の宝物
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そのように話していると、そのとき声がした。
くぅん、くぅん、とまるでねだるような声が、下のほうからする。
アマリアとフレイディは顔を見合わせ、笑ってしまった。
「レオンさんもご一緒したいようですわね」
アマリアは少しだけしゃがみ、レオンの喉を優しく撫でた。
レオンはまるでそれを肯定するように、くんくんと鳴く。
心地よさそうな声だ。
「それなら入ってもらうか」
フレイディもかたわらに膝をつき、レオンの背中を撫でてそう言った。
「ところで、私は絵を描いているときの姿になってしまいますけど、良いのですか?」
ふと、そこが気になって聞いてみた。
くぅん、くぅん、とまるでねだるような声が、下のほうからする。
アマリアとフレイディは顔を見合わせ、笑ってしまった。
「レオンさんもご一緒したいようですわね」
アマリアは少しだけしゃがみ、レオンの喉を優しく撫でた。
レオンはまるでそれを肯定するように、くんくんと鳴く。
心地よさそうな声だ。
「それなら入ってもらうか」
フレイディもかたわらに膝をつき、レオンの背中を撫でてそう言った。
「ところで、私は絵を描いているときの姿になってしまいますけど、良いのですか?」
ふと、そこが気になって聞いてみた。
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