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第五章
05
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「おいで、郁己」
抱き上げられて俊一さんを跨ぐように座らされた。タオルで顔を拭いてくれる。
「…飲みたかったのに」
「舐めてたじゃないか。不味いだろう?」
「俊一さんのなら美味しいよ?」
「そんな訳ないだろ?」
俺の髪を撫でながら優しい顔で言ってくれる。
「だって…大好きなんだよ?」
二人の間には達したばかりなのにまた硬くなった俊一さんのと俺のペニスが揺れてる。
「郁己、愛してるよ。このままイクか?」
「ううん…一緒がいい」
「このまま?ベッド行く?」
「うん…ベッドがいい」
素早く二人分の身体を拭いて、姫抱きにされて連れ出される。ほら、やっぱりそうなるだろう?
最初に抱かれた時の潤滑油はオリーブオイルだったけど、ローションを準備してくれてる。俊一さんはここに誰も入れたことないって言ってたけど本当だったのかな…。過去に嫉妬する…なんて言ったら呆れるだろうか?
ゆっくりと合わさる唇。俊一さんの舌先の動きを感じ、邪魔をするかのように舌を絡ませる。
二人分の唾液が口の端から漏れてボタっと素肌に落ちた。
「んっ…」
敏感になってる肌は漏れ落ちた唾液さえ感じ、俊一さんの手が滑るたびに全身に痺れが走り身体がピクリと跳ねる。
こんな敏感な身体じゃなかったのに。俊一さんの欲情した瞳で見つめられるだけでどうにかなってしまいそう。
「感じる?」
「気持ち、いぃ」
離れた唇からは唾液の銀の糸が繋がり…プツリと切れた。
今日初めてこの部屋にお泊り。
ここに泊めてもらうのに俊一さんの出した条件はばあさんに外泊すると言うこと。勿論友だちの家に泊まると嘘を吐いたけど、俊一さんはそれを許してくれた。
ばあさんは俺を睨んでそれがどうしたんだよ?とでも言いたげに「好きにしな」と言っただけだった。そんな反応だとわかってた。俺がどうしようが関係ないんだから。家に帰らなくてもきっと何も言わない。ここのところ朝早くに家を出てても何も言わないんだ。だから今回も外泊すると言わなくっても良かったけど俊一さんに嘘を吐きたくなかった。
これ以上誤魔化したくない。
俺の身体をゆっくりとベッドに降ろし、裸で抱き合う。真上にある俊一さんの首に腕を回し、俺も少し頭を上げてキスをする。髪を梳きながら耳の横に肘を付いた俊一さんがふっと微笑む。
キス、気持ち良い。
全てを預け俊一さんの腕の中は安心できる。ドキドキするし、恥ずかしいし、感じすぎてどうにかなってしまうけど俺の居場所はここなんだ。
左の手首に触れるだけのキス。
労わるように、もう大丈夫だよと教えるような優しいキス。
あの時から俊一さんの前では自分を繕うことなく過ごせる。これも俺の一部なんだと教えてくれる。学校で隠すなとは言われない。俺が絆創膏を貼らずにみんなの中にいられるようになれば、その時はそうすればいいと言ってくれる。
「郁己…こっち、お尻向けて」
コロンと転がされ俺は今、四つん這いになってる。腰を高く上げ枕とクッションを抱きかかえている。何度経験しても後孔を解されるのは恥ずかしい。それに、この格好はあまり好きじゃないんだよね…。顔が見れないし…抱きつけない。
「俊…これ、ヤダ……」
「そうか?可愛いけどな…」
「だって…」
「じゃあ、おいで」
チュッと俺のお尻にキスを落とす。思わず中の指を締め付けた。
「あっん…」
「気持ちいい?どうする?このままが良い?」
「だって…顔が見れない…」
「…っ……わかった」
抱き上げられて俊一さんを跨ぐように座らされた。タオルで顔を拭いてくれる。
「…飲みたかったのに」
「舐めてたじゃないか。不味いだろう?」
「俊一さんのなら美味しいよ?」
「そんな訳ないだろ?」
俺の髪を撫でながら優しい顔で言ってくれる。
「だって…大好きなんだよ?」
二人の間には達したばかりなのにまた硬くなった俊一さんのと俺のペニスが揺れてる。
「郁己、愛してるよ。このままイクか?」
「ううん…一緒がいい」
「このまま?ベッド行く?」
「うん…ベッドがいい」
素早く二人分の身体を拭いて、姫抱きにされて連れ出される。ほら、やっぱりそうなるだろう?
最初に抱かれた時の潤滑油はオリーブオイルだったけど、ローションを準備してくれてる。俊一さんはここに誰も入れたことないって言ってたけど本当だったのかな…。過去に嫉妬する…なんて言ったら呆れるだろうか?
ゆっくりと合わさる唇。俊一さんの舌先の動きを感じ、邪魔をするかのように舌を絡ませる。
二人分の唾液が口の端から漏れてボタっと素肌に落ちた。
「んっ…」
敏感になってる肌は漏れ落ちた唾液さえ感じ、俊一さんの手が滑るたびに全身に痺れが走り身体がピクリと跳ねる。
こんな敏感な身体じゃなかったのに。俊一さんの欲情した瞳で見つめられるだけでどうにかなってしまいそう。
「感じる?」
「気持ち、いぃ」
離れた唇からは唾液の銀の糸が繋がり…プツリと切れた。
今日初めてこの部屋にお泊り。
ここに泊めてもらうのに俊一さんの出した条件はばあさんに外泊すると言うこと。勿論友だちの家に泊まると嘘を吐いたけど、俊一さんはそれを許してくれた。
ばあさんは俺を睨んでそれがどうしたんだよ?とでも言いたげに「好きにしな」と言っただけだった。そんな反応だとわかってた。俺がどうしようが関係ないんだから。家に帰らなくてもきっと何も言わない。ここのところ朝早くに家を出てても何も言わないんだ。だから今回も外泊すると言わなくっても良かったけど俊一さんに嘘を吐きたくなかった。
これ以上誤魔化したくない。
俺の身体をゆっくりとベッドに降ろし、裸で抱き合う。真上にある俊一さんの首に腕を回し、俺も少し頭を上げてキスをする。髪を梳きながら耳の横に肘を付いた俊一さんがふっと微笑む。
キス、気持ち良い。
全てを預け俊一さんの腕の中は安心できる。ドキドキするし、恥ずかしいし、感じすぎてどうにかなってしまうけど俺の居場所はここなんだ。
左の手首に触れるだけのキス。
労わるように、もう大丈夫だよと教えるような優しいキス。
あの時から俊一さんの前では自分を繕うことなく過ごせる。これも俺の一部なんだと教えてくれる。学校で隠すなとは言われない。俺が絆創膏を貼らずにみんなの中にいられるようになれば、その時はそうすればいいと言ってくれる。
「郁己…こっち、お尻向けて」
コロンと転がされ俺は今、四つん這いになってる。腰を高く上げ枕とクッションを抱きかかえている。何度経験しても後孔を解されるのは恥ずかしい。それに、この格好はあまり好きじゃないんだよね…。顔が見れないし…抱きつけない。
「俊…これ、ヤダ……」
「そうか?可愛いけどな…」
「だって…」
「じゃあ、おいで」
チュッと俺のお尻にキスを落とす。思わず中の指を締め付けた。
「あっん…」
「気持ちいい?どうする?このままが良い?」
「だって…顔が見れない…」
「…っ……わかった」
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