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第五章
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時々クンっと腰を突き上げられて、その度にピクリと身体が震える。アシュリーはドレスに手をかけるけれど、背中に回る手はなかなか脱がしてはくれない。
「これ、切っても良いかな?」
「うん…」
「パトリシアさまに怒られない?」
「母上は、大丈夫…だと思う。アシュ…早く、脱がして?」
わかったと囁く声は楽しそうで、碧い瞳に誘われるように唇を合わせた。
「あぁっ、んっ」
ペロって舐めて離れた唇はふふっと笑う。指先に魔力を貯めてドレスをなぞるとパラリと前が肌蹴る。胸の突起が現れると触られてもいないのに存在を主張するようにぷくりとなった粒がアシュリーに触られるのを待っている。
「ひゃん…イヤぁっ、はぁっ…」
撫でるように触られただけなのにこんなに感じてしまうなんて…。
「待ってて…全部脱がしてあげるから…腰揺れてるよ?ここ好きだね…」
「ぁぁっ…んっ…」
すでに繋がった状態なのに、もっとと強請ってしまう。アシュリーの指がドレスをなぞる度にドレスが布に形を変える。ドレスを全て剥ぎ取られると、何故か凄く恥ずかしい。
「アシュも!ねぇ…アシュも脱いでぇ…」
「わかった…ジュリが、脱がして?」
コクリと頷きアシュリーの服に手を伸ばす。シャツのボタンをもたもたと外しなんとか上半身は脱がすことができた。
「アシュ…ズボンどうしょぅ…?」
「これ抜く?」
「ひゃぁ…んっ…はぁぁぁ」
激しく突き上げられて…今、そんなことはしたくない。そう言うと思った…耳元で囁く甘く低い声はそれだけで、全身を痺れさせる。
胸の突起をペロペロと舌で転がすように嬲られて、敏感になっているのに過ぎた快感に腰が自然と動きアシュリーのを締め付ける。
ふっと息を吹きかけ、離れた唇は首や鎖骨にまるで痕を残すようにキスをする。今までドレスに隠れていたところもいっぱい触ってくれる。
お返しにアザに触れる。
「んっ…」
アザに触れたからか、自然に揺れてしまう腰に、締め付けてしまう内膜に感じてくれたのか男らしい顔を少し歪め、色っぽい顔は大好きな表情の一つ。僕をベッドに寝かせ、アシュリーが覆いかぶさると胸を執拗に抓られた。
「はぁぁ…ぁぁ」
「いっぱい触って欲しかったんだよね?」
…どんなふうにされるのが好き?
意地悪なアシュリーは僕がどうして欲しいかなんて知ってるのに聞きたがる。その間もアシュリーのおちんちんは僕の感じるところを擦り、奥を目指し攻め立てる。
「ぃゃ…ぁぁ…ア、アシュ…くるょぉ…アシュの、お、っきいのが…そこ…んっ、もっ、と…」
アシュリーのを包む肉筒はきつく締まり、脈打つように痙攣する。
「ジュリ…可愛い。俺、ますます好きになるよ」
「ひゃぁ、あぁぁっ…」
高い声をあげて、感じ過ぎて涙が出てしまう。アシュリーを見ると、ふふっと笑う。揺さぶられながら口を少し開け舌を出すとキスでしょ?と口が動く。頷くと噛み付くような激しいキスをくれる。
「俺、も、ダメ…」
「…うん…、僕も、奥に、ちょうだい、アシュの、いっぱい」
僕の片足を持って肩に上げ、激しく押し付けるように最奥を目指す。
「あぁぁぁ…アシュ!」
「ジュリ…手」
手を掴まれて僕のおちんちんを一緒に擦る。アシュリーの手に包まれた僕の手は高みを目指し強弱を付けて擦ってしまう。
「ああぁ…んっ」
「ジュリアン…愛してるよ」
僕が弾けるのと同時に、奥に熱いものが迸るのを感じ、心も身体も満たされた。
「アシュリー、愛してる」
顔中にキスの雨を受けながら幸せに包まれる。ずるりと僕の中から逞しいアシュリーのが出て行くと、喪失感があり寂しくなる。
「ぁ……」
「まだ、欲しいの?」
揶揄うように、微笑むアシュリーを見るとぞくりとした。そんな僕を抱きしめキスをくれるアシュリーに抱きついて悦楽の吐息を漏らした。
「凄く可愛かったよ。ドレスもベッドの中で乱れたジュリも…。でも、ドレス、ダメになっちゃったね」
今は二人とも裸でベッドに横になってる。毛布は羽織ってるけど、くっ付いているから体温が心地いい。アシュリーの肩に頭を乗せて微睡むのは至福の時間。
アシュリーの手は僕の背中やお尻を優しく撫でている。まだふわふわしていて思考が上手くまとまらない。アシュリーに可愛いって言われるの好き。だから嬉しくなって目の前にある鎖骨にキスをする。
「アシュは凄くかっこいいよ。…だから、心配なんだ。ねぇ、僕だけを見ててね?」
「当たり前だよ」
「うん…嬉しい。ドレスはアシュが見たいなら…母さまにお願いするけど…」
「俺はどんなジュリアンでも好きだから、無理しなくていい。今日はびっくりしたけど嬉しかったよ。俺のために着てくれたんだろ?それに下着履いてないとか…積極的なジュリも凄い唆られた。ねえ、待ってる間何考えてたの?」
「恥ずかしいなって、やっぱり止めとこうかなって…」
「違うでしょ?どんなふうに俺を誘うかって考えてたんじゃないの?」
「そんなこと…」
あっ…でも、アシュリーが僕のこのかっこ見たらなんて言うかな…喜んでくれるかなっては思ってた。
スカートの中に手を入れた時のアシュリーの反応を想像してた。本当は少し反応しかけてた…。
だから、隠したかったんだ。ドレスは隠しようがない。
「アシュ…大好き」
「俺も好きだよ。どうしたの?顔真っ赤だよ。もしかして、思い出してたの?」
「アシュは意地悪だ」
「意地悪じゃないだろ?言ってみ?」
「ぅぅ…そうです…思い出してたの」
「ほんと、可愛い」
そう言って、いっぱい髪を撫でて、いっぱいキスをくれた。
「これ、切っても良いかな?」
「うん…」
「パトリシアさまに怒られない?」
「母上は、大丈夫…だと思う。アシュ…早く、脱がして?」
わかったと囁く声は楽しそうで、碧い瞳に誘われるように唇を合わせた。
「あぁっ、んっ」
ペロって舐めて離れた唇はふふっと笑う。指先に魔力を貯めてドレスをなぞるとパラリと前が肌蹴る。胸の突起が現れると触られてもいないのに存在を主張するようにぷくりとなった粒がアシュリーに触られるのを待っている。
「ひゃん…イヤぁっ、はぁっ…」
撫でるように触られただけなのにこんなに感じてしまうなんて…。
「待ってて…全部脱がしてあげるから…腰揺れてるよ?ここ好きだね…」
「ぁぁっ…んっ…」
すでに繋がった状態なのに、もっとと強請ってしまう。アシュリーの指がドレスをなぞる度にドレスが布に形を変える。ドレスを全て剥ぎ取られると、何故か凄く恥ずかしい。
「アシュも!ねぇ…アシュも脱いでぇ…」
「わかった…ジュリが、脱がして?」
コクリと頷きアシュリーの服に手を伸ばす。シャツのボタンをもたもたと外しなんとか上半身は脱がすことができた。
「アシュ…ズボンどうしょぅ…?」
「これ抜く?」
「ひゃぁ…んっ…はぁぁぁ」
激しく突き上げられて…今、そんなことはしたくない。そう言うと思った…耳元で囁く甘く低い声はそれだけで、全身を痺れさせる。
胸の突起をペロペロと舌で転がすように嬲られて、敏感になっているのに過ぎた快感に腰が自然と動きアシュリーのを締め付ける。
ふっと息を吹きかけ、離れた唇は首や鎖骨にまるで痕を残すようにキスをする。今までドレスに隠れていたところもいっぱい触ってくれる。
お返しにアザに触れる。
「んっ…」
アザに触れたからか、自然に揺れてしまう腰に、締め付けてしまう内膜に感じてくれたのか男らしい顔を少し歪め、色っぽい顔は大好きな表情の一つ。僕をベッドに寝かせ、アシュリーが覆いかぶさると胸を執拗に抓られた。
「はぁぁ…ぁぁ」
「いっぱい触って欲しかったんだよね?」
…どんなふうにされるのが好き?
意地悪なアシュリーは僕がどうして欲しいかなんて知ってるのに聞きたがる。その間もアシュリーのおちんちんは僕の感じるところを擦り、奥を目指し攻め立てる。
「ぃゃ…ぁぁ…ア、アシュ…くるょぉ…アシュの、お、っきいのが…そこ…んっ、もっ、と…」
アシュリーのを包む肉筒はきつく締まり、脈打つように痙攣する。
「ジュリ…可愛い。俺、ますます好きになるよ」
「ひゃぁ、あぁぁっ…」
高い声をあげて、感じ過ぎて涙が出てしまう。アシュリーを見ると、ふふっと笑う。揺さぶられながら口を少し開け舌を出すとキスでしょ?と口が動く。頷くと噛み付くような激しいキスをくれる。
「俺、も、ダメ…」
「…うん…、僕も、奥に、ちょうだい、アシュの、いっぱい」
僕の片足を持って肩に上げ、激しく押し付けるように最奥を目指す。
「あぁぁぁ…アシュ!」
「ジュリ…手」
手を掴まれて僕のおちんちんを一緒に擦る。アシュリーの手に包まれた僕の手は高みを目指し強弱を付けて擦ってしまう。
「ああぁ…んっ」
「ジュリアン…愛してるよ」
僕が弾けるのと同時に、奥に熱いものが迸るのを感じ、心も身体も満たされた。
「アシュリー、愛してる」
顔中にキスの雨を受けながら幸せに包まれる。ずるりと僕の中から逞しいアシュリーのが出て行くと、喪失感があり寂しくなる。
「ぁ……」
「まだ、欲しいの?」
揶揄うように、微笑むアシュリーを見るとぞくりとした。そんな僕を抱きしめキスをくれるアシュリーに抱きついて悦楽の吐息を漏らした。
「凄く可愛かったよ。ドレスもベッドの中で乱れたジュリも…。でも、ドレス、ダメになっちゃったね」
今は二人とも裸でベッドに横になってる。毛布は羽織ってるけど、くっ付いているから体温が心地いい。アシュリーの肩に頭を乗せて微睡むのは至福の時間。
アシュリーの手は僕の背中やお尻を優しく撫でている。まだふわふわしていて思考が上手くまとまらない。アシュリーに可愛いって言われるの好き。だから嬉しくなって目の前にある鎖骨にキスをする。
「アシュは凄くかっこいいよ。…だから、心配なんだ。ねぇ、僕だけを見ててね?」
「当たり前だよ」
「うん…嬉しい。ドレスはアシュが見たいなら…母さまにお願いするけど…」
「俺はどんなジュリアンでも好きだから、無理しなくていい。今日はびっくりしたけど嬉しかったよ。俺のために着てくれたんだろ?それに下着履いてないとか…積極的なジュリも凄い唆られた。ねえ、待ってる間何考えてたの?」
「恥ずかしいなって、やっぱり止めとこうかなって…」
「違うでしょ?どんなふうに俺を誘うかって考えてたんじゃないの?」
「そんなこと…」
あっ…でも、アシュリーが僕のこのかっこ見たらなんて言うかな…喜んでくれるかなっては思ってた。
スカートの中に手を入れた時のアシュリーの反応を想像してた。本当は少し反応しかけてた…。
だから、隠したかったんだ。ドレスは隠しようがない。
「アシュ…大好き」
「俺も好きだよ。どうしたの?顔真っ赤だよ。もしかして、思い出してたの?」
「アシュは意地悪だ」
「意地悪じゃないだろ?言ってみ?」
「ぅぅ…そうです…思い出してたの」
「ほんと、可愛い」
そう言って、いっぱい髪を撫でて、いっぱいキスをくれた。
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