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2-2
暴力的な口淫を彷彿とさせる指姦。
常識を持ち合わせている伊吹生に噛み千切られるわけがなく、ひたすら耐えた。
「君って。ちゃんと躾が行き届いてるよね……」
今度は後ろからキスされた。
散々荒らされた口内を傲慢な舌に弄ばれた。
「は……ッ……んむッ……ん……ッ……ン」
互いの唇の狭間に見え隠れするのは一方的な戯れだった。
凌貴の好きなように振る舞われて、自分なりの尊厳を踏み躙られて、キャップが外れかけている伊吹生は目尻に涙を浮かべる。
「――泣いてるの?」
五分後に伊吹生の唇を解放すると凌貴は堪らなさそうに笑った。
「可愛い」
さすがに堪忍袋の緒が切れた。
伊吹生はすぐそばにあったソファに力任せに凌貴を押し倒した。
「このッ……腹黒変態、どういう性教育受けてきたらこんなに歪むんだ……ッ」
まず最初に口を拭い、そして凌貴の胸倉を鷲掴みにして怒鳴る。
押し倒されて深黒の髪を乱した凌貴は、やはり一切怒らずに微笑を浮かべたまま言った。
「君こそ、どういう性教育を受けてきたの?」
膝頭で股間を撫で上げられて伊吹生はギクリとする。
「触られてもいないのに勃起させて、変態」
凌貴は嬉々として伊吹生を詰った。
デニム生地を遠慮がちに盛り上げる、熱を宿した昂ぶりを膝頭で強めに摩擦しながら。
「今日介も、その妹も、あのベータも、義理の姉も。どう思うだろうね。口の中をいじられてキスしただけで君が勃起するなんて知ったら」
体勢的には上にいながらも下から甚振(いたぶ)られ、揶揄されて。
伊吹生は反論もできず、薄ら笑う凌貴をただ睨むことしかできなかった。
育ち切ったペニスに絡みつく真珠色の五指。
根元から搾り上げるように上下しては、指の輪でカリ首を擦り上げ、先走りに塗れた亀頭を丹念に愛撫する。
「あッ……ぅ……んんッ……ッ」
伊吹生は堪えきれずに声を上擦らせる。
キャップは床に落ちていたが、服は上下纏ったまま、ゆったりとしたソファに這い蹲っていた。
ジーンズのファスナーを全開にされて外気に取り出されたペニス。
背中に覆い被さる凌貴にしごかれて見る間に怒張し、力強く勃ち上がっていた。
「オメガと違って君のペニスは大きくて愛撫のし甲斐があるね」
滴る先走りがソファを汚そうとまるで気にせず、凌貴は献身的な愛撫を続ける。
「オメガを孕ませる種付け専用であるはずのペニス。ソレをこんな風に甘やかしてあげられるのも悪くない」
滑り渡る鈴口を親指の腹で緩々と撫で回されて伊吹生は喉を反らした。
「あ……!」
制服を纏う凌貴は、伊吹生の汗ばむ首筋を啄み、そのまま肌伝いに耳たぶまで舐め上げる。
「もういきそう……?」
問いかけに答えず、ソファに突っ伏して悶える伊吹生の、はちきれんばかりに膨脹したペニスの根を不意に強めに握り締めた。
「おねだりしてくれたら、いかせてあげる」
熱流を堰き止められ、痛いくらい握り込まれて思わず悲鳴を上げれば。
「ふ……可愛い」
腹の立つ褒め言葉をまた囁かれて伊吹生は歯軋りした。
「大きくて立派なアルファの象徴。今までどんなオメガに使ってきたの?」
「ッ……お前と一緒にするな、変態」
「ああ、ベータに使用したのかな。まさか未使用ってことはないだろうし」
「ッ、クソ……ッ」
「ベータの姉で試したりした?」
「おいッ……いい加減に……!」
未使用というわけではなかった。
経験はあった。
義姉の菖に関しては、そうした関係など考えたことすら皆無だった。
「……どこまでも言いなりになると思うなよ……」
拳を握った伊吹生は悔し紛れに凌貴に言い返す。
「誰がお前なんかに媚びるか……ッ」
射精欲を抑え込まれたもどかしさに苦悶しながらも、伊吹生は「おねだりしろ」という欲求を意地になってつっぱねた。
「強情だね」
凌貴は一貫して上機嫌だった。
意地悪に堰き止めていた熱流を促すように愛撫を再開してやる。
雄々しげに脈打つペニスを正に甘やかすようにしごき立てた。
「ぅぁッ……くッ……ぁッ……ッ」
「ほら。たっぷり射精(だ)してごらん。欲張りな子宮に種付けするみたいに」
伊吹生は唸った。
ソファに突っ伏し、引き締まった腰を痙攣させ、鮮やかに色づいた先端から白濁を弾いた。
「は……!」
ソファを汚されても凌貴はやはり目くじら立てず、絶頂を迎えた伊吹生に愉悦するように唇を歪めてみせる。
「こういうことをするのは一週間振りだけど。いっぱい射精したね」
「は……ッ……はぁ……は……」
「そうだね。今日はお互い、無駄遣いし合おうか」
絶頂の余韻で息が荒い伊吹生の耳たぶを甘噛みし、凌貴は囁く。
「本来ならオメガの胎(はら)を孕ませてあげるための子種。惜しみなく……ね」
常識を持ち合わせている伊吹生に噛み千切られるわけがなく、ひたすら耐えた。
「君って。ちゃんと躾が行き届いてるよね……」
今度は後ろからキスされた。
散々荒らされた口内を傲慢な舌に弄ばれた。
「は……ッ……んむッ……ん……ッ……ン」
互いの唇の狭間に見え隠れするのは一方的な戯れだった。
凌貴の好きなように振る舞われて、自分なりの尊厳を踏み躙られて、キャップが外れかけている伊吹生は目尻に涙を浮かべる。
「――泣いてるの?」
五分後に伊吹生の唇を解放すると凌貴は堪らなさそうに笑った。
「可愛い」
さすがに堪忍袋の緒が切れた。
伊吹生はすぐそばにあったソファに力任せに凌貴を押し倒した。
「このッ……腹黒変態、どういう性教育受けてきたらこんなに歪むんだ……ッ」
まず最初に口を拭い、そして凌貴の胸倉を鷲掴みにして怒鳴る。
押し倒されて深黒の髪を乱した凌貴は、やはり一切怒らずに微笑を浮かべたまま言った。
「君こそ、どういう性教育を受けてきたの?」
膝頭で股間を撫で上げられて伊吹生はギクリとする。
「触られてもいないのに勃起させて、変態」
凌貴は嬉々として伊吹生を詰った。
デニム生地を遠慮がちに盛り上げる、熱を宿した昂ぶりを膝頭で強めに摩擦しながら。
「今日介も、その妹も、あのベータも、義理の姉も。どう思うだろうね。口の中をいじられてキスしただけで君が勃起するなんて知ったら」
体勢的には上にいながらも下から甚振(いたぶ)られ、揶揄されて。
伊吹生は反論もできず、薄ら笑う凌貴をただ睨むことしかできなかった。
育ち切ったペニスに絡みつく真珠色の五指。
根元から搾り上げるように上下しては、指の輪でカリ首を擦り上げ、先走りに塗れた亀頭を丹念に愛撫する。
「あッ……ぅ……んんッ……ッ」
伊吹生は堪えきれずに声を上擦らせる。
キャップは床に落ちていたが、服は上下纏ったまま、ゆったりとしたソファに這い蹲っていた。
ジーンズのファスナーを全開にされて外気に取り出されたペニス。
背中に覆い被さる凌貴にしごかれて見る間に怒張し、力強く勃ち上がっていた。
「オメガと違って君のペニスは大きくて愛撫のし甲斐があるね」
滴る先走りがソファを汚そうとまるで気にせず、凌貴は献身的な愛撫を続ける。
「オメガを孕ませる種付け専用であるはずのペニス。ソレをこんな風に甘やかしてあげられるのも悪くない」
滑り渡る鈴口を親指の腹で緩々と撫で回されて伊吹生は喉を反らした。
「あ……!」
制服を纏う凌貴は、伊吹生の汗ばむ首筋を啄み、そのまま肌伝いに耳たぶまで舐め上げる。
「もういきそう……?」
問いかけに答えず、ソファに突っ伏して悶える伊吹生の、はちきれんばかりに膨脹したペニスの根を不意に強めに握り締めた。
「おねだりしてくれたら、いかせてあげる」
熱流を堰き止められ、痛いくらい握り込まれて思わず悲鳴を上げれば。
「ふ……可愛い」
腹の立つ褒め言葉をまた囁かれて伊吹生は歯軋りした。
「大きくて立派なアルファの象徴。今までどんなオメガに使ってきたの?」
「ッ……お前と一緒にするな、変態」
「ああ、ベータに使用したのかな。まさか未使用ってことはないだろうし」
「ッ、クソ……ッ」
「ベータの姉で試したりした?」
「おいッ……いい加減に……!」
未使用というわけではなかった。
経験はあった。
義姉の菖に関しては、そうした関係など考えたことすら皆無だった。
「……どこまでも言いなりになると思うなよ……」
拳を握った伊吹生は悔し紛れに凌貴に言い返す。
「誰がお前なんかに媚びるか……ッ」
射精欲を抑え込まれたもどかしさに苦悶しながらも、伊吹生は「おねだりしろ」という欲求を意地になってつっぱねた。
「強情だね」
凌貴は一貫して上機嫌だった。
意地悪に堰き止めていた熱流を促すように愛撫を再開してやる。
雄々しげに脈打つペニスを正に甘やかすようにしごき立てた。
「ぅぁッ……くッ……ぁッ……ッ」
「ほら。たっぷり射精(だ)してごらん。欲張りな子宮に種付けするみたいに」
伊吹生は唸った。
ソファに突っ伏し、引き締まった腰を痙攣させ、鮮やかに色づいた先端から白濁を弾いた。
「は……!」
ソファを汚されても凌貴はやはり目くじら立てず、絶頂を迎えた伊吹生に愉悦するように唇を歪めてみせる。
「こういうことをするのは一週間振りだけど。いっぱい射精したね」
「は……ッ……はぁ……は……」
「そうだね。今日はお互い、無駄遣いし合おうか」
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