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しおりを挟むシーツに深く刻まれた皺。
「ぁっ……ぁっ……ぁっ……ぁっ」
我慢できずに薄闇に零れ落ちるヤンキー淫魔の甘く捩れた声。
今にも崩れ落ちそうな腰を後ろから掴まれ、空中で固定された小高い尻丘の中心目掛け、怒張した肉杭が打ちつけられる。
立て続けに処女を掻っ攫う背徳感に志摩の下半身は痺れっぱなしであった。
膣孔とはまた違う、入り口も奥も熱くきつく締まる岬の蕾に新たにのめり込んだ。
「ぅぅっ……ん……センセ、ェ……っ」
打ちつける度に張りのある臀部を扇情的に打ち震わせ、シーツを握り締め、陶然と自分を呼ぶ生徒に心行くまで見惚れた。
「全身、性感帯になったみたい……?」
正にその通りであった岬は体の隅から隅まで爆発的に火照らせた。
「ッ……あッ、うッ……深、ぃ……ッ」
逞しく膨張しきったペニスが根元まで後孔に突き入れられる。
精嚢を押し上げられ、尻底が満杯になって、岬は皺だらけのシーツに額を擦りつけた。
下腹部につきそうなほど勃ち上がったペニスがこれみよがしにピクピクと痙攣している。
汗で湿る胸の突起も芯を帯びてベッド上の熱気に張り詰めていた。
「俺のぜんぶ、岬に挿入(はい)った」
抜群に肌艶のよい褐色尻に引き締まった腰を着地させ、ナカの居心地を一先ず堪能した志摩は、おもむろに動き出した。
収縮する後孔に熱源を出し挿(い)れし、窮屈極まりない内側を解しにかかる。
いくらか解れてくると、尻たぶを掴んで左右に押し開き、徐々に速度を上げていく。
リズミカルなピストンに合わせて軽快に打ち鳴らされる岬の肌。
汗で掌が滑り、志摩が掴み直したところで、その全身が過剰に波打った。
「んッ……ッ……ッ……!」
四方からぐっと迫った内壁に問答無用にペニスを搾り立てられて志摩は唇を歪める。
「岬、今、射精した……?」
問いかけられた岬は答えない。
怒涛の快楽に平伏す反面、あんまりにも簡単にいいように流されてしまうのが歯痒くて、目の前のシーツに悔し紛れに歯を立てた。
「このシーツも新品なんだけど、初夜の記念にお前の歯形を残しておくのも悪くないか」
連続する絶頂にクラクラしながらも岬はむっとした。
尻奥を意地悪く小突く志摩に無謀にも言い返そうとした。
「ひッ……?」
急に志摩が体を倒して背中にのしかかり、腸壁のあらぬところを引っ掻かれて文句は瞬時に引っ込んだ。
「やっぱり。射精してる」
脇腹から正面へ回り込んできた手に白濁を弾いたばかりのペニスをやんわり握られた。
「やッ……さ、さわんな……いったばっかで痛ぇ……」
「もっと射精(だ)して」
「あッ……あのなぁ……!」
「今夜の内にいっぱい射精して、下半身、スッキリさせておいたらいい。もしも式典の最中に学級委員長が勃起したりなんかしたらクラスメートに示しがつかない」
言い返したいのに、岬は、言い返すことができなかった。
両腕をとられたかと思うと背後へ引っ張り上げられ、膝立ちになり、上半身が空中に浮いたところで荒々しく貫かれた。
「うわ、ぁっ……ぁっ、ぁっ、これっ、やめっ、っ……あぁぁあっ……!」
五回ほど勢い任せに最奥を突いた後、志摩は岬を我が身へ引き寄せた。
「やめない」
ピアスが光る方は避け、右の耳たぶに吸いつき、ふくよかな質感を歯列で吟味しながら胸の突起を両方共にくすぐった。
「セン、セ、ェ……っ……ん……っ」
片方の手が股間に差し込まれて岬は首を竦める。
吐精しても尚、浅ましげに屹立したままのペニスをいとおしげに撫でられた。
広げた掌で根元の膨らみまで揉み転がされる。
その下で密やかに育ちきったクリトリスを軽やかな指遣いで爪弾かれた。
「はぅ……っ……っ……っ、だめ、せんせっ……っ……!!」
後孔奥にまで熱源が沈み切った状態で、くぱぁ……と、濡れそぼつ蜜孔を拡げられた。
蠕動するナカに指を捻じ込まれる。
際どい恍惚に襲われて岬は涙した。
肉奥で指とペニスが同時にぞんざいに蠢くようになると、絶頂が持続するようになり、電流でも流されたみたいに過度に背中が引き攣った。
「ゃ……っ……ぁ……、……、……っ」
「うん?」
「こ……こんなん……おかしくなる……」
「うん。言っただろ。お前のこと壊すって」
深奥で閉ざされていた性感帯を軽々と暴いてみせ、嗜虐的に刺激を送り込み、巣穴に誘い込んだ最愛の獲物に志摩は約束した。
「壊して。蘇生させてやるから。何回だって」
酷だろうと踏み続けていたブレーキは今し方放棄した。
「抑えないで、この血の本能のまま、岬のこと愛し尽くしたい」
瀕死の獣さながらに微痙攣を繰り返していた岬は、新たな涙で吊り目を満たし、背中に寄り添う志摩を仰ぎ見た。
「……卒業式、立ったり座ったりできなくなったらどーすんだよ、ばかきょーし……」
志摩は思わず笑った。
こんなときでもふてぶてしげに自分を睨んでくる、でも今にも大粒の涙を零しそうな双眸に尽きない愛情を滾滾(こんこん)と湧き上がらせた。
「学校は卒業しても反抗期は一生卒業しなくていいよ、反抗期ちゃん」
淫魔の本能が覚醒したような心地でいた彼は笑いながら岬にキスを。
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