232 / 441
『翠清山の激闘』編
232話 「炬乃未の想い その3『導く武器』」
しおりを挟む「マキさんの師匠がその能力を使いこなせているのは、当然ながら自分の力ってこともあるんだろうけど、たぶん技の制御が上手い人なんじゃないかな?」
「そうね。技のキレに関してはアンシュラオン君に匹敵すると思うわ」
「ならば答えは簡単だ。マキさんも同じことができるようになればいい。せめて技の出し入れくらいは自在にできるようになるべきだ。制御に関して才能はあまり関係ない。修練次第でなんとでもなるよ」
「…そうなのよね」
「あの…わたくしが作った篭手は大丈夫でしょうか? 不備があったのならば大変申し訳ありません」
「炬乃未さんは本当に素晴らしい武器を作ってくれたよ。今はまだ完全には使いこなせないかもしれないけど、それは武器が悪いんじゃない。マキさんがまだ未熟だからだ」
「あいたたた。本当のこととはいえ、耳が痛いわね。でもその通りよ。私がまだ武具の性能に追いついていないんだわ。炬乃未さんは悪くないのよ」
「でも、だからといって遠い場所にあるわけじゃない。少し努力すれば必ずたどり着ける領域を教えてくれている。素人のオレが言うのもなんだけど、『人を導く武器』ってのもあるんだと思うよ。君がマキさんを導くんだ」
「導く…わたくしがですか?」
「マキさんが能力に苦しんでいることを聞かされて、どう思った?」
「最初はかわいそうと。ですが、少しずつ『羨ましい』と思うようになりました。わたくしには何の力もないと思っておりましたので、たとえ完全に制御できずとも、そんな力があるだけ幸せなのではないかと。そして、少しでもお力になりたいと考えておりました」
「うんうん、なるほどね。やっぱりそうだ。今までの武具は、マキさんの力を『封じる』ためにあった。一方で君の武具は『生かす』ために作られている。マキさんが力を物にできるように背中を押してくれる『友達』みたいな武具なんだと思う」
「そんな、わたくしはただ夢中で打って…」
「そうよ! それよ!! この篭手からは炬乃未さんの応援が聞こえてくるみたいだもの。もっとがんばれ、あなたならできるって! だって、私たちってもう友達だものね。いえ、もう家族そのものよ! そうよね、炬乃未さん!」
「あっ…え!? そ、そうなの…ですか? でもその…う、嬉しいです」
「大丈夫。作戦の大詰めまでには、マキさんはしっかりと追いついてくれるよ。そうだよね?」
「ええ、もちろんよ。少しでも力を制御できるように毎日訓練するわ。私はずっとこの力を怖がっていた。でも、それじゃ駄目なのよね。先生にも失礼だし、私自身ももっと強くなりたい。アンシュラオン君の役に立って、あなたの期待にも応えてみせる!」
「マキさん…」
「この武具の力で、必ず炬乃未さんの大事な家族を助けてみせるわ! あなたと一緒なら絶対にできる! 今度は私を信じてちょうだい」
「…はい!」
マキと炬乃未が、握手を交わす。
武器は、ただ強ければ良いというわけではない。サナがまだ黒千代を扱えないように、当人にしっかり合っていなくてはならない。
そして、この六鉄功華はマキ専用に作られたものだ。
彼女を想い、羨み、共感し、願いを託した『生きている武具』なのである。
きっとマキを導き、成長させてくれるに違いない。
(どうしよう。本気で炬乃未さんが欲しくなってきたぞ。こんな女性、素敵すぎるよ! ぜひ、わが家に欲しい! オレならば彼女を守れるから安全面でも安心だよね)
ちらっと里火子を見ると、にやっと笑って親指を立てた。母親はすでに公認らしい。
ただし、さすがに翠清山での戦いが終わったあとでないと浮かれた話はできないので、ぐっと逸る気持ちを抑える。
「その篭手は強度はもちろんのこと、強化系ジュエルを組み込んでおりますので、マキさんが得意とされている火系の能力を増強することができます。直接打撃による炎の強化に加えて、苦手な放出技を使う際にも消耗と負担を減らすことができるのです」
「そんな能力まであるのね。本当に助かるわ」
「そして、それと対になる『六鉄蹴華』がこちらです。脚を保護しつつ、篭手と同じく技の威力を高めます」
「蹴り技もよく使うから、こっちもありがたいわ! でも、こんなに作ったのならば大量の血を使ったのではなくて?」
「わたくしは待つだけの身。静かにしていれば二週間もしないで全快します。何ヶ月も戦う皆様を思えば、この程度はなんともございません」
「ありがとう…炬乃未さん。あなたの血、私の中で必ず力にしてみせるわ」
「あとは防具をお持ちください。軽くて格闘戦の邪魔にならない軽装備をご用意いたしました」
里火子が作った身体の動きを阻害しないバトルジャケットと、サナに渡した鉢金も渡される。サナが黒だったのに対し、こちらは赤いもので彼女によく似合う。
マキは拳や蹴りで戦う生粋のインファイターのため、どうしても被弾しやすい。こうしたところで防御力を上げられるのは非常に助かるはずだ。
鉄化能力も上手く使いこなすことができれば防御が安定し、さらに彼女の攻撃力が生きる日がやってくるに違いない。
「次は小百合さんです。まずは、ご要望にあった刀をどうぞ」
「とても綺麗ですね! 鞘細工も素敵です!」
「『琵秀刀・香澪』と名付けました。扱いはやや難しい部類ですが、レマール剣術を学んでおられる小百合さんならば使いこなせるでしょう」
若苗色の鮮やかな鞘には、金細工で美麗な紋様が刻まれていた。
長さも小百合に合わせて若干小ぶりになっているが、その分だけ振りやすさを重視していることがわかる。
「これはたまりませんね! さっそく試し斬りをしてもよろしいですか!?」
「もちろんでございます。剣と鎧、両方ご用意いたしておりますので、お好きなものでお試しください。フルプレートから軽鎧、海軍が使っている甲冑までそろえております」
「では、海軍の鎧でいきます!」
小百合が刀を抜くと、刀身の波紋が輝きを帯びる。
刃はまるで濡れているように瑞々しく、思わず息を呑む美しさだった。
その刃をすっと正眼に構えてから、上段一閃。
置かれていた鎧にすっと刃が入り込み、ほとんど抵抗なくスパッと切断。
続いて胴薙ぎ一閃。
こちらも抵抗なく入り込み、真横に切り裂かれた鎧が四つに分かれてごろんと床に落ちた。
すでにサナの黒兵裟刀の威力を見ていたので予想はしていたが、それでも驚くべき切れ味である。
「こ、これは…! お父さんが持っている名刀よりも切れ味が凄いかもしれません! それに何よりも軽いです! 軽いのによく切れるなんて不思議ですね!」
「琵秀刀は軽さを追求しつつ、切れ味を極限にまで高めています。刀身自体も軽くて伝導率が高い鉱物を使用しておりますが、鞘細工にも秘密があります」
「この美しい紋様ですね」
「それは細かいジュエルを集めて作った『術式細工』でして、鞘に入れている間に刀身を強化する術式が組み込まれているのです。一日ごとの回数制限はあるものの、それによって軽さと切れ味の両立を成立させております」
「たしかに私が刀を使ったとしても、何時間も続けて戦うことはあまりないと思います。そもそも体力がもたないですしね。ピンポイントで強い力を出せるのならば、そのほうがありがたいです!」
この『術式細工』は術符を生み出す『符行術』の発展版で、細工を施した物質に効果を宿す独自の術式体系である。
錬金術師が使う『錬成』に似ているが、錬成が物質への術式のコピーや相乗効果による変異を促すのに対し、こちらは複数のジュエル媒体を組み合わせることで術式を刻むことに大きな違いがある。
この細工の配置やパターンにも意味があるため、鞘が大きく破損すると効果を失ってしまう可能性がある。そのあたりは術符と同じだ。
当然ながら炬乃未に細工能力はない。専門の職人に依頼して施してもらったのだ。
(たった一つの武器に何人もの職人が関わっているんだよな。ただでさえディムレガンの職人がいないんだ。急ピッチで仕上げてくれたにもかかわらず、これだけの質を維持してくれるなんて、やっぱり一流の仕事は格別だよ)
依頼してから一ヶ月経っているが、これだけのものを作るには、本来ならば何ヶ月もかかるに違いない。
寝る間も惜しんで作業してくれたことは、炬乃未のやつれ具合を見てもすぐにわかる。里火子も笑顔だが、さすがに疲れの色は隠せない。
彼女たちは能力を使うだけで血を失うのだ。その想いに改めて感謝である。
「続きまして、こちらが『守那岐の太刀』です。長巻にするかどうか迷ったのですが、小百合さんの腕力と特性を考えて薙刀を採用しました」
炬乃未が、長さ二メートルはある薙刀を持ってきた。
シンプルなデザインの中に高級感が滲み出た美麗なものだ。
「これもすごい軽いですね」
「安易に接近すると危険な魔獣が相手の際は、間合いが長いこちらをお使いください。軽いですが、先端の刃を叩きつけると衝撃波が発生いたしますので、相手を弾き飛ばす効果がございます」
「なるほど! 倒すのではなく、敵を遠ざけるための武器なんですね」
「女子が戦場に赴くのは大変なことでございます。できうる限り、身を守ってほしいという願いから作ったものです」
日本の長柄武器の中には、大太刀、長巻といった長い柄と長い刀身をもった武器が存在する。我々が一般的に見かける日本刀はサブ兵装であり、メイン武装は槍や長巻を使っていたともいわれている。
その中の一つに薙刀があり、近代日本では女子が授業で習うほどメジャーな武器だ。が、長巻等に比べると刀身が短いので比較的攻撃力は低い。小百合の腕力では刀のほうが使いやすいだろう。
ただし、この世界では魔石を加工して武器を作る。特殊能力を組み込めば、単純に間合いが広い武器は極めて有効だ。
「試してみます!」
小百合が軽く振り回して鎧に叩きつけると、衝撃波が発生。
鎧が粉々になりながら後方に吹き飛び、パーティションに激突して止まる。
「これは絶対便利ですよ! とても助かります!」
「それはよかったです。扱えるようで安心いたしました。防具ですが、ご要望にありました『着物』と『馬乗り袴』をご用意いたしました。こちらも母が仕上げたものですので、軽いわりに防御力はかなり高くなっております」
「おおおお! これです、これ! レマールの女はこれでないと!」
小百合が要望したデザインは、レマール女性が戦う際に着るという馬乗り袴だ。こちらはズボン状に二つに分かれて動きやすい仕様なのが特徴となる。
これに着物が加わると、まさに見た目は大正浪漫の女性にそっくりだ。
「サナさんの陣羽織との違いは、『攻撃を受け流す』ことに特化している点です。一見するとただの着物ですが、このヒラヒラした部分も金属糸で出来ておりますので、相手の打点をずらして威力を軽減させる効果があります」
「この短期間でよく間に合わせてくださいました! ありがとうございます! 着物も実に見事です!」
「わたくしが使っている着物も母が作ってくれたものなので、趣味が合う方がいらっしゃって、わたくしも嬉しい限りです」
「うおおおお! 炬乃未さん、超絶に可愛いですーー!! ぎゅーー!」
「あーー! 尻尾を触っては駄目ですぅううう! なぜ抱きつくのですかー!?」
「これが私の愛情表現なのです! 女同士なんですから、いいじゃないですか!」
いきなり小百合に抱きつかれてパニックになる炬乃未。
小百合は気分が盛り上がると女性に抱きつく癖があるので、貞淑な女性は慣れるまで大変だろう。
こうして小百合は、接近戦用の刀と長い間合いの薙刀、それと和風のデザインが滲み出た防具を手に入れる。
サナとマキに引き続き、小百合用の水色の鉢金もあるので頭部の保護も十分だろう。
0
あなたにおすすめの小説
『急所』を突いてドロップ率100%。魔物から奪ったSSRスキルと最強装備で、俺だけが規格外の冒険者になる
仙道
ファンタジー
気がつくと、俺は森の中に立っていた。目の前には実体化した女神がいて、ここがステータスやスキルの存在する異世界だと告げてくる。女神は俺に特典として【鑑定】と、魔物の『ドロップ急所』が見える眼を与えて消えた。 この世界では、魔物は倒した際に稀にアイテムやスキルを落とす。俺の眼には、魔物の体に赤い光の点が見えた。そこを攻撃して倒せば、【鑑定】で表示されたレアアイテムが確実に手に入るのだ。 俺は実験のために、森でオークに襲われているエルフの少女を見つける。オークのドロップリストには『剛力の腕輪(攻撃力+500)』があった。俺はエルフを助けるというよりも、その腕輪が欲しくてオークの急所を剣で貫く。 オークは光となって消え、俺の手には強力な腕輪が残った。 腰を抜かしていたエルフの少女、リーナは俺の圧倒的な一撃と、伝説級の装備を平然と手に入れる姿を見て、俺に同行を申し出る。 俺は効率よく強くなるために、彼女を前衛の盾役として採用した。 こうして、欲しいドロップ品を狙って魔物を狩り続ける、俺の異世界冒険が始まる。
12/23 HOT男性向け1位
最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった
ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます!
僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編
無限に進化を続けて最強に至る
お寿司食べたい
ファンタジー
突然、居眠り運転をしているトラックに轢かれて異世界に転生した春風 宝。そこで女神からもらった特典は「倒したモンスターの力を奪って無限に強くなる」だった。
※よくある転生ものです。良ければ読んでください。 不定期更新 初作 小説家になろうでも投稿してます。 文章力がないので悪しからず。優しくアドバイスしてください。
改稿したので、しばらくしたら消します
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
主人公に殺されるゲームの中ボスに転生した僕は主人公とは関わらず、自身の闇落ちフラグは叩き折って平穏に勝ち組貴族ライフを満喫したいと思います
リヒト
ファンタジー
不幸な事故の結果、死んでしまった少年、秋谷和人が転生したのは闇落ちし、ゲームの中ボスとして主人公の前に立ちふさがる貴族の子であるアレス・フォーエンス!?
「いや、本来あるべき未来のために死ぬとかごめんだから」
ゲームの中ボスであり、最終的には主人公によって殺されてしまうキャラに生まれ変わった彼であるが、ゲームのストーリーにおける闇落ちの運命を受け入れず、たとえ本来あるべき未来を捻じ曲げてても自身の未来を変えることを決意する。
何の対策もしなければ闇落ちし、主人公に殺されるという未来が待ち受けているようなキャラではあるが、それさえなければ生まれながらの勝ち組たる権力者にして金持ちたる貴族の子である。
生まれながらにして自分の人生が苦労なく楽しく暮らせることが確定している転生先である。なんとしてでも自身の闇落ちをフラグを折るしかないだろう。
果たしてアレスは自身の闇落ちフラグを折り、自身の未来を変えることが出来るのか!?
「欲張らず、謙虚に……だが、平穏で楽しい最高の暮らしを!」
そして、アレスは自身の望む平穏ライフを手にすることが出来るのか!?
自身の未来を変えようと奮起する少年の異世界転生譚が今始まる!
S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります
内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品]
冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた!
物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。
職人ギルドから追放された美少女ソフィア。
逃亡中の魔法使いノエル。
騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。
彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。
カクヨムにて完結済み。
( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる