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第4章 臆病者の砦
冒険者の仕事 資金調達
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冒険者に必要なものとは何か?
色々と必要なものが多すぎますが、欠かせる事のできない物と言えば、お金でしょう。
この世界の通過は、円です。本当は、違うのですが異世界人は、自動翻訳で円に換算されます。
皇帝が異世界人の銀河帝国は、円で統一しました。なので、私たちも円としています。
この世界で生きていくためには、お金は絶対に必要です。
現状、私たちが資金を得るためには、研究所で作ったものを販売すると言う方法が一番確実です。
しかし、武器の類はあまり広めたくないので、販売は見送りました。
ポーションは、賢者の国で販売しているので、そちらに情報が流れると危険なので、販売はしません。
銀河帝国が必要としているものを調査すると、鉱石と食料が必要みたいです。
領土の関係上、銀河帝国は鉱山が少ないみたいです。食料は人口の増加に伴う食料不足です。
農業は盛んですが、肉類の調達が減っているみたいです。
「魔物は、食料に出来ますか?」
「魔物次第で、なるものもあるし、食べると死ぬものもあります」
冒険者の、ザックとエッジに、魔物について教えてもらっています。
「この世界で、およそ300年前から、魔物が出現しています」
「それまでは、いなかったのですか?」
「凶暴な野生生物扱いです。魔物と分類される生き物は、300年前から確認されたと、文献が残っています」
「区別するには、何か特徴があるのですよね?」
「はい。魔物は、魔力を持っていて攻撃的です。繁殖力に優れ、なぜか主と呼ばれる固体が統率しています」
「私も、討伐していますが、確かに不自然な存在ですね」
「はい。その被害が大きすぎて、人は街に篭り、移動は魔法陣を使うようになりました」
「街は襲われないのですか?」
「魔物よけの、魔法陣があります。ただ、それが出来るまでに多くの命が失われたと聞いています」
「それを作ったのは?」
「冒険ギルドです。その功績から、各国にギルドが設置されています」
「銀河帝国にもですか?」
「あの国は例外です」
そう言う二人の表情は、少し怒りの色が滲んでいます。何か昔あったのでしょう。
「魔物を狩って、食料を販売するには、許可が必要なのでしょうか?」
「銀河帝国なら、特に問題は無いと思います」
「解りました」
ザックとエッジの二人には、魔物狩りをお願いしました。二人は、元々優れた冒険者だったので、問題なく狩りをしています。
せっかく協力してくれるのだから、少し装備を提供しました。
戦闘強化服の劣化版と、ハンドガンです。
劣化版といっても、かなりの防御力を持っています。パワーアシスト機能を排除してあるだけです。
ハンドガンは、普通の小型拳銃です。特に強化してはいませんし、弾薬の交換は、自分でやる必要があります。大型の魔物相手には、若干火力不足ですが、中型の魔物相手までは有効な武器です。
魔物による怪我が減ったと、二人は喜んでいます。食料に関しても、こちらである程度確保しながら、銀河帝国に対して販売し、利益を得ています。
食糧問題に関して、農業を始めることにしました。
虹色小隊に仕事を与えるという名目で、秘密兵器を作成しました。
農作業と土木用の、重機です。子供でも安心して運転できる親切設計の優れものです。
普段は、体力つくりと勉強の日々の子供ですが、農作業に関する仕事を任せる事にしました。
「この辺りを、一週間で開墾してください」
「そんなの、無理に決まっています!」
「出来ないなら、この子達を最前線に連れて行くだけです」
「っく・・・」
相変わらず、ブルーは子供たちに甘いです。私が、いつかこの子達を戦場に連れて行くと思い込んでいます。その気持ちを、私は利用します。
「橙、藍、紫は、適正があります。この重機を使いこなしてください」
「「「はい」」」
運転技術に関して、女のこの方が速く馴染みました。トラクターに乗り込み、地面を耕していきます。
無音ヘリの誘導で、正確に耕します。
「君たちは、こちらを頼みます」
「「「はい」」」
名前を呼ばれなかったことに、若干不満げに男の子たちが返事をします。
彼等は、重機を操り水路を作ります。他にも、ローラーで道を作り、大きな岩を取り除いたりもしています。
ブルーは、あっという間に開墾されていく土地を見ながら、驚いています。
「遊んでいる暇はありませんよ。貴方は、監視しながら買い物をしてください」
「買い物?」
「ここで育てるものの種です。麦とお米がることは確認してあります。それ以外に、何が必要だと思いますか?」
「芋なね」
「芋ですか?」
後ろから、声が聞こえました。虹色小隊の顧問的な役割になっている、おばちゃんです。
「芋と、大豆があれば、助かるよ」
「それなら、おばちゃんもブルーと一緒に買出しを願い出来ますか?」
「もちの、ろんだね」
60代のオタクのおばちゃんだけど、こういう人は正直助かります。色々と経験豊富なので、その知識には助けられています。
「荷物は、異次元収納庫に入れてください。これが、そうです」
「異世界定番のアイテムだね。助かるよ」
「あと、護衛に十色をつけます」
「いいのかね?」
「おばちゃんを失う訳にはいきません。銀河帝国にも、馬鹿がいる可能性はあります」
「可愛い彼女が、この兄さんと一緒に買い物してもいいのかな?」
「私は、そこまで独占欲はありませんよ。もっとも、ブルーが十色に手を出したら、どうなるかは理解しているでしょうからね?」
「彼女と言うことは、否定しないのね」
「年齢差に、悩みましたけどね」
「私も20年上の旦那がいたんだけどね・・・」
「お子さんは?」
「この年で、孫までいるよ。あの子達に会えないというのは、ちょっと残念だね」
「ちょっとですか?」
「異世界召喚なんて、私みたいなおばさんが対象になるとわ思わなかったからね。せっかくきた異世界、やりたい事をやるチャンスだね」
「何をやりたいのですか?」
「猫耳を堪能したい」
「十色は駄目ですよ」
「報酬に、にいちゃんたち三姉妹を1日独占する権利を所望します」
「定期的に、提供しましょう」
「楽しみにしてるわよ」
「ついでですが、農作業の詳しい人物がいたら、スカウトしてもらえますか?」
「そうだね、異世界だと私たちの常識が通用しない作物があるかもしれないね」
「お願いします」
これがフラグになったとは思いたくありませんが、異世界の農業は驚きの連続でした。
銀河帝国で、農家のノッカーさんと言う人の協力を得られました。
彼の指導の下、広大な農場が完成しました。
水源に起案しては、山脈から清水が豊富なので、それを引いて利用しています。
異世界の食物は、成長が早いです。それ故に、収穫が大変で、広大な農地となると、無駄になる食材が出てきてしまうのが、問題でした。
しかし、こちらは重機を利用すれば子供でも簡単に収穫できます。
コンバインを利用して、大量のお米を確保できた事は大きいです。
食料の保存に関しては、異次元収納庫を使えば問題ありません。時間の経過を停止できるので、食料が腐る事はありません。
こちらも、私たちの分を確保しながら、銀河帝国と取引をして確実に利益を出しています。
ただ、この過程で重機を譲って欲しいと言われましたが、メンテナンスの問題で、お断りしています。
重機が必要な場合は、こちらが出向いて作業する契約を結びました。
その結果、虹色小隊は土木工事を数多くこなす事になりました。アメリカントラックを基地にして、各地を回り、作業をします。当然報酬を得ているので、メトロ・ギアの一番の稼ぎかしらかもしれません。
アメリカントラックのハンドルを握りながら、ブルーはこんな生活が続けばいいと、思うようになっています。
みんなが仕事をしていて、私が何もしていないのは、肩身が狭いです。
研究所の設備をフル活用して、色々と資金になりそうなものを作ります。
探査球を派遣して、鉱石を捜したのですが、専門知識が無いので、上手くいきませんでした。
その経過で、滅んだ国を見つけて、大量の機神の残骸を得られました。
機神の残骸外以外でも、金属製品や、皮細工、布を確保したので、変換機を利用して、リサイクルします。
こう言う時は、生産系の知識を持った転生者や召喚者は凄いと思います。もっとも、その辺の知識が無くても何とかかなる私の能力も大概なのかもしれません。
リサイクルで、かなりの資源を得る事ができました。
金属に関しては、私たちで有効利用することにしました。メトロ・ギアの建設も、本格的に開始しました、
現在、研究所の格納庫で製作中です。全長は1kmになる巨大なものです。やりすぎな感じもしますけど、これくらいのインパクトは必要です。
金属以外のリサイクル品は、ある程度銀河帝国へと販売します。
これらの事で、かなりの利益を得る事ができました。
「こんなにお金を用意して、どうするかにゃ?」
「お金がる場所には、人が集まりますからね・・・」
「何か、悪巧みですにゃ」
「失礼な。そんな事を、私がすると思っていますか?」
「思われていないと、何故思うのかにゃ?」
じと目で、十色が睨んできます。少し避けられていた時期がありますが、何と元に戻る事ができました。
悪ふざけは、適度に抑えましょう。
「お金を持った、冒険者の宿命でしょうね」
「なるほどにゃ」
お金が集まれば、次に来るのもお約束です。
その日の為に、色々と準備を続けましょう。
---------------------------------
小説家になろうでも投稿中。
3日に1度ぐらいのペースで更新予定です。
色々と必要なものが多すぎますが、欠かせる事のできない物と言えば、お金でしょう。
この世界の通過は、円です。本当は、違うのですが異世界人は、自動翻訳で円に換算されます。
皇帝が異世界人の銀河帝国は、円で統一しました。なので、私たちも円としています。
この世界で生きていくためには、お金は絶対に必要です。
現状、私たちが資金を得るためには、研究所で作ったものを販売すると言う方法が一番確実です。
しかし、武器の類はあまり広めたくないので、販売は見送りました。
ポーションは、賢者の国で販売しているので、そちらに情報が流れると危険なので、販売はしません。
銀河帝国が必要としているものを調査すると、鉱石と食料が必要みたいです。
領土の関係上、銀河帝国は鉱山が少ないみたいです。食料は人口の増加に伴う食料不足です。
農業は盛んですが、肉類の調達が減っているみたいです。
「魔物は、食料に出来ますか?」
「魔物次第で、なるものもあるし、食べると死ぬものもあります」
冒険者の、ザックとエッジに、魔物について教えてもらっています。
「この世界で、およそ300年前から、魔物が出現しています」
「それまでは、いなかったのですか?」
「凶暴な野生生物扱いです。魔物と分類される生き物は、300年前から確認されたと、文献が残っています」
「区別するには、何か特徴があるのですよね?」
「はい。魔物は、魔力を持っていて攻撃的です。繁殖力に優れ、なぜか主と呼ばれる固体が統率しています」
「私も、討伐していますが、確かに不自然な存在ですね」
「はい。その被害が大きすぎて、人は街に篭り、移動は魔法陣を使うようになりました」
「街は襲われないのですか?」
「魔物よけの、魔法陣があります。ただ、それが出来るまでに多くの命が失われたと聞いています」
「それを作ったのは?」
「冒険ギルドです。その功績から、各国にギルドが設置されています」
「銀河帝国にもですか?」
「あの国は例外です」
そう言う二人の表情は、少し怒りの色が滲んでいます。何か昔あったのでしょう。
「魔物を狩って、食料を販売するには、許可が必要なのでしょうか?」
「銀河帝国なら、特に問題は無いと思います」
「解りました」
ザックとエッジの二人には、魔物狩りをお願いしました。二人は、元々優れた冒険者だったので、問題なく狩りをしています。
せっかく協力してくれるのだから、少し装備を提供しました。
戦闘強化服の劣化版と、ハンドガンです。
劣化版といっても、かなりの防御力を持っています。パワーアシスト機能を排除してあるだけです。
ハンドガンは、普通の小型拳銃です。特に強化してはいませんし、弾薬の交換は、自分でやる必要があります。大型の魔物相手には、若干火力不足ですが、中型の魔物相手までは有効な武器です。
魔物による怪我が減ったと、二人は喜んでいます。食料に関しても、こちらである程度確保しながら、銀河帝国に対して販売し、利益を得ています。
食糧問題に関して、農業を始めることにしました。
虹色小隊に仕事を与えるという名目で、秘密兵器を作成しました。
農作業と土木用の、重機です。子供でも安心して運転できる親切設計の優れものです。
普段は、体力つくりと勉強の日々の子供ですが、農作業に関する仕事を任せる事にしました。
「この辺りを、一週間で開墾してください」
「そんなの、無理に決まっています!」
「出来ないなら、この子達を最前線に連れて行くだけです」
「っく・・・」
相変わらず、ブルーは子供たちに甘いです。私が、いつかこの子達を戦場に連れて行くと思い込んでいます。その気持ちを、私は利用します。
「橙、藍、紫は、適正があります。この重機を使いこなしてください」
「「「はい」」」
運転技術に関して、女のこの方が速く馴染みました。トラクターに乗り込み、地面を耕していきます。
無音ヘリの誘導で、正確に耕します。
「君たちは、こちらを頼みます」
「「「はい」」」
名前を呼ばれなかったことに、若干不満げに男の子たちが返事をします。
彼等は、重機を操り水路を作ります。他にも、ローラーで道を作り、大きな岩を取り除いたりもしています。
ブルーは、あっという間に開墾されていく土地を見ながら、驚いています。
「遊んでいる暇はありませんよ。貴方は、監視しながら買い物をしてください」
「買い物?」
「ここで育てるものの種です。麦とお米がることは確認してあります。それ以外に、何が必要だと思いますか?」
「芋なね」
「芋ですか?」
後ろから、声が聞こえました。虹色小隊の顧問的な役割になっている、おばちゃんです。
「芋と、大豆があれば、助かるよ」
「それなら、おばちゃんもブルーと一緒に買出しを願い出来ますか?」
「もちの、ろんだね」
60代のオタクのおばちゃんだけど、こういう人は正直助かります。色々と経験豊富なので、その知識には助けられています。
「荷物は、異次元収納庫に入れてください。これが、そうです」
「異世界定番のアイテムだね。助かるよ」
「あと、護衛に十色をつけます」
「いいのかね?」
「おばちゃんを失う訳にはいきません。銀河帝国にも、馬鹿がいる可能性はあります」
「可愛い彼女が、この兄さんと一緒に買い物してもいいのかな?」
「私は、そこまで独占欲はありませんよ。もっとも、ブルーが十色に手を出したら、どうなるかは理解しているでしょうからね?」
「彼女と言うことは、否定しないのね」
「年齢差に、悩みましたけどね」
「私も20年上の旦那がいたんだけどね・・・」
「お子さんは?」
「この年で、孫までいるよ。あの子達に会えないというのは、ちょっと残念だね」
「ちょっとですか?」
「異世界召喚なんて、私みたいなおばさんが対象になるとわ思わなかったからね。せっかくきた異世界、やりたい事をやるチャンスだね」
「何をやりたいのですか?」
「猫耳を堪能したい」
「十色は駄目ですよ」
「報酬に、にいちゃんたち三姉妹を1日独占する権利を所望します」
「定期的に、提供しましょう」
「楽しみにしてるわよ」
「ついでですが、農作業の詳しい人物がいたら、スカウトしてもらえますか?」
「そうだね、異世界だと私たちの常識が通用しない作物があるかもしれないね」
「お願いします」
これがフラグになったとは思いたくありませんが、異世界の農業は驚きの連続でした。
銀河帝国で、農家のノッカーさんと言う人の協力を得られました。
彼の指導の下、広大な農場が完成しました。
水源に起案しては、山脈から清水が豊富なので、それを引いて利用しています。
異世界の食物は、成長が早いです。それ故に、収穫が大変で、広大な農地となると、無駄になる食材が出てきてしまうのが、問題でした。
しかし、こちらは重機を利用すれば子供でも簡単に収穫できます。
コンバインを利用して、大量のお米を確保できた事は大きいです。
食料の保存に関しては、異次元収納庫を使えば問題ありません。時間の経過を停止できるので、食料が腐る事はありません。
こちらも、私たちの分を確保しながら、銀河帝国と取引をして確実に利益を出しています。
ただ、この過程で重機を譲って欲しいと言われましたが、メンテナンスの問題で、お断りしています。
重機が必要な場合は、こちらが出向いて作業する契約を結びました。
その結果、虹色小隊は土木工事を数多くこなす事になりました。アメリカントラックを基地にして、各地を回り、作業をします。当然報酬を得ているので、メトロ・ギアの一番の稼ぎかしらかもしれません。
アメリカントラックのハンドルを握りながら、ブルーはこんな生活が続けばいいと、思うようになっています。
みんなが仕事をしていて、私が何もしていないのは、肩身が狭いです。
研究所の設備をフル活用して、色々と資金になりそうなものを作ります。
探査球を派遣して、鉱石を捜したのですが、専門知識が無いので、上手くいきませんでした。
その経過で、滅んだ国を見つけて、大量の機神の残骸を得られました。
機神の残骸外以外でも、金属製品や、皮細工、布を確保したので、変換機を利用して、リサイクルします。
こう言う時は、生産系の知識を持った転生者や召喚者は凄いと思います。もっとも、その辺の知識が無くても何とかかなる私の能力も大概なのかもしれません。
リサイクルで、かなりの資源を得る事ができました。
金属に関しては、私たちで有効利用することにしました。メトロ・ギアの建設も、本格的に開始しました、
現在、研究所の格納庫で製作中です。全長は1kmになる巨大なものです。やりすぎな感じもしますけど、これくらいのインパクトは必要です。
金属以外のリサイクル品は、ある程度銀河帝国へと販売します。
これらの事で、かなりの利益を得る事ができました。
「こんなにお金を用意して、どうするかにゃ?」
「お金がる場所には、人が集まりますからね・・・」
「何か、悪巧みですにゃ」
「失礼な。そんな事を、私がすると思っていますか?」
「思われていないと、何故思うのかにゃ?」
じと目で、十色が睨んできます。少し避けられていた時期がありますが、何と元に戻る事ができました。
悪ふざけは、適度に抑えましょう。
「お金を持った、冒険者の宿命でしょうね」
「なるほどにゃ」
お金が集まれば、次に来るのもお約束です。
その日の為に、色々と準備を続けましょう。
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小説家になろうでも投稿中。
3日に1度ぐらいのペースで更新予定です。
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