君の鼓動を感じて~BLUEストーリー~

藤原葉月

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2人の距離

第13話

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道岡side


そして、おれはあれから先輩と【秘密の時間】に会うようになっていた。
俺はドキドキしているんやけどなぁ・・・。


「もうꉂ🤣𐤔なんやハナ!俺の事そんなに好きなんか」
さっきからずっと先輩の顔をぺろぺろ舐めているハル!ええかげんにしろや!

《ワオンワオン(好きー!でも俺はハナやなーい)》

会話が成立してる?
「・・・・・」

「そうか、好きなんかぁ!俺もやで?」
⤴なぜか犬の好きは伝わっているらしい。

なんやそれ!犬には好きを言えるんか?


先輩といるとドキドキしすぎて何話してええかわからんから俺はほぼ無口になってしまうんや。

先輩もほぼ喋らんからずっと静かな時間が流れる。

それはそれでええんやけど・・・。
けどな?以前よりは長く話せてる気はするんやで?
そう思てるのは俺だけな気がしてきてるんや。




あとな?俺が朝学校に登校して、上から見ていることをどこから聞いてきたんか知らんけど、先輩と目が合うようになって気がして・・・嬉しいんやけど恥ずかしくて。


⤴初心すぎやろ


「・・・・・(上を見る)」


「!?(気づかれてびっくりしすぎて隠れる)」


⤴好きな人に見つかってしまった時の反応あるあるである。



「みっちー?どうした?」


挙動不審な俺を不思議そうに見る長尾。

「な、な、な、なんで?なんでなん?」


⤴むしろ聞いてない

一方

「いやなんで隠れるんや。」

⤴自覚無し


「ꉂ🤣𐤔」


「ꉂ🤣𐤔」
⤴2人に気づかれてるし。


「えっ?なに?こっちはどうしたらええんや。逆に恥ずっ///////」

⤴とこっちはなぜか照れてるしꉂ🤣𐤔


「何ひとりで照れてるん?」


「目が合ったのに(/// ^///)(/// ^///)」


「大木せんぱーい!おはようございます!あっ、タケ先輩と、大助先輩もおはようございます!」

と上から元気よく手を振る謙杜。
健!おはよう」
「・・・・おはよう(俺らはついでか?いつのまに呼び捨てで呼び合う仲になったんや)」

「ほら、みっちーも隠れてないで挨拶しなよ」

「・・・・・」

恐る恐る顔を出す道枝。
「・・・笑おはよう・・・」

「あー!みっちーやー!おはよう」


「おはよう・・・ございます・・・」

「おまえは声がでかいわ」

「えー?だって、朝は元気に挨拶しやな始まらんやろー?」
「まぁ、そうなんやけどさー。ほら、行くで?」

「・・・・・」

「ほなまたなー」
「はーい」

「あっ!先輩方おはようございます!😄😄」

「おはよう!聖也くんに、恭一くん!  じゃあなぁ」

ひとしきり挨拶を済ますと行ってしまった先輩たち。



なぁ?先輩は好きな人・・今いるんですか?

俺、あれから気になってるんや。

「ごめんなぁ?こいつ、今イライラしてて」

「最近失恋したばかりなんや」


あの時言うてたことを思い出したら胸が痛くなってきて・・・俺やっぱり先輩のこと・・・・。



藤波side


「なぁ?タケくん・・・知ってる?あの子、みっちーくん。俺らのこと見とるで?」
⤴なぜ知ってる?
いや君のことも見てるわけではꉂ🤣𐤔

「まぁ、見とるのは俺・・・は含まれてないと思うけど・・・」

⤴するどい



「ん?あの子?あの子ってみっちーくんか?」

「他に誰がおるねん。今言うたやんか!道岡って苗字、割と珍しいんやから」

大木が、そんなことを言ってることを思い出し、思い切って上を見て見たんや。
そしたら

「!?」

「・・・・・?」

なぜかあいつは俺らのことをほんまに見ていて・・・.。けど誰を見ていたかまではわからんけど、なぜだかあいつと目があってしまい・・・


「・・・・・・」

「・・・・・!?(そ、反らされた?しかも隠れてしもたやんか)」

「えっ(;゚Д゚)!なんで?」
⤴思わず声に出た。
でも俺はじつは思い出したくないことを思い出したりもして・・・・



「タケ!!」

「・・・・・」


あいつと目が合ったときにその思い出は消された気がした。
「っていうか上を見た俺はどうすればええねん!」

つい照れてしまうと?


「なに照れてんの?😏😏」

とからかわれてしまう。

いやからかう大木。
覚えとけよ?

「(/// ^///)」

⤴でも照れには勝てない。


「大木先輩ー✋」

「健!おはよう!」
「・・・・」

けど次に見た時には健ってやつが大木と大助に挨拶をしていて、隠れていたあいつ・・・道岡もようやく顔を出してくれた。

「お、おはようございます・・・(/// ^///)」
なんやあいつも照れてるやんꉂ🤣𐤔

「おはよう・・・・」


なぁ?道岡・・・声をもっと聞かせて欲しいんや。

せっかく日曜日の【秘密の時間】に2人で会うようになったんやから。
そん時もあんまり話さへんし。

俺だけにきかせてくれやんかなぁ?




そんなふたりの思いが交差しようとする頃・・・ふたりがいつも会う秘密の時間に大雨が降ってきた日のことだ。

「うわぁ!まじかァ・・・」


ひとり叫ぶみっちー。

「よし、こっちや」
俺はみっちーの腕を掴むと走り出した。

「えっ?」

《ワンワン》
ハナも一緒やで?今二人きりやと思ったやろ・・・

「うっわぁ。びしょ濡れや・・・」

その日は、最初はそんなでもなかったのにいつの間にか、本降りになってきて?

雨宿りできる場所に2人で入り・・・


「ほら、ちゃんと頭拭けよ?風邪ひくやろ?」
とタオルをくれて

「でも・・・」

藤原丈一郎「あっ、大丈夫や。新しいタオルやから。(汗臭いの渡すわけないやん)はい、こんなこともあるかといつも持ち歩いとるし」
「大丈夫です。先輩こそ」

それでも頭にタオルを乗せてくれる
風邪ひいてほしくないから」
乗せたタオルで髪を拭いてくれるやなんて

「えっ・・・(/// ^///)」
それから見つめ合う形となり
「・・・・(/// ^///)(/// ^///)」

照れる2人。
「じ、自分でやります(/// ^///)」

「か、風邪ひくなよ?(/// ^///)」

「いや何回言うんですか(笑)そっちこそ・・・」

《ワンワン(僕も僕も)》
「うわぁ、びっくりした!ハナ!犬はダメ!帰ったら拭いてやるから!急に吠えるな!(って言うか2人きりやなかったんやった)」

「あはは🤣」
「もう!笑わないでくださいよクシュン(* >ω<)=3クシュン」

「ほら言っとる傍からくしゃみした」

「・・・・」


雨のおかげもあって今日は会話が続いている。

なんでやろう。

もう少しだけこのままいたいんや。

「もう少しだけこのまま・・・・」


2人は同じことを思っていた。

雨が小雨になってきていた。

「じゃあ・・・俺・・・帰りますね?また・・・明日・・・学校で。
タオル、洗って返しますから・・・」

「そんなんいつでもええで?タオルなんていくつでもあるしな。それより、気をつけて帰れよ?滑りやすくなってるから」

「先輩こそ、気をつけてください」

「お、おう」

「・・・・じゃあ✋」
「・・じゃあ・・・✋」

って言うかこの2人少しは進展したのか?



まだ誰も知らないのであった。









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