魔女っ子になるのはムリそうなので、幼馴染を魔法使いにします!~処女と童貞の焦らしプレイ~

かみゅG

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平日4

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 学校に行って、授業を受けて、放課後になったら部活動をする。
 これが最近の平日の行動パターンです。
 でも、休日の行動パターンには、少し変化がありました。

「キララ、明日は仕事だよね。一緒に行こうよ」
「ええ、もちろん」

 金曜日の帰り際、ソラが話しかけてきた内容に頷きます。
 私はもともと休日にモデルのお仕事をしていたのですが、それにソラが参加するようになったのです。
 ソラは、一度体験してから、すっかりやる気を出しました。
 お金が目的というより、色々な服を着ることができるのが嬉しいみたいです。
 この調子で、魔女っ子としての修行を積んで欲しいものです。

「そういえば、イブさんも来るのかな?」

 そうそう、彼女もお仕事に参加するようになりました。
 彼女の場合は、お化粧の方法やら、衣装代やらが目的のようです。
 でも、それらは自分で使うのが目的ではありません。
 弟さんのために頑張っているのです。
 ぜひとも、弟さんを立派な男の娘に育て上げて欲しいものです。

 ちなみに、イブさんというのは、女番長さんのことです。
 そういえば、最近の女番長さんは、可愛らしい服を着ているので、番長っぽくないです。
 私も今度からイブさんと呼ぶことにしましょう。
 彼女の名前はイブキというらしく、イブさんというのは愛称です。
 以前、彼女はその愛称を嫌がっていたのですが、彼女がツンデレと知った今ならわかります。
 あれは照れ隠しだったのでしょう。

 さて、ソラに訊かれたイブさんの今週末の予定ですが、私は知りません。
 でも、大丈夫です。
 彼女と連絡先を交換しているので、尋ねればいいのです。
 私はスマホを取り出します。

「聞いてみるわね」

 ソラに断ってから、イブさんに電話をします。

「…………」

 出ません。
 もう少し粘ってみます。

「……出ないわね」
「そうなんだ。仕事中かな?」

 その可能性はあります。
 イブさんは、私達と違って、平日の放課後もお仕事をしています。
 部活に入っていないからだそうです。
 お仕事中なら、あまり粘ると迷惑になってしまいます。
 私は諦めて電話を切ります。
 その代わり、別の番号にかけることにします。

「カメラマンさんに聞いてみましょう」

 しばし待つと、カメラマンさんが電話に出ました。

「もしもし」
「あ、キララちゃん? そっちから電話してくるなんて珍しいね」

 カメラマンさんは、声で私だと気付いたようです。
 休憩中なのでしょうか。
 慌てた様子も無く返事をしてきました。
 でも、休憩中ならイブさんが電話に出てもよさそうなものです。
 イブさんは、今日はお仕事ではなかったのでしょうか。
 聞いてみることにします。

「聞きたいことがあって」
「そうなんだ。こっちも、ちょっと困ったことがあってね」

 何かあったようです。
 そちらを先に聞くことにします。
 魔女っ子(代理)としては、困った人を見捨てることはできません。

「なにかあったんですか?」
「この前、キララちゃんが紹介してくれた子なんだけど、今日、来る予定だったんだけど来ていなくて」

 と思ったら、こちらにも関係する用件でした。
 私が紹介した子というのは、イブさんのことだと思います。
 
「サボリですか?」

 サボリはいけません。
 お仕事は信用第一です。
 急用があって休むにしても、連絡は入れないといけないでしょう。
 しかし、続くカメラマンさんの言葉は、私の推測を否定するものでした。

「仕事のある日は、遅刻せずに来ていたから、サボリじゃないと思う。だから、逆に心配でね。事故とかに遭っていないといいんだけど」

 カメラマンさんの口から出たのは、サボリを非難する言葉ではなく、心配する言葉でした。
 イブさんは真面目にお仕事をして、信頼を得ていたようです。
 サボリと疑ったりして悪いことをしました。
 でもそうすると、確かに心配になってきます。

「探してみます。お仕事の方は大丈夫ですか?」
「そっちは上手く調整するから、気にしないで。でも、無事がわかったら教えてくれると嬉しいかな」
「わかりました」

 仕事をするモデルが一人減ったのです。
 人手が足りないなら私が手伝いに行こうと思ったのですが、その必要な無さそうです。
 むしろ、カメラマンさんはお仕事のことより、イブさんのことを心配していました。
 面倒見がいい人です。
 安心させるためにも、早く探し出して、連絡してあげることにしましょう。

「ソラ、悪いけど今日は一緒に帰れないわ。イブさんが迷子になったみたいだから迎えに行ってくる」
「僕も一緒に行くよ」
「この時間は通勤通学で混んでいるから、一人の方が動きやすいわ。ソラは先に帰っていて」
「そう? 困ったことがあったら手伝うから、言ってね」
「ありがとう」

 私はソラとは別方向に歩きだします。
 まずは、イブさんの通う高校からでしょうか。
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