【R18】侯爵令嬢、断罪からオークの家畜へ―白薔薇と呼ばれた美しき姫の末路―

雪月華

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ゼラとダン ※

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 あれから、毎日ゼラにおねだりしてまで、お口でして精液を飲ませてもらっている。

 オークの精液を飲むなんて嫌だったはずなのに。
 美味しい訳でもないのに、身体が欲しがっているというか、そんな感じ。

 繁殖場のお務めはまだお休みしている。
 小隊長の事件があってから、始まりの厩舎に行くのが怖くて仕方がない。
 考えただけで、息が苦しくなって目の前が真っ暗になってしまう。

 時々あの時のことを夢に見てうなされ、その度にゼラに慰められている。


「……おまんこしような」

 秘所の傷が治ると、ゼラが私をあやすように抱き、なかに入って来た。

 久しぶりにゼラの雄茎にどっしりと膣を満たされ、熱い精をたっぷりと膣内射精中出しされると、あるべきものに満たされたという気がして、気持ちが安らいだ。



 ――最近なんだか、眠くて仕方がない。一日中、うとうとしている。

 ゼラに起こされて食事をして、また眠る。

 寝ぼけている間にゼラに挿入されていて、目が覚めるのと同時に達してしまったこともあった。


 ある日、ダンが様子を見に部屋に訪ねて来た。

「――シロちゃんは、孕んだのではないか?」

 まどろんでいる私を見てダンが指摘する言葉に、びっくりして、一気に目が覚めてしまった。

 ゼラの顔を見ると、固い表情のまま頷く。 

「上に報告は……その様子じゃ、してないな?」

 ダンの追及に、ゼラはプイと顔をそむけた。

「おい、ゼラ。どうするつもりだ? このままじゃ、シロちゃんだって」 

「しばらく、このままそっとして置いてやりたい。今無理をさせたら、シロが壊れてしまう」

「だけど……」

 ダンは私をチラチラと見た。

「俺たちは呪われた種族だ。雌がいないだけじゃない。孕んだ後も雌に毎日魔精液を飲ませ、胎内にも注いでやらないと、仔が流れてしまう。お前一人では足りないのではないか」

「だから、お前に協力を頼みたい」

「何だって!?」


 ゼラはベッドに腰かけると、私を持ち上げ、固く起立した肉茎の上に私をゆっくりと降ろした。

「ぁぁんっ」

 ゼラの先端が蜜口を押し広げて、入って来る。
 貪欲な肉壺はすぐに蜜を零して、ゼラのモノを受け入れてしまう。

 そのままゼラが私を抱いて、ベッドに仰向けに横たわる。
 私はゼラの上に乗っかっている形になった。

「ダン、シロの後孔アナルに挿入してやってくれ」

 ゼラのたくましい男根に貫かれているのに、後孔アナルにダンのモノも?!

「仕方ないな……」

「シロは後孔アナルはまだ慣れていないから……」

「分かってる」

 ダンは私の後孔の栓アナル・プラグを引き抜き、何か古の言葉を発した。
 すると、中に入っているピンクスライムがするすると出て行く。

 そうしてゆっくりと、ダンが後ろの窄まりから中へと入って来た。

 二つの巨根に上の口も下の口も塞がれ、お腹が一杯になってしまった。

 二人の雄茎が私の中に……。

 ゼラの唇にキスをすると、ヒュウッとダンが口笛を吹いた。

「熱いね、焼けちゃうなぁ、シロちゃん。ん、おっぱい、少し大きくなったね」

 後ろから私の胸に手をまわして、二つの双丘を揉む。

「ぁ、ぁ、ぁん」

 私の中でゆるゆると動かされる、二つの雄茎が肉壁越しに互いに擦れ、ぶつかり合う。

「ゃっ、変に、変になっちゃうっ」

 いやいやをするように首を振りながらも、二人が同時に私の中でイッて欲しいと願う。

「ぁっ、もうっ、イッちゃう、イッちゃうの」

「イキやすくなったね、シロちゃん」

「イク、イクッ、ぁぁ――――っ」

 願ったように、ほとんど二人は同時に射精してくれた。

 熱い迸りが、二つの胎内に注がれていく。

 後ろからダンが、そしてベッドに仰向けになっているゼラに前を串刺しにされて。



 その後、私たちは気だるい身体を横たえて、ぽつりぽつりと話し合った。

 さすがに、三人で川の字になって寝ると、ベッドが狭い。

 私をはさんで、両側からゼラがお腹を擦り、ダンは髪を撫でた。

「シロの腹の中には、二体の強い魔力を持った仔がいる」


 強い仔……? まさかあの小隊長の子なの?

「ぃゃ、怖い……」

「大丈夫だ、シロ。俺がついている」

「仔はオーク全体の仔として大事に育てられる。心配しないで、シロちゃん」

「しばらく、このことは他の連中には黙っていてくれ」

「だけど……生まれるまではごまかせると思うけど、その後どうすんだよ――」


 黙り込むゼラに、ダンはため息をついた。

「シロちゃんは、下士官の厩舎に行くことになるだろうな。ゼラが心配するのも分かるが……」


 あの小隊長が来る! と思うと、身体が震え始めた。


「俺が何とかするから。シロは余計なことを考えるな」


 そうは言っても、不安でたまらない……。

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