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第5節 女子高生(おっさん)の日常と、いとも愛しい夏休み

167.女子高生(おっさん)と波澄阿修凪②

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〈自室〉

 精神体の阿修凪ちゃんとの脳内会話は深夜帯(22時過ぎ)での危険な夜更かしへと突入する。

 それで? そんなに重要な阿修凪ちゃんの言いたいことってなに?

──『え……えっと……そ……そのっ……あのっ………ひ……と……のは……………………』──

 ……? ごめん、全然聞こえないんだけど。

──『だからっ……私とおじさんは身体の感覚も共有してるので………あの…………あんまり………ひ……ひとりでするのは……その……抑えてほしいというか……』──

「聞こえない、ワンモアプリーズ」

 興奮するあまり声を出してしまった。
 ふむ、身体の感覚は共有しているのか……まるで快感同期だ。とてもいい事を聞いた。

 そうだ、おっぱいを揉もう。

──『あっ……んっ……! い……言ったそばから……んんっ……ダメって言ってるのにぃ……っ』──

 なにこの身体、お得すぎる。
 ひとりでもふたり、ふたりでもひとつ。

 では、おち●ちんを脳内に鮮明に描いてみるのはどうだろうか。

──『──っ!!? ゃぁぁぁっ……だめですって……そんな………こ、これお、おじさんの……ですか……?』──

 おや? 興味津々かい? いけない娘だねぇ。

──『ぅぅ……そんな事ないです……他の人のだったら嫌ですけど……おじさんのだったら……って思っただけで……』──

 なにこれ、めっちゃ楽しいし興奮する。
 脳内女子高生(げんじつ)による新形態──感覚もイメージも共有してるからセクハラし放題。更には自分が気持ち良くなりつつ、阿修凪ちゃんも気持ち良くしてあげられる──それはもう『おS●X』してるのと同じといっていい。

 端から見ると、ただの妄想激しい危ないおっさんだけど……ガワも美少女女子高生なので何も問題なし。

 これは寝てる場合じゃねえ!
 と、俺はこっそりとお股へと手を伸ばした。

──『やぁっっ!? そこはだめですっ……! 声我慢できないからっ……聞こえちゃうっ……!』──

 仕方ないじゃん、阿修凪ちゃんがえっちな声出すからおじさん興奮しちゃったんだよ……

──『ダメダメダメぇっ──!!』──

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 隣でカザカちゃんが寝ている事もあって、偲びつつの遊戯は非常に素晴らしいものになった。
 なにがって? 勿論、脳内妄想に決まっている。
 女子高生だし18禁な事はNGなのだ。

──『はぁっ……はぁっ……ダメって言ったのにぃ……』──

 しかし、あんまりやりすぎると阿修凪ちゃんが可哀想なので週二回くらいにしておこうと──心の奥底に誓った。

──『筒抜けですからねっ!? もうっ……ふふ……本当に気に病んでませんから……もう少しだけ、おじさんのアシュナの中にいたいのも本当ですから安心してください。元気づけようとしてくれたのも筒抜けですよ』──

 なんだ、バレてたのか……やっぱり自分に嘘はつけないもんだね。

──『やり方は最低ですけどね……慰めようとしてくれてたのは伝わってきたんで……』──

 慰めて、慰める。自分を慰めるのにここまで的確な方法はあるまい──これぞ『自……』

──『言わなくていいですからっ!!』──

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